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デルが販売するノートPC、Inspiron 13 5000(5390)のレビューです。

Inspiron 13 5000(5390)は、13.3型フルHDの液晶を採用するモバイルノートPC。

CPUには第8世代のCore i3、i5、i7を搭載、グラフィックスにはGeForce MX250を搭載したモデルも提供されるなど、コンパクトながらやや高いパフォーマンスの実現も可能となったマシンです。

Inspironシリーズの中では、中間的な位置づけの5000シリーズにあたる製品ですが、アルミの質感の高いボディを採用しており、見た目に上質感があります。

日常用途に使い勝手がよく、かつきれいなモバイルノートが欲しい人に向くノートPCだといえるでしょう。

今回は、Core i7-8565Uや GeForce MX250を搭載するモデルを使用してみましたので、その特徴や使用感、性能について詳しくご紹介いたします。

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【Inspiron 13 5000(5390) レビュー記事目次】

Inspiron 13 5000(5390) 筺体外観や操作性をチェック
 ・筺体外観・インターフェース
 ・キーボードの操作性
 ・重さ

構成と特徴・ベンチマークテストの結果
 ・構成と特徴
 ・ベンチマークテストの結果
 ・消費電力・温度
 ・バッテリ駆動時間

製品のまとめ
 ・Inspiron 13 5000(5390) まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


Inspiron 13 5000(5390) 筺体外観・インターフェース

Inspiron 13 5000(5390)の外観をチェックします。

本製品にはプラチナシルバー、またはアイスライラックと呼ばれる2種のカラーが提供されており、掲載しているのはプラチナシルバーカラーのモデルです。



プラチナシルバーカラーの天板の中央に、ブラックカラーのDELLロゴを配置するシンプルなデザインを採用しています。

シンプルなだけに、アルミ素材を用いたボディの質感の高さが際立ちます。

よくある最近のノートという感じでデザイン的には変わったところはありませんが、多くの方にとって使いやすいノートPCです。




背面、正面側から見た筐体全体の様子です。
背面も正面側もシルバー&ホワイトカラーで統一されているためか、あか抜けてみえます。

スリムベゼルを採用しているところも洗練された雰囲気で良いです。



ディスプレイです。


13.3型フルHD(1920×1080)の光沢液晶を採用しています。
製品ページによると、300nitの明るい液晶を搭載しているとのことです。

光沢タイプのパネルであるため、PCを利用する環境によってはやや光沢感が目立って気になりますが、確かに画面は明るいですし鮮やかできれいです。

スリムベゼルのディスプレイであるため、画面の表示内容に集中しやすいところも良いですね。



なぜかディスプレイ周りのベゼルにはシルバーではなく、ホワイトカラーの素材が用いられています。

やや変わったデザインですが、異質な感じはありません。





画面の視野角は広いです。
上下斜めからかなり角度をつけてみた状態でも、表示されている内容をはっきりと読み取ることができます。

見る方向によって見え方が変わらないので、複数人で画面をみる状況でも利用しやすいです。




ディスプレイ上部のベゼルにはHD(720p)対応のWebカメラとマイクを、下部のベゼルにはDELLのロゴを配置しています。

ベゼル幅は狭いですが、カメラはスタンダードな配置です。
違和感なく使えます。



設置面からのディスプレイの最大開閉角度は、約135度。
ノートPCのディスプレイとしては十分な可動域であり、画面の角度調整はしやすいです。



なお、本製品にはディスプレイを開くとノートパソコンの底面の一部がリフトアップする、特殊なヒンジが採用されています。


ディスプレイを開くとわずかに底面が持ち上がる

キーボード面が若干傾斜するためにキーボード操作が行いやすいこと、また底面の通気性が良くなるため、熱を逃がしやすくなるというメリットもあります。

設置面に触れるヒンジ付近には樹脂製の素材が用いられているため、ノートPCや机に傷がつく心配はありません。



ヒンジ付近には樹脂製の素材が用いられている




筐体側面に配置されているインターフェースの内容をチェックします。

左側面です。
電源コネクター、HDMI 1.4b、USB3.1 Type-C(DP、PowerDelivery対応)、microSDカードリーダーが並びます。


右側面にはヘッドフォンとマイクのオーディオジャック、USB3.1(Type-A)が並びます。


端子の数や種類は最小限とまではいかないものの、やや少なめです。
とはいえ、USBはType-C端子やType-A端子も備えているため、不便はあまりないと思います。

