ドスパラが販売するノートPC、Critea DX-KS RH3のレビューです。

Critea DX-KS RH3は、15.6型サイズの液晶を搭載するノートPC。

今回掲載しているのは500GB SSDを標準搭載する、「Critea DX-KS RH3 SSD特価」というCritea DX-KS RH3シリーズの派生モデルで、第8世代のCore i3、8GBメモリ、500GB SSDを搭載しながらも6万円台(税別/2019年4月18日時点)という低価格を実現しています。

CPUの性能的に高負荷な用途には向かないと思われるものの、掲載モデルに採用されているCore i3はターボブースト機能を搭載した比較的パワーのあるモデルであり、やや重い作業をこなせる程度の性能は持ちあわせています。

メモリも8GBと十分であり、実際の使い勝手も考慮すると非常にコストパフォーマンスに優れた製品だといえるでしょう。

価格も性能にも妥協したくない方におすすめのノートPCです。

今回は、そんな「Critea DX-KS RH3 SSD特価」の特徴や使用感、性能面について詳しくご紹介いたします。

【Critea DX-KS RH3 レビュー記事目次】

Critea DX-KS RH3 筺体外観や操作性をチェック
 ・筺体外観・インターフェース
 ・キーボードの操作性
 ・重さ

構成と特徴・ベンチマークテストの結果
 ・構成と特徴
 ・ベンチマークテストの結果
 ・消費電力・温度
 ・バッテリ駆動時間

製品のまとめ
 ・Critea DX-KS RH3 まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


Critea DX-KS RH3 筺体外観・インターフェース

Critea DX-KS RH3の筐体外観をチェックします。




シルバーのカラーリングのみという、とてもシンプルなデザインを天板に採用しています。

シンプルと一口にいってもいろいろありますが、Critea DX-KS RH3の天板にはロゴすらありません。究極とも思えるシンプルデザインが取りいれられています。

低価格帯のノートPCであるため、使われている素材はプラスチックベースで高級な感じはしませんが、きれいに仕上げられていること、また無難な外観で多くの方にとって使いやすいデザインなのではないでしょうか。




天板の質感はサラッとしています


筐体はところどころに丸みを帯びたフォルムを採用



背面、正面側からみた筐体全体の様子。
15.6型のノートPCにしてはスリムなシルエットです。

サイズはそれなりにありますが、薄いために机の上に置いていても圧迫感がありません。




ディスプレイには15.6型ワイドHD(1366×768)の非光沢液晶を採用。

画面サイズの割に低解像度であるため、細かい文字やコンテンツを見るのが苦手な方には使いやすいと思われます。

また非光沢タイプの液晶であるため、周囲の風景の映り込みや光の反射が気になりづらいところも良いですね。光沢タイプの液晶に比べ、目が疲れにくいです。





液晶の視野角はやや狭いです。
TN方式の液晶が採用されているよう。

斜めから見ると画面の内容が見づらくなってしまいますが、そもそも作業時に画面を斜めから見ることはあまりないと思われ、大した問題ではないでしょう。

ただし複数人で画面を閲覧する場合に、位置によっては見え方が変わったり内容が見づらくなる可能性があります。




液晶上部のベゼルにはHD Webカメラが内蔵されています


液晶下部のベゼル上にはDiginnosのロゴをプリント

ディスプレイの最大開閉角度は約130度。
多くのノートPCに搭載されているディスプレイと、同等の可動域です。

画面の角度調整は普通にしやすいです。




筐体側面のインターフェースの内容をチェックします。

左側面の様子です。
電源コネクター、USB2.0、SDカードリーダー、ヘッドセット端子が搭載されています。



右側面にはUSB3.0×2基、HDMI出力、LAN、セキュリティロックケーブル用のスロットが並びます。




筺体正面、背面側には何もありません。


USBはType-A端子のみと、最近のPCのインターフェースと比較するとやや古い感じがすることは否めませんが、外部出力用のHDMI端子やSDカードスロット、またLAN端子を搭載するなど、あると便利だと思われる端子はしっかりと備わっています。

極端に端子の数や種類が少ないノートPCよりも、かえって使いやすいかもしれません。

なお、光学ドライブは搭載されていないため、必要な方は別途外付けの光学ドライブを用意しておきましょう。製品購入時のカスタマイズ画面で、PCと一緒に購入することも可能です。




