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HPが販売するノートPC、HP 14s-cf0000のレビューです。

HP 14s-cf0000は、14型サイズのノートPC。

CPUにCeleron N4000、もしくはCore i3-7020Uを搭載するエントリーノートで、日常使いできる性能を持ちながらもリーズナブルな価格を実現しています。

14型ながら約1.5kgと持ち運びやすい軽さであること、またエントリ―ノートながら液晶にはフルHDの解像度を採用しており、実用性に優れる点が魅力の製品です。

低価格なノートをお探しの方、簡単な用途に使えるメインノートをお探しの方に向いています。

今回は、Celeron N4000を採用する構成のモデルを使用してみましたので、その使い勝手や性能について詳しくご紹介いたします。

【HP 14s-cf0000 レビュー記事目次】

HP 14s-cf0000 筺体外観や操作性をチェック
 ・筺体外観・インターフェース
 ・キーボードの操作性
 ・重さ

構成と特徴・ベンチマークテストの結果
 ・構成と特徴
 ・ベンチマークテストの結果
 ・消費電力・温度
 ・バッテリ駆動時間

製品のまとめ
 ・HP 14s-cf0000 まとめ

※掲載製品は Linkshare様よりお貸出しいただいたものとなります。


HP 14s-cf0000 筺体外観・インターフェース

HP 14s-cf0000の外観をチェックします。



清潔感のある、ホワイトをベースとするシンプルデザインを採用しています。天板中央付近には鏡面仕上げのhpロゴを配置。

低価格帯の製品であるのにも関わらず、スタイリッシュで見映えするデザインを採用しているところが、HPのノートらしいです。

外観にこだわりがある方にも持ちやすいマシンだといえます。



全体的に丸みのあるフォルムを採用した、柔らかい雰囲気の筐体です。細かいところまできれいに仕上げられていますね。





背面、正面側からみた筐体全体の様子です。
筐体全体にホワイトカラーが採用されており、デザインに一体感があります。

液晶ベゼルがやや細身であるところが、最近のノートという感じですね。



ディスプレイには14型フルHDの光沢液晶を採用。
エントリーノートながら、フルHDの高解像度な液晶を採用しているところが珍しいです。

低解像度がよいか、高解像度がよいかは利用者の好みによってわかれますが、高解像度液晶の方が画面にたくさんの情報を表示させられるため、調べものや事務作業がしやすいというメリットがあります。

光沢タイプであるため、明るい場所ではやや映り込みや反射が目立つものの、使いやすい液晶です。






IPS方式の液晶であるため、視野角は広いです。
エントリータイプのノートの液晶にしてはきれいですね。




液晶上部のベゼルには、HP TrueVision HD Webcam (約92万画素のWebカメラ)を内蔵、ベゼル下部にはHPの小さなロゴを配置しています。



液晶の最大開閉角度は約135度。
ノートの液晶としては標準的な可動域であり、画面の角度調整は普通にしやすいです。




筐体側面にあるインターフェースの内容をチェックします。

左側面です。
左からセキュリティロックケーブル用のスロット、USB3.1 Type-C、SDカードスロットが並びます。



右側面にはヘッドフォン出力とマイク入力のコンボポート、USB3.1×2基、HDMI、LAN、電源コネクターが並びます。




筺体正面、背面側には何もありません。

光学ドライブはありませんが、USB端子にはType-AとType-Cの両方が備わっていること、また通常サイズのカードスロットやLAN端子など、使いやすい内容のインターフェースを備えていると感じます。

充実しているといえるほどではないものの、多くの方に使いやすい内容です。



筐体底面です。
写真は上が筐体背面、下が正面側となります。

ゴム足と通気口以外何もない、シンプルデザインの底面です。
天板と同じホワイトカラーが採用されているところがきれいですね。



HP 14s-cf0000本体と、付属の電源アダプターやケーブルです。




19.5V、2.31Aで45Wの電源アダプターです。



電源ケーブル代わりに利用できる、ウォールマウントプラグが同梱されていました。



キーボードの操作性

HP 14s-cf0000に搭載されているキーボードの操作性をチェックします。



アイソレーションタイプの日本語キーボードを採用しています。
主要なキーのピッチは約18.7×18.4mm、キーストロークは約1.5mmと、HPのノートでは標準的なサイズと深さをもつキーボードです。