カードリーダーがmicroSDであるため、SDカードを使うことが多い人にはやや使いづらいかもしれません。

全体としては、可もなく不可もなくという感じですね。
最近のノートらしいインターフェースです。




正面、背面側には何もありません。



筐体底面の様子です。
写真のPCは上が筐体正面、下が背面側となります。

特に変わったところはない、一枚板の構造を採用した底面です。
中央付近に、inspironのロゴが配置されています。



inspironのロゴを配置


底面の端、やや傾斜した部分にWaves MaxxAudio Pro対応のスピーカーを配置しています。

音は、13.3型サイズのノートとしては普通です。
音質が良いというほどではありませんが、コンパクトかつ薄型のノートにしては聴けるほうではないでしょうか。



Waves MaxxAudio Pro専用のサウンドユーティリティを利用して、サウンドの詳細なチューニングが行えます。

このユーティリティは標準搭載されているものです。



Inspiron 13 5000(5390)本体と、付属の電源アダプターやケーブルです。



19.5V、3.34Aで65Wの電源アダプターが付属していました。

いくつかのモデル(Core i3、i5、i7搭載モデル)を確認してみたところ、どのモデルにも65Wの電源アダプターが付属するようでしたが、すべてのモデルを確認したわけではないため、なかには異なるワット数の電源アダプターが付属するモデルもあるかもしれません。



キーボードの操作性

Inspiron 13 5000(5390)に搭載されている、キーボードやその周辺の外観・操作性をチェックします。



アイソレーションタイプの日本語キーボードです。
テンキーはなし、バックライトを標準で内蔵しています。

今のところ本製品で提供されているのは、この日本語キーボードのみです。

電源ボタンが右上のキーに割り当てられていますが、それ以外のキーの配列や機能に関してはほぼ標準的であり、癖がなく使いやすいです。

BackspaceやEnterなど一部のキーが変則的な形状であるため、使い慣れないうちはタイピングがしづらいかもしれませんが、慣れればあまり気にはなりません。とても使いやすいとまではいえませんが、ほどほどに使いやすいキーボードだと思います。

なお、購入時のオプションで指紋センサーを搭載可能です。



キートップの形状は、ほぼ平坦です。
操作性とは関係がありませんが、キーがボディの色と同色であるためスタイリッシュな外観です。



白色のバックライトを搭載。
暗い場所で作業をすることが多い人には、便利な機能です。



ボタン一体型のタッチパッドです。

タッチパッドの面積はそこそこ広く、またクリックボタンは適度な硬さの押し心地で、このタイプのタッチパッドにしては使いやすい方だと思います。

ホームポジションとの配置バランスも良いです。
そのおかげでタイピング時に手のひらがパッド面に触れることがあまりないため、誤動作が起こりにくいです。



重さ

Inspiron 13 5000(5390)の重さをはかってみました。

PC本体の重さは1222g。
製品の最小重量である1.24kgという数字とほぼ同じです。

このくらいの重さなら、持ち歩きも苦にはなりません。
外出時だけではなく、部屋の移動などにも扱いやすい重さですね。



電源アダプターやケーブルをあわせた重さは、323g。



Inspiron 13 5000(5390) 構成内容とその特徴について

掲載しているInspiron 13 5000(5390)の構成内容と、その特徴について解説します。

【CPU-Z】


【GPU-Z】

【搭載されているストレージ】

SK hynix製の「BC501」という512GB M.2 SSD(NVMe)が搭載されていました

【Inspiron 13 5000(5390) の主な構成】

OS   Windows 10 Home 64bit
プロセッサ   Core i7-8565U(1.80GHz~4.60GHz)
ディスプレイ   13.3型フルHD(1920×1080)光沢 WVAディスプレイ
グラフィックス   NVIDIA GeForce MX250(2GB GDDR5)、インテル UHD グラフィックス 620
メモリ   8GB(オンボード/LPDDR3 2133MHz)
ストレージ   512GB SSD(M.2 PCIe NVMe/SK hynix製)
無線機能   IEEE 802.11 ac/a/b/g/n、Bluetooth、1×1
バッテリ   45Wh、4セル バッテリ
サイズ   307.6×204.7×14.9~16.8(幅×奥行き×高さ/mm)
重量   約1.24kg(最小重量)
カラー   プラチナシルバー
ソフトウェア   マカフィー リブセーフ (12ヶ月間更新サービス)
標準保証   1年間 引き取り修理

