デルが販売するノートPC、Vostro 14 3000(3480)のレビューです。

Vostro 14 3000(3480)は、14型液晶を搭載するビジネス向けのノートPC。

ビジネスに必要な基本機能・性能を持ちながらも低価格を実現する、コスパに優れた Vostro 3000シリーズの製品です。

ビジネス向けの製品は、個人向けの製品に比べると価格が高くなりやす傾向にありますが、本製品は高い実用性をもつビジネスノートながら価格がお手頃であるため、気軽に買いやすいというメリットがあります。

ネットやメール、ビジネスアプリを使った作業に利用できるノートが欲しい方におすすめです。

今回は、第8世代のCore i5を搭載する上位構成のモデルを使用してみましたので、その特徴や使い勝手、性能について詳しくご紹介いたします。

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【Vostro 14 3000(3480) レビュー記事目次】

Vostro 14 3000(3480) 筺体外観や操作性をチェック
 ・筺体外観・インターフェース
 ・キーボードの操作性
 ・重さ

構成と特徴・ベンチマークテストの結果
 ・構成と特徴
 ・ベンチマークテストの結果
 ・消費電力・温度
 ・バッテリ駆動時間

製品のまとめ
 ・Vostro 14 3000(3480) まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


Vostro 14 3000(3480) 筺体外観・インターフェース

Vostro 14 3000(3480)の筺体外観をチェックします。



ブラックカラーのシンプルデザインを採用した筐体です。
本製品で提供されているカラーはブラックのみで、他カラーの選択肢はありません。

低価格帯の製品であるため、筐体にはプラスチック素材が用いられており、上位シリーズの製品のような高級感はありません。

どちらかというと控えめであっさりとしたデザインですが、地味というほどではなく、ビジネス用途にはこのくらいがちょうどよいと感じます。

浅い凹凸による装飾が施されるなど、ビジネスノートにしては凝っていてあか抜けた雰囲気であるため、多くの人に使いやすいのではないでしょうか。



やや薄型の筐体を採用しているため、持ち運ぶときなどにつかみやすいです。





背面、正面側からみた筐体全体の様子です。

見た目に洗練されているとまではいかないものの、背面だけではなく、キーボード面など筺体全てがブラックカラーで統一されており一体感があります。




ディスプレイには14型HD(1366 768)の非光沢液晶が採用されています。

画面サイズの割に解像度が低く、細かい文字やコンテンツの閲覧が苦手な人でも見やすいと思われます。

また非光沢タイプの液晶であるため、映り込みや光の反射が気になりにくく作業がしやすいというメリットがあります。

液晶のクオリティ自体はそれほど高くはなく価格相応だという印象ですが、実用性は高いです。





TN方式の液晶が採用されており、視野角は狭いです。




液晶上部にはHD(720p)対応のWebカメラとデジタルマイクが内蔵されており、液晶下部のベゼルにはDELLの小さなロゴがプリントされています。



ディスプレイの最大開閉角度は、約135度。
ノートPCのディスプレイでは標準的だと思われる範囲の可動域で、画面の角度調整はスムーズに行えます。




筐体側面にあるインターフェースの内容を確認します。

左側面です。
電源コネクター、HDMI 1.4b、LAN(10/100/1000)、USB3.1×2、ヘッドフォンやマイクのコンボジャックが並びます。



右側面にはSDカードリーダー、USB2.0、VGA、セキュリティロック用のスロットが並びます。

Type-Cのような最新の端子はないものの、複数のUSB端子や映像出力端子、LAN端子など日常用途に必要な端子類は全て備わっており、不足は感じません。

映像出力にHDMI端子だけでなくVGA端子も搭載されているところが、ビジネス向けのノートらしいですね。個人向けのノートではあまり見ません。

光学ドライブは搭載されていませんので、必要な場合は外付けのDVDドライブを利用しましょう。




筺体正面、背面側には何もありません。



筺体底面の様子です。
写真は上が筺体正面、下が背面側となります。

最近のノートPCでは主流ともいえる、一枚板のシンプルな構造を採用しています。

中央に「Vostroのロゴ」が配置されているところがデル製品ならではという感じですが、それ以外に変わったところはありません。



底面中央には型押しによるVostroのロゴを配置。
プリントによるロゴよりも凝っている感じがしますね。



正面寄りの位置に、Waves MaxxAudio Pro対応のスピーカーが内蔵されています。

音のクオリティは良いというほどでもなく、かといって悪くもなく普通だと思います。動画等のサウンドを聴くには十分な音質です。



Waves MaxxAudio Pro専用のサウンドユーティリティがプリインストールされており、サウンドを細かくチューニングすることができます。



Vostro 14 3000(3480)本体と、付属していた電源アダプター&ケーブルです。




19.5V、2.31Aの45W電源アダプターです。
