ThinkPad T510の内部パーツの構造と、着脱式のDVDドライブについて 【レビュー】
前の記事(T510、T410と似てるけど違います)に引き続いてT510の記事です。
今回は、T510の底面付近に配置されているメモリやHDDを覗いてみました。
あと、ついでにT510に搭載されている着脱式のDVDマルチドライブと、
空いたDVDドライブベイに装着するウエイトセーバーの重量を測ったので、それらの写真も掲載しています。
(マシンの軽量化が可能な着脱式DVDドライブですが、ドライブ無しだとどの程度軽くなるのか?と思ったので)
↑T510の底面。手前のグレーっぽいものは気にしないで下さい
T510、見た感じではやはり、T510と同じTシリーズのT410と同じような感じに見えますが、
HDDの配置が少しT410とは異なります。
ですがメモリスロットの配置はT410と同じで、2つあるスロットのうちの1つがキーボード下にある為、
メモリの交換などは少々面倒かもしれません。 難しいという事ではないです
では以下、画像に交えて各パーツの解説です。
底面全体。
手前のグレーっぽいものは気にしないで下さい。そこだけちょっと修正かけています。
バッテリーの開閉ラッチ。
スライドさせて、バッテリを取り外します。
マシンの分解などを行う時は、必ず取り外しましょう。
バッテリーを外した所。
T410と同じく、Windowsのプロダクトシールがこんなところに・・・
底面にあると、使い方によっては汚れたりするので、私的にはこちらの方が良いと思いますね。
ウルトラベースを接続する為のコネクタです。
T510のメモリスロットのカバー。
メモリに関しては、T410と配置が全く同じようです。
開いてみると・・・
やはりT410と同じく、底面のメモリスロットにはメモリがささっていませんでした。
(参考:T410の底面写真 メモリは底面とキーボード下の2箇所に)
T510では、2つあるメモリスロットのうちの1つがキーボードの下に配置されている為、
もう一方のメモリスロットにアクセスする場合は、キーボードを取り外さなくてはなりません。
(底面に配置されているメモリスロットの、ちょうど裏側に配置されている)
キーボードの取り外しは、きちんと手順を踏めば決して難しいものではありませんが、少々面倒です。
こちら側がメモリスロット。
こちらはWIMAXのモジュール。
HDDドライブベイのカバーです。
T410ではマシンの側面から取り出すような構造になっていましたが、T510では底面からアクセスします。
5400rpmの320GB HDDです。
T510もT410と同じく、着脱式のドライブが搭載されています。
写真はドライブの開閉ラッチとロック。
DVDスーパーマルチドライブを取り外した所。
ウエイトセーバーとDVDスーパーマルチドライブ。
DVDスーパーマルチドライブの代わりに、ウエイトセーバーを装着。
こうする事で、軽量化が可能です。
T510には、リカバリーメディアも付属しています。
次に、着脱式のDVDスーパーマルチドライブと、ウエイトセーバーの重量を比較してみました。
左がDVDドライブ、右がウエイトセーバー。
ウエイトセーバーは、プラスチックで出来ており軽いです。
まずウエイトセーバーを計測。
ウエイトセーバーは25gでした。
次にDVDスーパーマルチドライブを計測。
DVDスーパーマルチドライブは164gでした。
164g - 25g = 139g
という事で、DVDドライブを取り外す事で139g軽量化できるということになります。
ちなみに139gって大したことないんじゃ・・?って思ってしまう方もおられるかと思いますが、
100gって結構バカにできない数字です。
とはいえ、やはり劇的に軽くなるわけではありません。
でも重いよりは軽い方が良いと思います。
なんてこと書きつつ、T510は基本的に持ち運びはないかも・・・なんて思ったり
まあとにかく、軽量化できるということです。
T510の記事はまだ続きます。
・T510、T410と似てるけど違います
・T510のメモリやHDDの配置と、着脱式のDVDドライブ 【レビュー】(現在の記事)
・T510の構成と そのEインデックスのスコアは・・
・T510 ベンチマークの結果です
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