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2019年08月23日時点の情報に基付く内容となります。

Windows 10 Home、13.3型フルHDの光沢液晶、Core i7-8565U、8GBメモリ、GeForce MX250(2GB GDDR5)、512GB SSD(PCIe NVMe)という構成内容のモデルです。

本製品には第8世代のCore i3、i5、i7を搭載したモデルがラインアップされており、Core i7モデルにはGeForce MX250を搭載。

メモリは4GBもしくは8GB、ストレージはNVMe規格のSSDのみで、最大512GB SSDを搭載したモデルが提供されています。


13.3型のコンパクトな姿からは想像できない、ハイスペックな構成も選択可能なマシンです。

特に今回のCore i7やGeForce MX250を搭載したモデルでは、軽めのタイトルであればPCゲームもプレイできるくらいの性能を持ち合わせています。

もちろんゲーム用途には向きませんが、やや重めの作業を行うユーザーにも向く製品だといえるでしょう。


なお、今回のInspiron 13 5000(5390)には、4G/LTE対応のモデルも別途提供されています。LTE対応のモデルが良い方は、そちらのモデルを選ぶとよいでしょう。

ただしLTE対応のモデルは、今回掲載しているInspiron 13 5000(5390)とはやや構成が異なります。

具体的には、筐体は同じですがボディカラーがプラチナシルバーのみで、非光沢タッチパネルを採用、またCPUはCore i5のみで外部グラフィックスを搭載する構成は提供されません。(2019年8月23日時点)

LTEが必要ではなく、なおかつ性能を重視される方には、今回ご紹介しているWifiのみのInspiron 13 5000(5390)がおすすめです。



以下、本製品で提供されている主な構成のバリエーションです。

あくまでも提供されている構成を書き出しているだけであり、以下の構成を自由に組みあわせられるわけではないため、ご注意ください。

OS
・Windows 10 Home(Sモード)64bit、日本語
・Windows 10 Home 64bit、日本語
・Windows 10 Pro 64bit、日本語

液晶
・13.3型フルHD(1920×1080)光沢 WVAディスプレイ

CPU
・Core i3-8145U(2.10GHz~3.90GHz)
・Core i5-8265U(1.60GHz~3.90GHz)
・Core i7-8565U(1.80GHz~4.60GHz)

液晶
・インテル UHD グラフィックス 620
・NVIDIA GeForce MX250(2GB GDDR5)

メモリ
・4GB(オンボード/LPDDR3 2133MHz)
・8GB(オンボード/LPDDR3 2133MHz)

ストレージ
・128GB M.2 PCIe NVMe SSD
・256GB M.2 PCIe NVMe SSD
・512GB M.2 PCIe NVMe SSD

ボディカラー
・プラチナシルバー
・アイスライラック

Windows 10 Home(Sモード)を選択できるようになっています。
このSモードとは、Microsoft Storeのアプリの利用のみを許可するモードで、通常のWindowsアプリが使えません。

その分セキュリティは高まりますが、通常の用途では不便な場合も多いです。

仕様をわかっていて選択するのならばまだしも、誤って選んでしまうことのないようにご注意ください。



ベンチマークテストの結果

掲載しているInspiron 13 5000(5390)で実施した、ベンチマークテストの結果です。


【CrystalDiskMark】


【3DMark】




上からSky Diver、Night Raid、Fire Strikeの実行結果


【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】


1280×720、1920×1080/標準品質、ウィンドウモードで実行


【FINAL FANTASY XIV 紅蓮のリベレーター】


1280×720(DirectX 11/標準品質(ノートPC))


【CINEBENCH R15】


今回掲載しているモデルはCore i7-8565U、さらにGeForce MX250を搭載しているため、一般用途のモバイルノートとしては性能がかなり高いです。

メールやネット、ビジネスアプリの利用など軽い作業が快適にこなせることはもちろん、写真や動画編集といった負荷のかかる用途や、画質を調整すればゲームプレイにも利用できそうです。