最上部のファンクションボタンは、デフォルトでは明るさや音量調整といったメディア機能が動作する仕組みとなっています。

HomeやPgupといったキーが右端一列に配置されている所がやや使いづらくはあるものの、キー自体の打ち心地は悪くはありません。

右端一列にキーを配置するスタイルが個人的には好きになれないのですが、タイピングがメインの作業だというのでなければあまり気にはならないです。



ほぼ平らな形状のキートップを採用しています。
クリックした時の感触は悪くなく、普通に打ちやすいキーです。



パームレストやキーボードまわりにはヘアライン調のデザインが採用されており、整っていてきれいです。



キーボード上部には、スピーカーを内蔵しています。
音質は普通ですね。

音質が良いとは言えませんが、ノートのスピーカーであっても動画のサウンドなどを普通に聴けるくらいのクオリティは備えています。



タッチパッドです。
最近のノートにしては珍しく、独立型のボタンを備えています。

やや硬めのボタンではあるものの、ボタンが独立しているのは押しやすく操作がしやすいです。

エントリータイプのノートは細かい部分が行き届いていない印象があるのですが、本製品は逆に、使いやすくなるような工夫が多く取りいれられているように思います。



重さ

HP 14s-cf0000の重さをはかってみました。

PC本体の重さは1474g。
モバイルノートとしてはやや重めなものの、14型ノートとしては軽い部類です。

PCを持って部屋移動したり、近場のカフェに持って行って使うなど、モバイルノート的な使い方がしやすいです。



電源アダプターとケーブルをあわせた重さは、299g。



ウォールマウントプラグの重さは41g。



HP 14s-cf0000 構成内容とその特徴について

掲載しているHP 14s-cf0000の構成内容と、その特徴について解説します。

【CPU-Z】



【搭載されているストレージ】

東芝製の1TB HDDが搭載されていました

【HP 14s-cf0000 の主な構成】

OS   Windows 10 Home 64bit
プロセッサ   Celeron N4000(1.10GHz~2.60GHz)
ディスプレイ   14.0型ワイドフルHD(1,920×1,080)、光沢、IPS
グラフィックス   インテル UHD グラフィックス 600
メモリ   4GB (4GB×1/DDR4-2400MHz)
ストレージ   1TB HDD (SATA、5400rpm/東芝製)
無線機能   IEEE802.11a/b/g/n/ac 、 Bluetooth4.2
バッテリ   リチウムイオンバッテリ(3セル/約8時間30分)
サイズ   324×226×19.5~21.5(幅×奥行き×高さ/mm)
重量   約1.50kg
カラー   ピュアホワイト
付属   速効!HPパソコンナビ特別版ほか
標準保証   1年間 (引き取り修理サービス、パーツ保証)、使い方サポート

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2019年04月08日時点の情報に基付く内容となります。

Windows 10 Home、14型フルHDの光沢液晶、Celeron N4000、メモリ4GB、1TB HDDという構成内容のモデルです。

提供されているのはこのCeleron N4000の構成と、Core i3-7020Uを搭載する構成の2種で、主要な構成のカスタマイズは行えません。

モデルごとに、構成内容は固定されています。

ストレージがHDDという点がいかにもエントリーという感じなのですが、実際に使ってみた感触では思ったほど遅くはないという印象です。

SSDを搭載したPCのようなサクサクとした使い心地ではありませんが、ストレスが溜まるような処理速度でもなく、価格が安いという点を考えると悪くないと思います。

保存容量に余裕があるため、写真や動画ファイルをPCに保存したいような場合にも便利です。


Core i3-7020Uモデルの構成もあげておきます。
Celeronモデルとの違いはCPUとメモリの種類(DDR4-2133MHzのメモリを搭載)のみで、他は同じです。

