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デルが販売するノートPC、Inspiron 15 5000(5583)のレビューです。

Inspiron 15 5000(5583)は、15.6型フルHD液晶を搭載するノートPC。

普段の作業に必要な性能と機能を備えつつも、ほどよくお手頃な価格を実現するInspiron 5000シリーズの製品です。

今回の製品は第8世代のCore i3~i7と幅広い構成のモデルをラインアップしているため、用途に見合ったスペックを選びやすいところが魅力です。

また比較的高い性能を持ちあわせているため、ネットや動画観賞、ビジネスアプリを使った作業など日常的な用途に加えて、選ぶ構成によっては写真や動画編集などもこなすことができるでしょう。

目を惹くような派手さはありませんが、特に実用性を重視する人におすすめの製品です。

今回は、第8世代のCore i7や8GBメモリ、SSD&HDDを搭載する上位モデルを利用してみましたので、その特徴や使用感、性能について詳しくご紹介いたします。

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【Inspiron 15 5000(5583) レビュー記事目次】

Inspiron 15 5000(5583) 筺体外観や操作性をチェック
 ・筺体外観・インターフェース
 ・キーボードの操作性
 ・重さ

構成と特徴・ベンチマークテストの結果
 ・構成と特徴
 ・ベンチマークテストの結果
 ・消費電力・温度
 ・バッテリ駆動時間

製品のまとめ
 ・Inspiron 15 5000(5583) まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


Inspiron 15 5000(5583) 筺体外観・インターフェース

Inspiron 15 5000(5583)の筐体外観をチェックします。

本製品には、シルバーとブラックの2種のカラーバリエーションが提供されており、今回掲載するのはブラックカラーを採用したモデルです。



ブラックカラー1色の天板に、おうとつ感のあるテクスチャーを組みあわせたスマートなデザインを採用しています。

ブラックカラーの筐体は色の特性上、指紋汚れが目立ちやすいところが欠点ですが、本製品は施されたテクスチャーによって汚れが目立ちにくくなっているため、シンプルな単色デザインを採用した筐体と比較すると扱いやすいように感じます。

デザインに派手さがない分、どのような用途にも使いやすいというメリットもありますね。

シルバーカラーの筐体はもう少しデザインに軽さがあるため、落ち着いたデザインよりもカジュアルなデザインが好きな人には、シルバーカラーのモデルがおすすめです。



「おうとつ感のあるテクスチャー」とはいっても見た目にデコボコとしているわけではなく、手で触れてそうだとわかる程度です。

また触った感触はサラサラとしています。





背面、正面側からみた筐体全体の様子です。
やや薄くはありますが、標準的なデザインの15.6型ノートという感じの筐体です。

ブラックカラーだと、引き締まって見えますね。




ディスプレイの様子です。


15.6型フルHD(1920×1080)の非光沢液晶を採用しています。

やや高解像度で一度にたくさんの情報を表示させることができるため、オフィスなどのビジネスアプリで細かな作業をおこなったり、写真や動画編集ソフトが利用しやすいです。

また非光沢タイプの液晶を採用しているために光や風景の映りこみが起こりにくく、目が疲れにくいというメリットもあります。

正直、発色などはあまりよいとはいえないのですが、日常的な作業を行う上での実用性は高いといえるでしょう。





TN方式の液晶を採用しているようで、画面の視野角は狭いです。

先にも述べた通り発色はあまりよくなく、また上下左右からの視認性もIPS液晶に比べると劣りますが、真正面から見る限りでは表示に問題はありません。

特殊な使い方をしない限りは、作業に影響はないでしょう。

TN液晶の採用によって製品価格を若干抑えられるというメリットがあるため、コストをできるだけ抑えたい人には悪くないと思います。




液晶上部にはHD(720p)対応のWebカメラとマイクが、液晶下部にはDELLの小さなロゴがプリントされています。



ディスプレイの最大開閉角度は約135度。
ノートPCのディスプレイとしては標準的な可動域であり、画面の角度調整がしやすいです。




筐体側面のインターフェースの内容を確認します。

筺体左側面です。
電源コネクター、USB3.1 Type-C、HDMI 1.4b、LAN、USB3.1 Type-A×2基、ヘッドフォンとマイクのコンボジャックが並びます。