薄型かつコンパクトなモバイルノートという性質上、発熱が大きくなりやすいゲーム用途に向いているとはいえませんが、できるくらいの性能はあります。

ある程度性能が必要な人におすすめのモデルです。

一方で、Core i3やCore i5といった下位のCPUを搭載したモデルでは、今回の結果よりもパフォーマンスは落ちます。

とはいえ、いずれのモデルにもNVMe規格のSSDが採用されているため、快適に作業が行えることは間違いありません。

ライト~やや負荷がかかる程度の利用であれば、下位構成のモデルでも十分でしょう。



消費電力・温度

Inspiron 13 5000(5390)のアイドル時、およびベンチマーク実行時(FF XIV)の消費電力を測定してみました。

画面の輝度は50%に設定、バックライトキーボードはオフに設定した上で測定しています。(以降、全てこの設定を使用)

アイドル時 ・・・ 5W
ベンチマーク実行時 ・・・ 63W

※実際の値は若干上下します

外部グラフィックスを搭載しているため、そうでないノートPCの消費電力と比較した場合、ベンチマーク実行時の消費電力はやや上がります。

アイドル時の消費電力は低いです。




以下、アイドル時、高負荷時(FF XIVを20分以上実行)のパーツ温度と、高負荷時のキーボード表面温度です。


パーツ温度


キーボードの表面温度

今回のモデル、高負荷な状態が長く続くとややCPUの温度が上がりやすいようです。
ゲーミングノートほどではありませんが、負荷のかかる作業時は冷却ファンの音がややうるさかったです。

あとキーボード面の温度も、キーボード左から右側にかけてやや温度が高くなりやすいようで、そのの状態でタイピングを行うと指先が熱く感じられました。

手が触れやすいパームレスト周辺は低温であるため、タイピングを行っていて不快になるようなことはありませんでしたが、全体的に高温になりやすいという印象です。

とはいえ、本製品の利用で想定される「軽め~やや負荷がかかる」程度の作業で上記の結果ほど温度が高くなることはあまりないと思われ、心配はないでしょう。



バッテリ駆動時間

バッテリベンチマークソフト「bbench」を利用し、Inspiron 13 5000(5390)のバッテリ駆動時間を測定。

ソフトの設定はストロークの実行が10秒毎、ワイヤレスLANによるネットへのアクセス(ブラウザで新規ページを開く)が60秒毎に実行されるという内容です。




バッテリの電力が100%から3%に減少するまでの時間は29714秒。
約8.3(8.25388888…)時間ものバッテリ駆動が可能という結果です。

最近のモバイルノートとしてはまずまずといった数字でしょうか。

アイドル時は低消費電力であるため、もう少し持つかなと思いましたが、外部グラフィックスを搭載している影響でなんらかの作業を行うと電力を多めに消費してしまうようです。

このように長時間駆動が可能とはいえませんが、ある程度のボリュームの作業を行えるだけのバッテリ駆動時間は確保できると思います。

外部グラフィックスを搭載しないCore i3やCore i5搭載のモデルでは、もう少しバッテリは持つと思われますので、バッテリの持ちを重視するのであれば下位モデルを選んだ方が良いかもしれません。



Inspiron 13 5000(5390) まとめ

Inspiron 13 5000(5390)のレビューは以上となります。
最後にまとめます。

・13.3型フルHDの明るく鮮やかな光沢液晶を採用
・第8世代のCore i3、i5、i7搭載モデルをラインアップ
・一部モデルにはGeForce MX250が採用されており、性能はかなり高め
・全てのモデルにNVMe SSDを採用しており、快適に作業が行える
・アルミ素材を利用した質感の高い筐体を採用

今回掲載のモデルには第8世代のCore i7やGeForce MX250が搭載されており、薄型のモバイルノートとしてはかなりパフォーマンスが高めである点が特徴的でした。

ノートで動画編集のような高負荷な作業を行うことがあるという人には、ちょうど良い構成だといえるでしょう。

このように高性能なモデルが用意されている一方で、Inspiron 13 5000(5390)には Core i3-8145UやCore i5-8265Uといったやや性能を落とした構成も提供されています。

下位構成は今回のモデルよりは性能が低くなりますが、そうではあってもネットや動画観賞、ビジネスアプリの利用など日常的な用途には十分な性能を備えています。

パフォーマンスが低くなる分バッテリの持ちは良くなっていると思われ、軽めの用途にしかPCを利用しないのなら、下位モデルを選んだ方がモバイルノートとしては使いやすいかもしれません。

あと、本製品にはLTE対応のモデル「Inspiron 13 5000 (LTE)」も提供されていますので、LTE対応のモバイルノートが欲しい人にはそちらのモデルも要チェックです。

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