OS
・Windows 10 Home 64bit

液晶
・14.0型ワイドフルHD(1,920×1,080)、光沢、IPS

CPU
Core i3-7020U(2.30GHz)

メモリ
4GB(4GB×1/DDR4-2133MHz)

グラフィックス
・インテル HD グラフィックス 620

ストレージ
・1TB HDD (SATA、5400rpm)



ベンチマークテストの結果

掲載しているHP 14s-cf0000で実施した、ベンチマークテストの結果です。


【CrystalDiskMark】


【3DMark】



上からCloud Gate、Sky Diverの実行結果


【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】


1280×720/低品質、ウィンドウモードで実行


【FINAL FANTASY XIV 紅蓮のリベレーター】


1280×720(DirectX 11/標準品質(ノートPC))


【CINEBENCH R15】


ゲームは軽いタイトルでも厳しく、やるとしたらブラウザゲームなどのライトなタイプに限られます。

一般的な用途に関しては、複雑な写真・動画編集など負荷のかかる作業には向いていませんが、ネットや動画観賞をはじめ、オフィス文書の編集や簡単な写真編集など、ライトな作業であれば無理なく行えるはずです。

できるだけ快適に作業が行いたいのなら、Core i3のモデルをおすすめします。



消費電力・温度

HP 14s-cf0000のアイドル時、およびベンチマーク実行時(FF XIV)の消費電力を測定してみました。

画面の輝度を50%に設定した上で測定しています。
(以降、全てこの設定を使用)

アイドル時 ・・・ 5W
ベンチマーク実行時 ・・・ 14W

※実際の値は若干上下します

アイドル時、ベンチマーク実行時ともに低消費電力です。




以下、アイドル時、高負荷時(FF XIVを20分以上実行)のパーツ温度と、高負荷時のキーボード表面温度です。


パーツ温度


キーボードの表面温度

ベンチマーク実行時にはややCPU温度が上昇するものの、一般的なノートPCの中では温度は低い方だといえるでしょう。

キーボードの表面温度も低温です。
タイピングをはじめとするキーボード操作が快適に行えます。



バッテリ駆動時間

バッテリベンチマークソフト「bbench」を利用し、HP 14s-cf0000のバッテリ駆動時間を測定。

ソフトの設定はストロークの実行が10秒毎、ワイヤレスLANによるネットへのアクセス(ブラウザで新規ページを開く)が60秒毎に実行されるという内容です。




バッテリの電力が100%から9%に減少するまでの時間は33184秒。
約9.2(9.217777777777778…)時間ものバッテリ駆動が可能という結果です。

低消費電力な構成のモデルであるため、バッテリの持ちは良い方です。
これだけ持てば電源のない場所で利用したとしても、ある程度のボリュームの作業をこなせると思います。

バッテリの持ちが良いのは、PCの利用場所をよく変える人に便利です。



HP 14s-cf0000 まとめ

HP 14s-cf0000のレビューは以上となります。
最後にまとめます。

・14型フルHDの光沢液晶を採用
・CPUはCeleron N4000、Core i3-7020Uの2種
・4GBメモリ、1TB HDDを搭載
・約1.5kgと14型ノートにしては軽い
・スタイリッシュなデザイン
・低価格

フルHDのIPS液晶の搭載や、スタイリッシュで見映えするデザインを採用するなど、エントリータイプのノートにしては細かな部分に配慮のあるノートPCです。

構成的に高負荷な作業には向きませんが、日常の軽い用途をこなせるだけのパワーはあること、また省電力なおかげでバッテリの持ちが良いため、モバイルノート的な使い方にも向いています。

大容量のストレージを備えているため、容量を気にせずにファイルの保存やアプリのインストールが行えるところも便利です。

価格の安さも魅力だといえるでしょう。
その割に安っぽさがないため、外観にこだわる方にもおすすめです。

個人的には下位のクラスのPCであるのにもかかわらず、フルHD液晶を搭載している点が良いと思います。