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HPが販売するデスクトップPC、OMEN by HP Obelisk Desktop 875シリーズのレビューです。

OMEN by HP Obelisk Desktop 875シリーズは、HPが提供するゲーミングブランド「OMEN」シリーズでラインアップされているゲーミングデスクトップPC。

現時点(2019年7月10日時点)では、インテルのCPUを搭載する空冷タイプや水冷タイプのマシン、およびAMDのCPUを搭載するマシンが提供されており、今回掲載しているのはAMDのCPUを搭載する「OMEN by HP Obelisk Desktop 875-0205jp」というモデルになります。

最大ではRyzen 7 2700や GeForce RTX 2080を搭載する構成も選べるなど、超高解像度環境や重いゲームタイトルのプレイにも向くハイエンドなデスクトップPCです。

非常に高性能な製品であるのにもかかわらず、インテルのモデルよりも価格がお手頃であるため、特にコスパ重視のユーザーに向くPCだといえるでしょう。

今回は、Ryzen 7 2700や GeForce RTX 2080を搭載するモデルを使用してみましたので、その特徴や使用感、実際の性能について詳しくご紹介いたします。

OMEN by HP Obelisk Desktop 875(AMD) 製品ページ
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【OMEN by HP Obelisk Desktop 875(AMD) レビュー記事目次】

OMEN by HP Obelisk Desktop 875(AMD) 筺体外観や操作性をチェック
 ・筺体外観・インターフェース
 ・筐体内部の構造

構成と特徴・ベンチマークテストの結果
 ・構成と特徴
 ・ベンチマークテストの結果
 ・消費電力・温度

製品のまとめ
 ・OMEN by HP Obelisk Desktop 875(AMD) まとめ

※掲載製品は Linkshare様よりお貸出しいただいたものとなります。


OMEN by HP Obelisk Desktop 875(AMD) 筺体外観をチェック

OMEN by HP Obelisk Desktop 875の筐体外観をチェックします。

ハイエンドデスクトップPCの割に、ややコンパクトなサイズのミニタワーです。

筐体の各所にLEDによるライティング機能を搭載するほか、左サイドにはシースルーの強化ガラスパネルを採用するなど、印象的なデザインを取りいれています。

ゲーミングPCらしい煌びやかさはあるものの無駄な派手さはなく、洗練された印象を受けます。




フロントパネルです。



側面をそぎ落としたようなカットデザインが施されています。

上部には、ライティング機能を搭載するOMENのロゴを配置。
後述しますがロゴは電源オン時、光ります。

見てのとおり、フロントパネル側には端子類は一切搭載されていません。さらにデスクトップPCにしては珍しく、光学ドライブもありません。

とてもすっきりとした見た目のフロントです。




筺体背面の様子です。

写真左上からUSB3.1、USB3.1 Type-C、USB3.1×4基、LAN、オーディオ端子×3基が並び、中央の拡張スロット付近にはグラフィックカードに搭載されているUSB Type-C、HDMI、DisplayPort×3が並びます。

電源コネクターは最下部です。

なお、背面側の端子の種類は構成によって変わります。
上記は、RTX 2080を搭載したモデルの内容です。




さらにサイドパネルの様子です。


筺体左側のサイドパネルには、シースルータイプの強化ガラスがデザインとして取りいれられています。

なんでも、電磁波防止効果のある「EMIプロテクティブコーティング」を施した強化ガラスを使用しているのだそう。

シースルーのガラスはオプションではなく、標準採用です。



なお、本製品にはライティング機能が搭載されており、電源オン時、筺体内部とフロンドパネル上部に配置されたOMENロゴが点灯する様子を楽しむことができます。


フロント側のOMENロゴが点灯する様子



筺体内部のライティングの様子

シースルータイプのパネルを採用しているため、ライティングによって照らされたパーツを観賞できるところが良いですね。

このライティング機能については、プリインストールされている「OMENコマンドセンター」を利用することで詳細なカスタマイズが可能です。




OMENコマンドセンターのLEDコントロール機能




続いて、筺体右側のサイドパネルです。


こちら側には何もありません。
といっても完全な無地ではなく、中央付近にうっすらとOMENロゴが配置されているのがみえます。




そして天面。

フロント寄りの位置には利用頻度の高い端子が、その後部には広範囲に通気口が設けられています。



端子の内容は、左からUSB3.1×2基、ヘッドフォンとマイクのコンボジャック、マイク、電源ボタンです。




最後に、筐体底面の様子です。

筺体底面側にも、天面に設けられていたものと同じようなデザインの通気口が設けられています。

風通しの良さそうな筐体です。
特にパーツの発熱が大きくなりやすいゲーム用途にはぴったりの筐体だといえます。



筺体内部をチェック

次に、OMEN by HP Obelisk Desktop 875の筐体内部の構造をチェックします。

本製品には、ツールレスでサイドパネルを開くことができる「サイドカバーアクセスラッチ」が背面に搭載されており、ドライバー等を使わずに内部パーツへアクセスできます。


サイドカバーアクセスラッチ

サイドカバーアクセスラッチを押すだけで、サイドカバーを開くことができます。



PC内部にアクセスすること自体があまりないという人もいるかもしれませんが、ツールレスで開く筐体は、掃除をしたりストレージを追加したりする場合などに面倒がなくてよいです。