なおUSB3.1 Type-C端子は、NVIDIA MX130を搭載する構成のみのオプションのようです。またデータ転送のみのサポートとなります。



右側面にはSDカードリーダー、USB2.0、光学ドライブ、セキュリティロックケーブル用のスロットが並びます。

最近はサイズの大きいノートであっても、光学ドライブを搭載している製品は少なくなりましたが、本製品はDVDドライブを標準搭載しているため、必要な方には便利です。

端子の種類や数も、家庭用のノートとしては十分でしょう。




筺体正面、背面側には何もありません。



筺体底面です。
写真は上が筺体正面、下が背面側となります。

ゴム足と通気口、ロゴのみを配置するシンプルな一枚板の構造を採用しています。

バッテリは完全に内蔵されており、外部からはアクセスできません。
内部へアクセスするには、底面カバー全体を外す必要があります。



底面カバーの中央付近には、型押しによるinspironロゴが配置されています。

このタイプのロゴは、プリントによるロゴのように摩擦に弱くはないため、きれいな状態を長く保てるという点が良いです。



正面寄りの位置に、Waves MaxxAudio Pro対応のスピーカーが内蔵されています。

サウンドは、高音域が若干シャカシャカとした感じに聞こえはするものの悪くはありません。外部スピーカーを使用せずに、映画やゲームのサウンドを楽しめるくらいのクオリティは備えています。



Waves MaxxAudio Pro専用のサウンドユーティリティがプリインストールされており、サウンドの詳細なチューニングを行うことが可能です。




Inspiron 15 5000(5583)本体と、付属の電源アダプターやケーブルを並べてみました。




19.5V、3.34Aで65Wの電源アダプターが付属していました。

今回のモデルはCore i7や外部グラフィックス(GeForce MX130)を採用しているため、やや容量が大きめのアダプターが使われていましたが、下位構成では45Wの電源アダプターが付属するモデルもあるようです。



キーボードの操作性

Inspiron 15 5000(5583)に搭載されている、キーボード付近の外観や操作性をチェックします。



アイソレーションタイプの日本語キーボードを搭載しています。
右側にはテンキーを搭載。

本製品で提供されているキーボードは、この日本語キーボードのみです。

ノートPCのキーボードとしては標準的だと思われる配列、機能であること、またキーストロークはやや浅いもののキーサイズには余裕があり、普通に打ちやすいです。

打鍵時のキーボード底面のたわみもほとんどありません。

BackspaceやEnterキーの幅がやや狭いため、慣れるまでは打ちにくさを感じるかもしれませんが、その部分さえ慣れてしまえばキー入力が多い人でも問題なく作業が行えるでしょう。



平坦な形状のキートップです。

ややザラツキのあるマットな質感の素材を使用しており、タイピングをしたあとの指紋汚れが目立ち難いです。



キーボードの右上に、指紋認証センサーと兼用の電源ボタンを搭載しています。
あらかじめWindows Helloの設定を行っておくことで、指紋認証によるログインが行えるようになります。

Windows Helloが利用できるPCは、ログイン時にパスワードやPINの入力を行う手間がないため、とても便利です。



左右のパームレスト上には、天板と同じおうとつ感のあるテクスチャーを用いたデザインが採用されています。

サラッとした触感で、手を置いたままにしていてもベタベタしにくいところが良いです。



ボタン一体型のタッチパッドを搭載しています。
サイズが大きく操作がしやすいこと、またクリックボタンも適度な柔らかさで押すときのストレスが少ないです。

画面に対してやや左寄りの配置ではありますが、ホームポジションとの配置バランスは良く、そのおかげでタッチパッドに手が触れることによる誤動作が起こりにくくなっています。

