ThinkPad T510の構成詳細と エクスペリエンス・インデックススコアをチェック【レビュー】
T510の記事の続きです。
(前は、T510のメモリやHDDの配置と、着脱式のDVDドライブ)
今回は掲載しているT510のスペック構成を見てみました。
ちなみに、タイトルの「Eインデックス」とは、Windows Vista以降のOSに標準で付属している、
マシンの性能評価ツール「エクスペリエンス・インデックス」の事です。 長いので略しました
はじめにT510の構成です。
マシンの型番は「43143VJ」。
多分、手元にあるT510の構成は仕様通りのものだと思いますが、一応調べてみました。
【OS・ディスプレイ・プロセッサ】
搭載OSは、Windows 7 Professional 32bit版。
オプションとしてWindows 7の各種バージョン、そしてXPなども用意されています。
そしてディスプレイは、LEDバックライト搭載の15.6型HD+(1600×900ドット)。
もう一つ、HD(1366×768)を選択する事も可能です。アンチグレアタイプ。
プロセッサにはCore i5-520Mを搭載。(動作周波数:2.40GHz、TB時最大で2.93GHz、L3キャッシュが3MB)
他にCore i3、Core i5-540MやCore i7などもオプションで選択する事ができます。
Core i3を選択すると製品に刻印される製品名が「T510i」となるようで、これは他のモデルと同じですね。
Core i3だという以外に違いはないので、性能もそう大差はないと思うのですが・・・
↓T510搭載のCPUのより詳しい情報
【チップセット・グラフィックス・ストレージ】
掲載のT510に搭載されているチップセットは「QM57」。
グラフィックスは、プロセッサ内蔵の「インテル HD グラフィックス」。
搭載ストレージは、5400rpmの320GB ハードディスクドライブ。
【メモリ】
掲載のT510に搭載されているメモリは、2GB(DDR3)。
スロット数は2つ、最大で8GBまで搭載が可能です。
ちなみに前のページ(T510のメモリやHDDの配置と・・・にも書きましたが、
T510の2つのメモリスロットは、マシン底面とキーボード下に分かれています。
ですので、キーボード下のメモリスロットにアクセスする際には、
キーボードを外さなくてはなりませんので少々面倒です。
ただ、T510では今の所、カスタマイズ時にメモリ8GBのオプションが用意されているため、
メモリを沢山積みたい人は、はじめから8GBを選択できます。
(ので、面倒な思いをして自分で追加する必要がない)
ちなみにここまで書いて思うのは、このT510は少し前に掲載したThinkpad T410の構成と全く同じだなあという事。
もちろん、用意されているカスタマイズのオプションなどが異なるので、
性能などはその内容によって変わってきます。
オプションを沢山追加すれば高機能&性能になり、そうでなければ程ほど・・となるので、
どちらが良いのかという事は一概にはいえないのですが、目だって違う部分を挙げると、
T510とT410ではディスプレイサイズと解像度が違うと言う部分、そして上にも少し書きましたが、
T510ではカスタマイズ時に8GBまでメモリを積む事が出来ると言う部分などがあります。
(T410では、現在の所4GBまでしか用意されていないので、8GBにするとなると自分でメモリを追加しなくてはならない)
不思議に思う点は、T510とT410でほぼ同構成だと価格が変わらないという部分。
(もしかすると私の勘違いかもしれませんが、確認したものでは価格は同じ)
サイズが大きければよいというものではありせんが、据え置きでの使用を前提で購入するのなら、
ディスプレイは大きい方が良いのでは?(同じ価格のT510の方が良いのでは)というのが私の意見です。
その辺については、また後の記事で述べます。
最後にT510のエクスペリエンス・インデックスのスコアです。
前にも書いたとおり、T410と構成が同じなので、スコアも多分T410と殆ど変わらないのではないかなと思います。
基本となるサブスコアは、グラフィックスの3.9。
これは・・
Win Exインデックス | ThinkPad T510 | ThinkPad T410 | ThinkPad X100e | ThinkPad Edge 13” |
プロセッサ | 6.5 | 6.5 | 3.1 | 4.2 |
メモリ | 5.5 | 5.5 | 4.9 | 4.9 |
グラフィックス | 3.9 | 3.9 | 3.5 | 3.1 |
ゲーム用グラフィックス | 4.9 | 4.9 | 4.9 | 4.5 |
プライマリ ハードディスク | 5.6 | 5.6 | 5.9 | 5.8 |
この通り、前に掲載したT410とスコアが全く同じです。
まあでも構成が全く同じですので、当然といえば当然かもしれません。
Core i5を搭載しているだけあって、プロセッサのスコアは高めです。
Core i7を搭載すれば、更に高性能になるんだろうなあと思います。
では引き続き、T510の記事を掲載していきます。
次はベンチマーク結果を一通り掲載する予定です。 T410とあんまり変わらないんですが
・T510、T410と似てるけど違います
・T510のメモリやHDDの配置と、着脱式のDVDドライブ
・T510の構成と そのEインデックスのスコアは・・ 【レビュー】(現在の記事)
・T510 ベンチマークの結果です
・Thinkpad T510 使用感を簡単にまとめると
・Thinkpad T410 実機レビュー
・Thinkpad X201 実機レビュー
・Thinkpad Edge 14”と15”が日本でも発売開始です
・オーバースペック Thinkpad W701&W701ds
・Thinkpad T410 と T410sの違いを見てみた
・X201やX201sをまとめると
・X201じゃ無いけど・・X200sでベンチマーク その1
・Thinkpad Edge 13”ってどんな感じですか?