サイドパネルには強化ガラスが使われているため、通常のシンプルなサイドパネルに比べるとやや重いです。

頑丈に作られてはいるものの、取り扱いには気をつけましょう。




筺体内部の様子です。

写真右上より時計回りに3.5インチのストレージベイ×2基、電源ユニット、グラフィックカード、CPUやメモリ、M.2 SSDが並んでいるのが見えます。

パーツの配置自体は一般的なデスクトップPCと同等ですが、ストレージベイがコンパクトな形状であることと光学ドライブがないため、筐体サイズの割に筐体内のスペースには余裕があります。

各ケーブルが裏面にきれいに整理されている所が良いですね。
筐体内のケーブルが整理されているとエアフローが良くなるだけでなく、掃除もしやすいです。




フロント側に設置されたストレージベイ

ストレージベイはフロント面に沿うようにして設置されています。
拡張性は高いとはいえませんが、ゲームプレイをはじめ、一般的な利用においては十分な内容でしょう。




CPUまわりの様子です。


マザーボードの中央付近にCPUが配置され、CPUの右隣には2基のメモリスロットとM.2 SSDが、また背面側には冷却ファンが搭載されています。

メモリには、ゲームプレイや動画編集などに向くとされる「HyperX FURY DDR4」を標準搭載。




天面にはファンは搭載されていませんが、市販の120mmファンを取り付けられるようになっています。

カスタマイズが行える構造を採用しているのは、HPのようなメーカーのPCでは珍しいです。

基本的に筐体の自己カスタマイズに起因するトラブルは、製品保証の対象外となる可能性があるため、カスタマイズを行う場合は注意が必要ですが、あとからパーツを追加できるような構造が取りいれられているのは魅力ですね。



グラフィックカードです。
掲載モデルには、RTX 2080(8GB/GDDR6)が搭載されています。

ほか、GTX 1060(6GB/GDDR5)や RTX 2070(8GB/GDDR6)を搭載したモデルも提供されています。



グラフィックカード下部の様子。
手前に電源ユニットと、奥の方に無線LANカードや内蔵電池がみえます。



電源ユニットです。
500W(80PLUS BRONZE)の電源が搭載されていました。

本製品で提供されている電源はこれのみです。



底面の通気口のすぐそばに、ダストフィルターが設置されています。

底面付近は特にホコリがたまりやすい部分であるため、フィルターが標準で設置されているのは地味に便利です。



OMEN by HP Obelisk Desktop 875(AMD) 構成内容とその特徴について

掲載しているOMEN by HP Obelisk Desktop 875(AMD)の構成内容と、その特徴について解説します。

【CPU-Z】



【GPU-Z】

【搭載されているストレージ】


東芝製の「KXG50ZNV512G」という512GB M.2 SSD(PCIe NVMe)と、Seagate製の「ST2000DM008-2FR102」という2TB HDD(7200rpm)が搭載されていました。

【OMEN by HP Obelisk Desktop 875(AMD) の主な構成】

OS   Windows 10 Pro 64bit
プロセッサ   AMD Ryzen 7 2700(3.2GHz-4.1GHz、8コア16スレッド)
グラフィックス   GeForce RTX 2080(8GB/GDDR6)
メモリ   16GB(8GB×2/HyperX FURY DDR4 2666MHz)
ストレージ   512GB M.2 SSD(PCIe NVMe/TOSHIBA製)+ 2TB HDD(7200rpm/Seagate製)
拡張スロット&ベイ   PCI Express x16×1スロット(空0)、M.2×2スロット(空0)、3.5インチ×2(空1)
有線   10/100/1000 Mbps
無線   IEEE 802.11 ac/a/b/g/n、Bluetooth 4.2
電源   500W ATX電源、80PLUS BRONZE 相当
サイズ   165×365×435(縦置き/幅×奥行き×高さ/mm)
キーボード & マウス   なし
標準保証   1年間 (引き取り修理サービス、パーツ保証)、使い方サポート

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2019年07月10日時点の情報に基付く内容となります。

Windows 10 Pro、Ryzen 7 2700、RTX 2080(8GB/GDDR6)、16GBメモリ、512GB M.2 SSD&2TB HDDという構成内容のモデルです。