製品仕様をみる限りでは、本製品で提供されている電源アダプターはこれのみのようです。



キーボードの操作性

Vostro 14 3000(3480)に搭載されている、キーボード付近の操作性をチェックします。





アイソレーションタイプの日本語キーボードです。
本製品で提供されているキーボードは、これのみとなります。

BackspaceキーやEnterキーがやや小さく押しづらくはありますが、キーの打鍵感は悪くなく、またキーボード底面のたわみなどもなく普通に操作しやすいです。

タイピング作業が多い人でも、特に問題なく使えると思います。



平坦な形状のキートップです。
指へのフィット感は普通ですが、表面にマットな質感の素材が使われており、指紋汚れが目立ち難いところが良いです。



キーボードの右上には、指紋センサーと兼用の電源ボタンがあります。指紋センサーはオプションです。

指紋センサーを搭載している場合、あらかじめWindows Helloの設定を行っておくことで指紋認証によるログイン機能が利用できます。

プラス1,000円程度(2019年6月14日時点)のオプションであるため、つけておくことをおすすめします。



キーボード周りやパームレストの表面には、天板に施されていたものと同じ凹凸としたテクスチャーのデザインが採用されています。

汚れが目立ちにくいこと、また手を置いていても密着度が少ないためにサラッとした触感を保ちやすく、キーボード操作が快適に行えます。



ボタン一体型のタッチパッドを搭載しています。

使用感は普通に良いです。
パッド面の面積が広いこと、またクリックボタンも押しやすくスムーズに操作が行えます。

ホームポジションとの配置バランスも良いです。



重さ

Vostro 14 3000(3480)の重さをはかってみました。

PC本体の重さは1733g。
公称値として公開している1.72kg~という数字とほぼ同じです。

最近の14型ノートの重さとしては標準的だといえるでしょうか。

モバイルノートとしては少し重いですが、2kgを超えることが多い15.6型ノートに比べると持ち運びはしやすいです。

日常的にモバイルするのではなくとも、筐体が軽いと部屋の移動などがしやすいために便利です。



付属の電源アダプターやケーブルをあわせた重さは276g。
小型の電源アダプターであるため、軽いです。



Vostro 14 3000(3480) 構成内容とその特徴について

掲載しているVostro 14 3000(3480)の構成内容と、その特徴について解説します。

【CPU-Z】



【搭載されているストレージ】

Seagate製の「ST1000LM035-1RK172」という1TB HDD(5400rpm)が搭載されていました

【Vostro 14 3000(3480)の主な構成】

OS   Windows 10 Home 64bit
ディスプレイ   14.0型ワイドHD(1,366×768)、非光沢
プロセッサ   Core i5-8265U(1.60GHz~3.90GHz)
グラフィックス   インテル UHDグラフィックス 620
メモリ   8GB(8GB×1、DDR4 2666MHz)
ストレージ   1TB HDD(5400rpm/Seagate製)
無線機能   IEEE 802.11 ac/a/b/g/n、Bluetooth 4.1、1×1
バッテリ   42Wh、3セルバッテリ
カラー   ブラック
サイズ   339×241.9×19.9(幅×奥行き×高さ/mm)
重量   約1.72kg
ソフトウェア   マカフィー スモール ビジネス セキュリティ (12ヶ月間更新サービス)
標準保証   1年間 ベーシック オンサイト サービス

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2019年06月14日時点の情報に基付く内容となります。

Windows 10 Home、14.0型HD非光沢液晶、Core i5-8265U、8GBメモリ、1TB HDDという構成内容のモデルです。

本製品には大きく分けてCore i3-8145Uと、Core i5-8265Uを搭載したモデルとが提供されており、掲載モデルはCore i5を搭載する上位モデルにあたります。

メモリは最大8GB、ストレージは1TB HDDのみでSSDの選択肢はありません。

日常用途には十分な構成内容だと思います。
ストレージに関しては、小容量でもよいのでSSDの選択肢が欲しいところではありますが、HDDオンリーでもそこまで遅くはありません。実際に使ってみた感触としては、まずまず納得できる使い心地です。

全体的に製品価格が抑えられているため、低価格で大容量ストレージのノートPCが欲しい人には悪くない製品だと思います。


なお、デルでは今回掲載しているノートの類似製品として、Vostro 14 3000(3481)というモデルもラインアップしています。

Vostro 14 3000(3480)との違いは、CPUにCeleron 3865Uや第7世代のCore i3-7020Uが採用されている点で、使われている筐体は変わりません。

CPUのグレードが下がるぶん価格が若干安くなっているため、タイピングやネット、メールなど簡単な作業しかしない人にはVostro 14 3000(3481)という選択もありでしょう。