ボタン一体型のタッチパッドとしては、使いやすい方だと思います。



重さ

Inspiron 15 5000(5583)の重さをはかってみました。

PC本体の重さは2255g。
最近の15.6型ノートとしては標準的な重さだと思います。

モバイルノートとして利用するにはやや重いですが、部屋間の移動などにはちょうどよい重さです。



電源アダプターやケーブルをあわせた重さは、322g。



Inspiron 15 5000(5583) 構成内容とその特徴について

掲載しているInspiron 15 5000(5583)の構成内容と、その特徴について解説します。

【CPU-Z】


【GPU-Z】

【搭載されているストレージ】

SK hynix製の「BC501」という128GB SSDと、東芝製の「MQ04ABF100」という1TB HDDが搭載されていました

【Inspiron 15 5000(5583)の主な構成】

OS   Windows 10 Home 64bit
プロセッサ   Core i7-8565U(1.80GHz~4.60 GHz)
ディスプレイ   15.6型ワイドフルHD(1,920×1,080)、非光沢
グラフィックス   NVIDIA GeForce MX130(2GB GDDR5)
メモリ   8GB(DDR4 2400MHz)
ストレージ   128GB SSD(PCIe NVMe M.2/SK hynix製) + 1TB HDD(5400rpm/東芝製)
光学ドライブ   Tray load DVD ドライブ (DVD±RW/CD-RW)
無線機能   IEEE 802.11ac/a/b/g/n、Bluetooth、1×1
バッテリ   42Wh、3セル バッテリ
サイズ   380×258×19.4~22.6(幅×奥行き×高さ/mm)
重量   約2.17kg
カラー   ブラック
ソフトウェア   マカフィー リブセーフ (12ヶ月間更新サービス)
標準保証   1年間 引き取り修理サービス

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2019年06月21日時点の情報に基付く内容となります。

Windows 10 Home、15.6型フルHD非光沢液晶、Core i7-8565U、8GBメモリ、128GB SSD(PCIe NVMe)&1TB HDD、DVDドライブという構成のモデルです。

本製品には大きくわけて第8世代のCore i3-8145U、Core i5-8265U、Core i7-8565Uを搭載したモデルが提供されており、うちCore i5やCore i7を搭載したモデルでは、GeForce MX130を搭載した構成も選べます。

またメモリは最大8GB、ストレージは1TB HDD単体の構成のほか、256GB SSD単体や 128GB SSD&1TB HDDの2ドライブ構成も選べるなど、比較的幅広い選択肢が提供されています。

用途にあった構成を選べるところが魅力です。
光学ドライブを標準搭載している点も、必要な方にとっては便利ですね。


以下は、Inspiron 15 5000(5583)で提供されている構成のバリエーションです。

あくまでも提供されている一通りの構成を書き出しただけであって、以下のパーツを自由に組み合わせられるわけではないため、ご注意ください。

OS
・Windows 10 Home 64bit
・Windows 10 Pro 64bit

液晶
・15.6型ワイドフルHD(1,920×1,080)、非光沢

CPU
・Core i3-8145U
・Core i5-8265U
・Core i7-8565U

メモリ
・4GB(1x4GB DDR4 2666MHz)
・8GB(1x8GB DDR4 2666MHz)

グラフィックス
・インテル UHD グラフィックス 620
・GeForce MX130 (2GB GDDR5)

ストレージ
・1TB HDD(5400rpm)
・256GB SSD(PCIe NVMe M.2)
・128GB SSD(PCIe NVMe M.2) + 1TB HDD(5400rpm)

光学ドライブ
・Tray load DVD ドライブ (DVD±RW/CD-RW)