本製品には大きくわけてRyzen 7 2700とGTX 1060を搭載する「アドバンスモデル」、Ryzen 5 2600とRTX 2070を搭載する「モデレートモデル」、そしてRyzen 7 2700とRTX 2080を搭載する最上位の「アドバンスプラスモデル」が提供されており、今回のモデルは最上位のアドバンスプラスモデルにあたります。

いずれもゲームプレイには向く構成ですが、特に4Kのような高解像度環境でのゲームプレイを考えている場合は、RTX 2070、もしくはRTX 2080を搭載したモデルが向いているでしょう。

全モデルにマルチスレッド性能に優れるRyzenプロセッサを採用しているため、動画編集やエンコード目的の場合や、高負荷がかかるゲームをプレイしながらの動画配信用途にも利用しやすいはずです。

HP Obelisk Desktop 875シリーズにはインテルCPUを搭載するバージョンも提供されていますが、Ryzenを搭載する今回のモデルの方が価格がお手頃であるため、コストパフォーマンス重視の方におすすめです。


以下、本製品で提供されている構成のバリエーションです。

あくまでも提供されている構成を書き出しているだけであって、以下のパーツを自由に組みあわせられるわけではないため、ご注意ください。

OS
・Windows 10 Pro 64bit

CPU
・AMD Ryzen 5 2600(3.4GHz-3.9GHz、6コア12スレッド)
・AMD Ryzen 7 2700(3.2GHz-4.1GHz、8コア16スレッド)

グラフィックス
・GeForce GTX 1060(6GB/GDDR5)
・GeForce RTX 2070(8GB/GDDR6)
・GeForce RTX 2080(8GB/GDDR6)

メモリ
・16GB(8GB×2)

ストレージ
・512GB M.2 SSD(PCIe NVMe)
・256GB M.2 SSD(PCIe NVMe)



ベンチマークテストの結果

以下、掲載しているOMEN by HP Obelisk Desktop 875で実施したベンチマークテストの結果です。


【CrystalDiskMark】


SSDとHDDのスコア


【3DMark】




Sky Diver、Fire Strike、Time Spyの実行結果


【FINAL FANTASY XIV 紅蓮のリベレーター】



1920×1080、3840×2160(DirectX 11/最高品質)


【FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION】



標準品質、高品質(1920×1080/ウィンドウ)



標準品質、高品質(3840×2160/ウィンドウ)


【CINEBENCH R15】


フルHDでは余裕、4Kの設定であってもそこそこ高いパフォーマンスが発揮できるなど、ハイエンドなゲームタイトルのプレイにも向く性能を持ちあわせていることがわかります。

CPUの性能については特にマルチスレッド性能が高いため(CINEBENCHのCPUスコアより)、ゲームだけでなく動画編集やエンコード用途にもおすすめの構成だといえるでしょう。

ストレージも高速であり、常時快適に作業が行えます。


消費電力・温度

OMEN by HP Obelisk Desktop 875(AMD)のアイドル時、およびベンチマーク実行時(FF XIV)の消費電力を測定してみました。

アイドル時 ・・・ 40W
ベンチマーク実行時 ・・・ 141W

※実際の値は若干上下します

高負荷時の消費電力は高めです。
とはいえ昔のゲーミングパソコンと比較すると、消費電力はかなり抑えられていると思います。




以下、アイドル時、高負荷時(FF XIVを20分以上実行)のパーツ温度です。


パーツ温度

高負荷時、グラフィックカードの温度はそれなりに上昇しますが、CPU温度は低めです。
全体としてはどのパーツも温度が高くなりすぎることはなく、冷却性能には問題がないといえるでしょう。



OMEN by HP Obelisk Desktop 875(AMD) まとめ

OMEN by HP Obelisk Desktop 875(AMD)のレビューは以上となります。
最後にまとめます。

・Ryzen 5 2600や Ryzen 7 2700搭載のモデルを提供
・グラフィックスはGTX 1060、RTX 2070、RTX 2080を提供
・ゲーミングPCらしい洗練されたデザインの筐体を採用
・ライティング機能ほか、ゲーミングPCらしい機能を搭載
・メンテナンス性に優れている
・インテルモデルに比べると価格がお手頃

Ryzenプロセッサを搭載したOMEN by HP Obelisk Desktop 875シリーズは、性能の高いグラフィックカードを搭載している割に価格がお手頃であること、またCPUのマルチスレッド性能に優れるという特長があります。

ゲームプレイはもちろんですが、例えばゲームをプレイしながら動画配信を行ったり、動画編集やエンコードを行うデスクトップPCとしてはコスパに優れたモデルだといえるでしょう。

現在(2019年7月10日時点)実施されているキャンペーンを利用すれば大幅割引での購入が可能であるため、購入を検討されている方は早めにチェックしましょう。

キャンペーンや価格については、リンク先の製品ページにてご確認ください。