詳細: New Vostro 14 3000 (3481) 製品ページ



以下、Vostro 14 3000(3480)で提供されている構成のバリエーションです。

あくまでも現時点(2019年06月14日)で提供されている構成を書き出しているだけであり、以下の構成を自由に組み合わせられるわけではないため、ご注意下さい。

OS
・Windows 10 Home 64bit
・Windows 10 Pro 64bit

液晶
・14.0型ワイドHD(1,366×768)、非光沢

CPU
・Core i3-8145U
・Core i5-8265U

メモリ
・4GB(4GB×1、DDR4 2666MHz)
・8GB(8GB×1、DDR4 2666MHz)

ストレージ
・1TB HDD(5400rpm/Seagate製)



ベンチマークテストの結果

掲載しているVostro 14 3000(3480)で実施した、ベンチマークテストの結果です。


【CrystalDiskMark】


【3DMark】




Sky Diver、Night Raid、Fire Strikeの実行結果


【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】


標準品質・最高品質/1280×720、ウィンドウモードで実行


【FINAL FANTASY XIV 紅蓮のリベレーター】


1280×720(DirectX 11/標準品質(ノートPC))


【CINEBENCH R15】


ベンチマークの結果によると、ドラクエXなど軽いゲームタイトルを普通にプレイできる程度の性能は持ちあわせているようです。

決してゲームに向く製品ではないものの、CPU内蔵グラフィックスオンリーの構成の割には高性能です。

ネットや動画閲覧、メール、ビジネスアプリの利用に加えて、複雑な処理を行うのでなければ写真や動画編集などにも活用できるはずです。

ストレージがHDDのみであるため、マシンや各アプリの起動時などにやや待たされる感じはあるものの、ストレスを感じるほど遅いわけではなく許容できる程度です。



消費電力・温度

Vostro 14 3000(3480)のアイドル時、およびベンチマーク実行時(FF XIV)の消費電力を測定してみました。

画面の輝度は50%に設定した上で測定しています。
(以降、この設定を使用)

アイドル時 ・・・ 5W
ベンチマーク実行時 ・・・ 35W

※実際の値は若干上下します

外部グラフィックスを搭載しない構成であるため、アイドル時、ベンチマーク実行時ともに消費電力は低いです。




アイドル時、高負荷時(FF XIVを20分以上実行)のパーツ温度と、高負荷時のキーボード表面温度です。


パーツ温度


キーボードの表面温度

高負荷な状態が長く続くとCPU温度が上がりやすいようですが、そもそも本製品でゲームのような重い作業を長時間行うことはないと思われ、あまり気にしなくてもよいでしょう。

一方でキーボード表面の温度は、キーボード中央から左側の範囲が温度上昇しやすいようです。

とはいえ、手のひらが触れるパームレスト付近が低温であるためか、使用していて熱さが気になることはほとんどありませんでした。



バッテリ駆動時間

バッテリベンチマークソフト「bbench」を利用し、Vostro 14 3000(3480)のバッテリ駆動時間を測定。

ソフトの設定はストロークの実行が10秒毎、ワイヤレスLANによるネットへのアクセス(ブラウザで新規ページを開く)が60秒毎に実行されるという内容です。




バッテリの電力が100%から3%に減少するまでの時間は39499秒。
約11(10.97194444444444…)時間ものバッテリ駆動が可能という結果です。

低消費電力な構成のモデルであるため、バッテリの持ちはかなり良いようです。

負荷をかけた使い方をした場合、上記結果よりもバッテリ駆動時間が大幅に短くなる可能性はありますが、電源が確保できない場所でも長く使えるはずです。

モバイル用途のノートではありませんが、モバイルノートとしても利用しやすい製品です。



Vostro 14 3000(3480) まとめ

Vostro 14 3000(3480)のレビューは以上となります。
最後にまとめます。

・実用性に優れた14型HDの非光沢液晶を採用
・Core i3-8145U、Core i5-8265U搭載でほどよく高性能
・バッテリの持ちが良い
・価格が安い

ビジネス用途に必要な機能や性能を提供する、実用性に優れた14型ノートです。

低価格帯の製品であるため、上位シリーズの筐体のように高級な雰囲気はありませんが、ネットやメール、動画閲覧、ビジネスアプリなど日常用途には不足のない内容を持ちあわせるなど無駄がありません。

できるだけ価格の安いビジネスノートをお探しの人には魅力の大きい製品だといえます。

安価な製品であるのにもかかわらずクーポン(リンク先の製品ページに掲載)がつかえるところも、お得感が大きいです。

コストパフォーマンスに優れたビジネスノートをお探しの方は、是非チェックしてみてください。

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