筺体底面の様子です。
写真は上が筐体背面、下が正面側です。

最近のノートPCでよくみかける、一枚板の構造を採用しています。

この構造は、筺体内部へアクセスする場合に底面カバー全体を取り外す必要があるため、やや面倒です。とはいえ、外す機会があったとしてもそうそう頻繁にはないと思われるため、特に問題ではないでしょう。

※ 内部パーツのカスタマイズは製品保証の対象外となる可能性があるため、ご注意下さい。



Critea DX-KS RH3本体と、付属の電源アダプターやケーブルです。




電源アダプターは19.5V、2.1Aで40W。



キーボードの操作性

Critea DX-KS RH3に搭載されている、キーボードの操作性をチェックします。



アイソレーションタイプの日本語キーボードを搭載しています。
キーボードの右側にはテンキーを搭載。

キーボード底面にたわみが感じられることと、Enterなどの右側のキーとテンキーとの間隔に余裕がないところがやや使いづらいでしょうか。

とはいえ、標準的なキー配列や機能を採用しているため操作性は悪くはありません。キーの打鍵感もまずまず良い感じです。

特別良いわけではありませんが、変わったところがなく使いやすいキーボードだといえます。



平坦な形状のキートップを採用しています。
キートップ部分にはややザラツキのあるマットな質感の素材を採用しており、指紋あとが目立ち難いです。




キーボードの上部には、スピーカーを内蔵

ボタン一体型のタッチパッドが搭載されています。

使い心地はまずまず良いです。
タッチパッドの面積は広く、またクリックボタンも適度な硬さで押しやすく、細かい操作がしやすいです。

マウスを使った方が楽ではあるものの、タッチパッドで操作を行ったとしてもストレスがたまるような使い心地ではありません。



重さ

Critea DX-KS RH3の重さをはかってみました。

PC本体の重さは1819g。
公称の約1.8kgという数字とほぼ同じです。

15.6型ノートとしては軽い方ですが、正直モバイルノートとしてはやや重さがあるため、日常的に持ち歩くのには適さないと思います。

ただPCを持って部屋を移動したり、近場にあるカフェ等には持って行きやすいです。



電源アダプターやケーブルをあわせた重さは266g。
電源類も軽く持ち運びやすいです。



Critea DX-KS RH3 構成内容とその特徴について

掲載しているCritea DX-KS RH3の構成内容と、その特徴について解説します。

【CPU-Z】




【搭載されているストレージ】

Crucialの「CT500MX500SSD1」と呼ばれる500GB SSDが搭載されていました。

【Critea DX-KS RH3 の主な構成】

OS   Windows 10 Pro 64bit
プロセッサ   Core i3-8130U(2.20GHz~3.40GHz/2コア4スレッド)
ディスプレイ   15.6型ワイドHD(1366×768)非光沢
グラフィックス     インテル UHD グラフィックス 620
メモリ    8GB(4GB×2/DDR4 SO-DIMM PC4-19200)
ストレージ   500GB SSD(SATA/Crucial製)
有線LAN   ギガビットLAN
無線機能   Intel Wireless-AC 8265(IEEE802.11 ac/a/b/g/n)、Bluetooth 4.2
バッテリ   リチウムイオンバッテリー(約5.6時間/公称値)
サイズ   382×256×23.9(幅×奥行き×高さ/mm)
重量   約1.8kg
ソフトウェア   マカフィー・リブセーフ 12ヶ月 製品版(無料プレゼント中)ほか
標準保証   1年間 持込修理保証

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2019年04月18日時点の情報に基付く内容となります。

Windows 10 Pro、15.6型HDの非光沢液晶、Core i3-8130U、8GBメモリ、500GB SSDという構成内容のモデルです。

これは上位のProモデルで、Windows 10 Homeを搭載する標準モデルも存在します。記事冒頭で述べた「6万円台(税別/2019年4月18日時点)」という価格は、Windows 10 Home搭載の標準モデルの方です。

いずれのモデルもCPUはCore i3に固定されていますが、メモリやストレージはカスタマイズで変更することができます。

メモリは最大32GBまで、ストレージに関しては現在搭載されている500GB SSDとは別に、M.2 SSDを追加して2ドライブ構成も組めるなど、ある程度の拡張性がある点が魅力の製品です。

