Windows 10 Mobile搭載スマホを展示! ドスパラの製品展示会参加レポート
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2015年11月20日、ドスパラがゲーミングデバイスの専門店「ドスパラ秋葉原別館 ゲーミングデバイス専門店」を新たにオープンしました。
そのオープン当日に、ドスパラが販売する様々な製品(未発売の製品含む)の展示会が行われましたので、気に留まった製品をいくつかご紹介したいと思います。
数としてはゲーミングPCの展示が多かったですが、ゲーム向けではないタブレットやスティックPC、モバイル向けの製品なども展示されており、今回は特にそちらの製品が面白かったです。
Windows 10 Mobile搭載スマートフォン「Diginnos Mobile DG-W10M」
まず、ドスパラ初のWindows 10 Mobile搭載スマートフォンです。
ブラック、ホワイト、ブルーの3色。
3色のラインアップ・・と思いましたが、購入するとこの3色の背面カバーが付いてくるのだとか。
構成は主にWindows 10 Mobile、Qualcomm製のクアッドコアプロセッサ、メモリ1GB、ストレージ16GBをという内容で、ディスプレイは5インチ1280×720ドット、カメラはフロントが約200万画素、リアが約800万画素。
約145gと軽いです。
それ程大きくはなく、持ちやすいサイズです。
SIMカードスロットが2基搭載されているよう・・なのですが、日本国内では1スロットのみの利用となるそうです。
もともとドスパラはゲームPCがメイン・・というイメージがありましたが、今はタブレットやスティックPCなどの製品に加え、スマートフォンにも参入するなど、非常に手広くカバーしている印象です。
タブレット1つとっても、ラインアップが幅広くて面白いです。
ハイスペック2in1モバイルノート「Diginnos DG-D11IW」
次に、2in1モバイルノート「Diginnos DG-D11IW」について。
2in1なのでタブレットとキーボードに分離できるのですが、タブレットが11.6インチフルHDと結構大きいです。
モバイル用途だとちょっと大き過ぎるかなと感じるのですが、自宅での利用がメインの場合には、この位のサイズでないと使いにくいので、用途によっては便利なのだと思います。
構成もWindows 10やCore M-5Y10c、メモリ4GB、64GB SSDを搭載するなど、中々ハイスペックです。
SSDはeMMCではなくカードタイプのモデルを使用しているそうで、一般的なタブレットよりも高速です。
タブレットとキーボードを合体させた図
見た感じ、タブレットとキーボードの間に隙間が空いていて、ぐら付かないか?と最初は思ったのですが・・
タブレットだけで自立できる
実はタブレット側にスタンドが搭載されており、キーボードがなくても自立できます。
私自身、スタンドが搭載されたAndroidタブレットを使っている(他メーカーの製品ですが。。。)のでわかりますが、スタンド搭載のタブレットはかなり使いやすいです。
特にこの製品は11.6インチとサイズが大きいため、動画やネットを閲覧する場合にも手で支える必要がなくとても楽です。
キーボードも様々な点に配慮されています。
一見すると普通のキーボードですが、例えばBackspaceやEnterキーのサイズを大きくしたり、モバイルキーボードに良くみられるおかしな配列を採用しないなど、使いやすさを追求したのだとか。
あまり入力しないのなら、簡単なキーボードでも良いと思いますが、文字入力を頻繁に行われる方なら、使いやすさを実感する事ができるのではと思います。
スタンドを開くとSSDのパネルが・・
タブレットのスタンドの内側に、SSDにアクセスするためのパネルが搭載されていました。
タブレットで中のパーツにアクセスできるようになっているのは珍しいです。
もしかしてSSDを換装できる・・?とスタッフの方に聞いたところ、うーんまあ・・という煮え切らない感じの返答でしたので、できるようです。
カードタイプという事で、mSATAかM.2だと思います。(換装できるなら買おうかな・・という方は自己責任でお願いいたします)
一般的に、Core Mを搭載した製品って高価だと感じるものが多く、個人的にあまり好きではなかったりするのですが、「Diginnos DG-D11IW」は2015年11月26日時点で66,700円(税抜)とかなり安く、モバイル兼メインノートとしては良い感じの製品ではないでしょうか。
raytrek-DTM Singer Song Writer Lite 9 デスクトップモデル
