LITTLEGEAR i300/ i310 シリーズが登場（製品解説／小型ケースにハンドルを搭載した持ち運べるゲーミングデスクトップ）

マウスコンピューターのゲーミングブランド G-tuneより、LITTLEGEAR i300/ i310 シリーズが発表・販売が開始されました。

以前の記事でも少しご紹介しましたが、このLITTLEGEARシリーズはゲーミングデスクトップPCでありながら、幅178mm、奥行き395㎜、高さ330㎜という非常にコンパクトなケースを採用したモデル。

数字だけをみるとサイズ感がわかり難いですが、Mini-ITX筐体ながらも、大型のグラフィックカードを搭載可能な構造を持つオリジナルケースを採用するなど、見た目にも小さく、かつメンテナンス性にも優れた構造となっています。

ただ小さいだけではなく上部にハンドルが備えられており、持ち運びできる点がこの製品の大きな特長。

例えば、VR系のイベントやLANパーティー等への利用を想定しているそうですが、小さく設置が容易であるため、小型かつ高性能なミングデスクトップPCの購入を検討しているという方にも適していると言えるでしょう。

今回登場したのは、 H81とH110チップセットを搭載する2シリーズで、CPUはPentium G3250からCore i7-6700まで、GPUはGTX 750からGTX TITAN Xまでと幅広い構成の選択ができるようになっており（2015年9月29日時点）、気軽なゲームプレイから最新の重いゲームタイトルのプレイまで対応可能。

また価格については、最小構成モデルではPentium G3250や GTX 750を搭載し、59,800円(税別／2015年9月29日時点)とリーズナブルな設定であり、コストパフォーマンスは低価格なNEXTGEAR-MICROシリーズの製品と同等だと思われます。

LITTLEGEAR i300/ i310シリーズ　主な仕様

LITTLEGEAR i300シリーズと i310シリーズの主な構成をご紹介します。
i300シリーズがH81を採用したモデルで、i310シリーズがH110を採用したモデルとなります。

内部は大型グラフィックカードが搭載可能であることに加え、3.5 インチのHDDと2.5 インチSSD の同時搭載が可能となっていますので、小型でも拡張性の面で不足を感じる事はあまりないでしょう。

選択する構成にもよりますが、マザーボード背面にある m.2スロットにもSSDを搭載できます。

上記は、LITTLEGEARシリーズにおいては最小の構成を持つモデル。
CPUにPentium G3250を、GPUにGTX 750（1GB）を搭載し、光学ドライブやカードリーダーを省いたコストパフォーマンス重視の内容です。

この構成でもそれ程重くはないゲームなら快適にプレイできますので、気軽でリーズナブルなゲーミングPCとしては魅力は大きいです。

こちらは最新のH110を採用するモデル。
CPUにはCore i7-6700Kを、GPUにはGTX 980Tiを搭載する非常にハイエンドなモデルです。

さらに上位には、GTX TITAN Xを搭載するモデルなども提供されるなど、小型モデルでも性能に制限はありません。
構成の割に抑えめな価格も魅力です。

光学ドライブやカードリーダーを搭載しない構成であるため、必要な場合は追加を忘れない様にご注意ください。

以上となります。

上記以外にも、様々な構成が提供されていますので、詳しくは製品ページにてご確認ください。
後日となりますが、実機を用いたレビュー記事も多分掲載できると思いますので、興味をお持ちの方はそちらの記事もご覧下さい。

LITTLEGEAR i300/ i310 シリーズ 製品ページ