更新日: 2018/05/08
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2016年5月24日午前11時、日本HPより、個人向け製品の13.3型ノート「HP Spectre13-v000」が発表、同日午後より販売が開始されました。

Spectreいう名称からもわかるとおり、HPの個人向け製品ではプレミアムブランドに位置づけられるモデルです。

事前に開催されたHPの新製品発表会にて、いち早く製品に触れてきましたので、その内容をご紹介したいと思います。


まず、簡単にではありますが「Spectre」というブランドについて。

もともと、ラテン語の「specto(見る)」を語源とするブランド名だそうで、これまでにも 2012年7月発表の「HP ENVY14 SPECTRE」、2012年10月発表の「HP ENVY SPECTRE XT 13」、そして昨年の2015年10月に「HP Spectre13 x360 Limited Edition」を発表・販売するなど、美しさと強さを両立し、所有する事に高い満足感を得られる製品をSpectre ブランドとして提供しています。

実際、それらの製品はデザインが非常に美しく、購入された方の満足度はかなり高かったのではないかと思われます。

特に昨年より販売されていた「HP Spectre13 x360 Limited Edition」に関しては、販売と同時に初回販売分があっという間に完売となってしまった事からも想像できる通り、デザインや質感、パフォーマンスの高さなどが購入の決め手となったという声が多く得られているのだとか。

そういった声を元に、今後の課題としてはデザインなど良い点はさらに高め、薄型軽量化やストレージ容量、よりスペックを高めるなど、改善の余地がある点については次で改善するという課題を掲げ、登場したのが今回の「HP Spectre13-v000」となります。


HP Spectre13-v000 主な特徴と仕様

HP Spectre13-v000は、13.3型フルHDのIPSパネルを採用するモバイルノート。
ダークグレーとブロンズゴールドの高級感あるデザインを採用する、ラグジュアリーな製品です。

構成には、主に第6世代のCore i5 や i7を採用し、メモリは大容量の8GB、ストレージには PCIe接続のM.2 SSD(256GB/512GB)を採用、無線に関しては IEEE802.11a/b/g/n/ac &Bluetooth 4.2に対応するなど、快適なパフォーマンスを実現できる高い基本性能を持ちあわせています。

サイズに関しても、筐体の厚みは世界最薄である10.4mmを実現(HP Inc. 調べ/WindowsまたはOSXを搭載した、400USドル以上のクラムシェル型PCが対象/2016年2月10日時点 )、また筐体の各所にアルミやカーボンファイバーを使用し、剛性や質感を高めながらも重量は約1.11kgと軽量であるなど、13.3型のモバイルノートとしては非常に扱いやすいサイズ感の製品となっています。

拡張性や使い勝手もかなり良くできており、例えばUSBType-C ×3基の搭載(うち2基はThunderbolt 3)や、USBType-C > USB A 変換アダプタの標準付属、またディスプレイ面には耐久性に優れたゴリラガラス4を採用するなど、薄型のパネルでも安心して利用する事が可能です。

バッテリ駆動時間が約 9時間(MobileMark 2014にて計測)と長い所も、PCをモバイルするユーザーには便利な仕様だと言えるでしょう。

【HP Spectre 13-v006TU / HP Spectre 13-v007TU 】

・Windows 10 Home (64bit)
・Core i5-6200U / Core i7-6500U
・13.3型ワイドフルHD(1920×1080) IPSブライトビューディスプレイ(Gorilla ガラス4)
・8GBオンボード(1866MHz, LPDDR3 SDRAM)
・インテルHDグラフィックス520
・256GB SSD (PCIe, NVMe, M.2) / 512GB SSD (PCIe, NVMe, M.2)
・IEEE802.11a/b/g/n/ac 、Bluetooth 4.2
・バックライトキーボード(日本語配列/キーストローク:1.3mm)
・ USB3.1 Type-C ×3(2ポートはThunderbolt 3 対応)、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート
・Bang & Olufsenデュアルスピーカー
・サイズ:幅325 ×奥行き229 ×高さ10.4 ~11.2 mm
・重量:約1.11kg
・バッテリ駆動時間:約9時間
・セキュリティソフト: マカフィー リブセーフ(1年版)

超薄型とされるノートには、ファンレス仕様であるCore Mプロセッサーを搭載したモデルが多いですが、本製品にはUシリーズのCore プロセッサが採用されており、Core M搭載の製品と比較してパフォーマンスが高いという点が魅力です。