そして、今度は未発売(2015年11月26日時点)のデスクトップ製品について。
raytrek-DTM Singer Song Writer Lite 9という、音楽制作ソフト「Singer Song Writer Lite 9」の動作確認済みモデルです。
製品開発には、実際に音楽制作に詳しい社員の方が携わられているのだそうです。
写真にあるような、音楽制作に利用する周辺機器等は付属しませんが、予め必要な機器類の動作も確認しており、PCを購入してすぐに音楽制作を始めたいというよう方に人気があるのだとか。
販売されるモデルの構成はWindows 8.1、Core i3-5010U、メモリ8GB、120GB M.2 SSDという内容です。
NUC
デスクトップ・・といってもNUCなので、持ち運びは容易。
音楽制作に携わられている方がPCを持ち運ぶ場面は結構多いのだそうです。
素人目には、だったらノートの方が便利なのでは?と考えてしまうのですが、液晶や電源は移動先でも確保できる事が多いのだそうで、より軽いNUCの方が持ち運びには便利だというわけです。
Oculus Rift DK2 Directmodeを使用出来る17.3型ノート「GALLERIA QSF980HGS」
さらに、Oculus Rift DK2が利用できる17.3型フルHDのゲーミングノート「GALLERIA QSF980HGS」について。
以前より、Oculus Rift DK2をノートPCで利用する場合に、Optimusが障害となって正常に利用できないという問題がありましたが、「GALLERIA QSF980HGS」は、そのOptimusに対応しない事でOculus Rift DK2の動作を可能としたマシンです。
基本構成は、Windows 10 Home、17.3型フルHD非光沢液晶、Core i7-6700HQ、GeForce GTX 980M(8GB)、メモリ16GB、250GB SSD(M.2 SATA)&1TB HDDとかなりハイスペック。
価格も構成相応になりますが、ノートでOculus Rift DK2を使用したいというユーザーには注目の製品だと言えます。
最新のインテルCPU「Skylake」を搭載したパソコン
最後に、Skylakeを搭載した様々なゲーミングPCの写真を簡単に掲載しておきます。
まずはGALLERIA ZI。
ガレリアオリジナルのKTケースを使用した、ハイエンドゲーミングデスクトップPCです。
展示モデルにはCore i7-6700Kや GTX 980Tiが搭載されていました。
そしてGALLERIA XT。こちらもKTケース採用。
展示モデルには、Core i7-6700やGTX960が搭載されていました。
GALLERIA DT。
KTケースよりもやや小型のKTMケースを採用するモデルです。
主な構成はCore i5-4590、GeForce GTX960(2GB)という内容。
そしてMagnate IM。
Core i5-6500を搭載するモデルです。
GALLERIA SI。
スリムタイプのKTCケースを採用しています。
これだけスリムでありながら、展示モデルにはGTX980Tiを搭載。
なお、展示されていた各デスクトップPCには、標準付属するキーボード「GALLERIA Gaming Keyboard」や、マウス「GALLERIA レーザーマウス」が設置されていました。
「GALLERIA レーザーマウス」は以前のレビュー記事などにも掲載した事がありますが、「GALLERIA Gaming Keyboard」は新しく登場したものだそうで、実際に見るのは初めてです。
GALLERIA Gaming KeyboardとGALLERIA レーザーマウス
キーボードは複数のキー同時入力や、WindowsキーとAppキーを無効化するゲーミングモード機能他、様々な機能を搭載しています。
GALLERIA レーザーマウスはレッドカラーのLEDが点灯する
ゲーミングノートの展示もありました。
Critea DX10 Core i3-6100U搭載の15.6型ノート
Critea VF-HG10 Core i7-6500U、GTX950M(2GB)搭載の17.3型ノート
GALLERIA QSF960HG Core i7-6700HQ、GTX960M(2GB)搭載の17.3型ノート
以上となります。
掲載製品には未発売(2015年11月26日時点)の製品も存在しますが、殆どの製品が販売中となっていますので、気になる製品がある方は、ドスパラの通販サイトでチェックしてみてください。