標準構成でも普段使いには十分な内容ですが、用途によって構成を変えられるのはユーザーにメリットが大きいといえるでしょう。



ベンチマークテストの結果

以下は、掲載しているCritea DX-KS RH3で実施したベンチマークテストの結果です。


【CrystalDiskMark】


【3DMark】



上からCloud Gate、Sky Diverの実行結果


【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】


1280×720/左から標準品質、最高品質、いずれもウィンドウモードで実行


【FINAL FANTASY XIV 紅蓮のリベレーター】


1280×720(DirectX 11/標準品質(ノートPC))


【CINEBENCH R15】


Core i3搭載であるため高負荷な用途には向きませんが、とはいってもターボブースト機能を持つ第8世代のCore i3を搭載しているため、思ったよりもパワーがあります。

ドラクエXのベンチマーク実行結果をみるとわかる通り、画質や画面解像度を調整すれば、軽いゲームタイトル程度なら普通にプレイできるくらいの性能を持ちあわせています。

加えて、SSDを搭載しているおかげで各場面での処理が高速なこと、また保存容量にも余裕があるため、残容量を気にすることなくサイズの大きなファイルの保存やソフトウェアのインストールが行えます。

低価格な割に、使い勝手はとても良いです。



消費電力・温度

Critea DX-KS RH3のアイドル時、およびベンチマーク実行時(FF XIV)の消費電力を測定してみました。

画面の輝度を50%に設定した上で測定しています。
(以降、全てこの設定を使用)

アイドル時 ・・・ 5W
ベンチマーク実行時 ・・・ 31W

※実際の値は若干上下します

負荷にかかわらず低消費電力ですが、特にアイドル時の消費電力が低いです。




以下、アイドル時、および高負荷時(FF XIVを20分以上実行)のパーツ温度と、高負荷時のキーボード表面温度です。


パーツ温度


キーボードの表面温度

高負荷な状態が続くとCPU温度は上昇しますが、高負荷時のパーツ温度としては低~普通です。

キーボード表面の温度も低いです。
快適にタイピングが行えます。



バッテリ駆動時間

バッテリベンチマークソフト「bbench」を利用し、Critea DX-KS RH3のバッテリ駆動時間を測定。

ソフトの設定はストロークの実行が10秒毎、ワイヤレスLANによるネットへのアクセス(ブラウザで新規ページを開く)が60秒毎に実行されるという内容です。




バッテリの電力が100%から5%に減少するまでの時間は41075秒。
約11.4(11.40972222…)時間ものバッテリ駆動が可能という結果です。

消費電力が低いためか、バッテリの持ちも良いようです。

負荷のかかる作業を行った場合、上記数値よりもバッテリ駆動時間は短くなるものの、それでもある程度の時間は使えると思います。

本製品はモバイル向けのノートではありませんが、バッテリの持ちが良いと電源のない場所でも作業が行えるため、便利です。



Critea DX-KS RH3 まとめ

Critea DX-KS RH3のレビューは以上となります。
最後にまとめます。

・15.6型HDの非光沢液晶を搭載
・第8世代のCore i3-8130Uを搭載しており、やや性能は高い
・基本構成で8GBメモリ、500GB SSDを搭載している
・バッテリの持ちが良い
・15.6型ノートPCの割に軽く持ち運びやすい

デザインも機能もシンプルな15.6型ノートです。

シンプルではあっても必要だと思われる機能は備えていること、また一般的なノートと比較して機能やインターフェースに変わったところがないため、多くの方に使いやすいマシンだといえます。

また第8世代のCore i3-8130Uを搭載しており、低価格帯ノートの割に高性能なところも本製品の魅力。

Core i3というと下位のCPUであり、性能が高いといわれてもピンとこない方もおられるかもしれません。ですがCore i3-8130Uにはターボブースト機能が搭載されており、高負荷時の性能が従来のCore i3と比較して向上しています。

実際に行ったベンチマークテストでも思ったよりも高い数値が出ており、本製品の価格でこの性能が出せるのなら悪くありません。メモリ量も十分ですし、ストレージに500GB SSDが標準搭載されている点も見逃せないポイントです。


低価格ノートは他にも数多く存在しますが、今回の製品は低価格でありながらも使い勝手の良さや高性能を持ちあわせており、特にコストパフォーマンスが高いです。

日常の軽い用途に使えるノートPCの購入を検討しているのなら、その候補に加えても損はない製品だといえるでしょう。