ベンチマークテストの結果

以下、掲載しているInspiron 15 5000(5583)で実施したベンチマークテストの結果です。


【CrystalDiskMark】


SSD、HDDのスコア


【3DMark】




Sky Diver、Night Rade、Fire Strikeの実行結果


【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】


1280×720、1920×1080/標準品質、ウィンドウモードで実行


【FINAL FANTASY XIV 紅蓮のリベレーター】



上から1280×720、1920×1080(DirectX 11/標準品質(ノートPC))


【CINEBENCH R15】


ロースペックとはいえ、内蔵グラフィックスよりはパワーのある「GeForce MX130」やCore i7を搭載しているため、パフォーマンスは高め。

ドラクエXなど、軽いゲームタイトルなら普通にプレイできるくらいの性能はあるようです。

といってもゲームプレイに向く製品ではありませんが、ネットや動画観賞など軽めの用途に加えて、写真や動画編集といったややパフォーマンスが必要な用途にも十分に使えるでしょう。

今回のモデルはSSDとHDDの2ドライブ構成であるため、高速かつ容量にも余裕があり、写真や動画のようなサイズの大きいファイルが扱いやすいと思います。



消費電力・温度

Inspiron 15 5000(5583)のアイドル時、およびベンチマーク実行時(FF XIV)の消費電力を測定してみました。

画面の輝度を50%に設定した上で測定しています。
(以降、全てこの設定を使用)

アイドル時 ・・・ 5W
ベンチマーク実行時 ・・・ 56W

※実際の値は若干上下します

アイドル時は低消費電力です。
一方で、負荷をかけるとやや消費電力は増します。

内蔵グラフィックスオンリーの構成に比べるとやや消費電力は高いようですが、ゲーミングノートほどではありません。




以下はアイドル時、高負荷時(FF XIVを20分以上実行)のパーツ温度と、高負荷時のキーボード表面温度です。


パーツ温度


キーボードの表面温度

高負荷な状態が続くとCPUの温度は上昇するものの、標準範囲内の温度だと思います。

キーボード面の温度に関しては、キーボード中央の温度がやや高くなりやすいようですが部分的であること、またパームレストは全体的に低温であるためか、タイピング時に熱さが気になることはありませんでした。



バッテリ駆動時間

バッテリベンチマークソフト「bbench」を利用し、Inspiron 15 5000(5583)のバッテリ駆動時間を測定。

ソフトの設定はストロークの実行が10秒毎、ワイヤレスLANによるネットへのアクセス(ブラウザで新規ページを開く)が60秒毎に実行されるという内容です。




バッテリの電力が100%から5%に減少するまでの時間は34013秒。
約9.4(9.4480555555…)時間ものバッテリ駆動が可能という結果です。

今回の結果は、あくまでも軽い作業時におけるバッテリ駆動時間ですが、比較的バッテリは長持ちしやすいということが伺えます。

外部グラフィックスを搭載しているため、負荷をかけた状態では大幅にバッテリ駆動時間が短縮される可能性はありますが、電源のない場所でも利用しやすいはずです。



Inspiron 15 5000(5583) まとめ

Inspiron 15 5000(5583)のレビューは以上となります。
最後にまとめます。

・作業がしやすい15.6型フルHDの非光沢液晶を搭載
・第8世代のCore i3、i5、i7と幅広い構成を提供
・HDD、SSD単体のほか、SSD&HDDの2ドライブ構成も可能
・外部グラフィックス搭載の構成を選べる
・光学ドライブ搭載

ひととおりの基本機能に加え、幅広い構成の選択肢を提供する15.6型のノートPCです。

特別目を惹くような派手さはありませんが、構成、機能ともに多くの人の利用をカバーできる内容を備えるなど、実用性に優れています。

用途にぴったりの構成を選びやすく、無駄がないところが良いです。
価格もクーポン(リンク先の製品ページに掲載)を利用すると手頃であり、買いやすいと思います。

実用性重視の方、またメインPCとして使えるノートPCをお探しの方は、是非チェックしてみてください。