HP Spectre13-v000 外観写真

ダークグレーをベースとするシックなボディに、研磨加工を施したブロンズゴールドカラーをアクセントとして採用。
「ラグジュアリー」という表現にふさわしい姿形のモデルです。

天面にはアルミニウムを、また底面にはカーボンファイバーを用いているのだとか。
厚みがなんと10.4mm、重量も約1.11kgと13.3型のノートとしては非常に薄型軽量な仕上がりとなっています。



天板上にあるHPのスラッシュロゴ

こちらのロゴは新ロゴです。
今後、プレミアムブランドにはこのスラッシュロゴを採用していくのだとか。



左がHP Spectre13-v000、右が昨年の2015年10月に発表されたHP Spectre13 x360 Limited Edition

HP Spectre13 x360 Limited Editionもかなりスリムな印象のモデルでしたが、新しいHP Spectre13-v000と並べて比較して見ると、その厚みの差は一目瞭然。



ディスプレイには13.3型フルHDのIPSパネルを採用 表面にゴリラガラスを採用しており耐久性に優れます


端子は数や種類は少ないものの、背面にUSB Type-Cを3基搭載。
うち2基はThunderbolt 3に対応しており、全ての端子で電源オフ時の給電やデータ転送、PC本体の充電、映像出力に対応しています。

他、ヘッドフォン出力やマイク入力のコンボポートも搭載しています。


冷却にはデュアルファンを採用。

底面から吸気し、背面から排気するというエアフローを採用しており、さらに排気口から吐き出された熱い空気が再び底面へ逆流しないよう、ゴム足の形状や配置を工夫するなど、高い冷却性能を実現する仕組みが取りいれられています。



ちなみに、背面には排気口が2つ配置されているように見えますが、片側はダミーです。

本来、排気口は1つのみとなりますが、デザインのバランスを取る為に2つを左右対称に配置したのだとか。
良くみると、片側の排気口はテープでふさがれています。


キーボードの様子。
これだけ薄いボディを採用しているのにもかかわらず、キーストロークは1.3mmを確保。

さらにキーボードバックライトも内蔵しており、薄いながらも快適な操作感を実現しています。



キートップ面にもアルミニウムが使われており、質感が高いです

白色のキーボードバックライトを内蔵


ヒンジには、高級家具からインスピレーションを得て、設計されたシリンダーヒンジを採用。
外側からヒンジが見えないため、スッキリとした印象です。



キーボード左右にスピーカーを内蔵

オーディオには、Bang & Olufsenデュアルスピーカーを採用。

Bang & Olufsen専用のユーティリティを搭載しており、シーンによって最適なサウンドモードを選択したり、ノイズリダクション機能、サウンドのチューニングを行えるイコライジング機能を搭載するなど、上質なオーディオ環境を実現するための多数の機能を持ちあわせています。



タッチパッドはボタン一体型



HP Spectre13-v000 アクセサリ

簡単にではありますが、アクセサリについても触れておきます。
HP Spectre13-v000のアクセサリには、製品に標準添付されるものと、オプションとして別売りされるアイテムとが用意されるとの事。

専用のケースは標準でも添付されますが、オプション品としてHP Spectre レザークラッチバッグと呼ばれる、ブランドの世界観を体現したレザー製のケースが提供されるなど、よりデザインに拘るユーザー向けのアクセサリが提供されています。



標準で添付される専用ケースとクロス

オプションではより高級感あるHP Spectre レザークラッチバッグを提供



HP Spectre レザークラッチバッグ


内側には柔らかなマイクロスエードが用いられるなど、デザインだけでなく保護ケースと言う点でも優れています



HP Spectre レザークラッチバッグとHP Spectre13-v000



同じくオプション品として提供予定のHP Z5000 Bluetoothマウス

モバイル利用に適した、オプション品 のHP Z5000 Bluetoothマウス。
スリムかつスタイリッシュなデザインが採用された、Spectreのデザインに良く合うマウスです。

なお、上記2つのオプションは後日販売開始としており、販売開始時期は未定となります。





HP Spectre13-v000については以上となります。
このHP Spectre13-v000、既に公式サイトでは販売を開始しており、購入が可能です。

個人向けのノートとしては注目の製品となりますので、興味をお持ちの方は是非ご覧になってみてください。