更新日: 2018/05/08
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2016年3月24日、イスラエルのベンチャー企業「MUV Interactive」によって開発されたウェアラブルデバイス「BIRD(バード)」の日本発売が、同日に開催された発表会にて発表されました。

「BIRD(バード)」は指先に装着する事により、プロジェクターの投影画面をタッチやジェスチャーで直感的に操作できる最新型のデバイス。

市販のプロジェクターにベースユニットを接続し、専用のソフトウェアによって簡単な設定を行うだけで利用できるため、会議室やホールなど場所を問わず、タッチやジェスチャーによる操作が可能となります。

似たような操作を行えるデバイスは存在しますが、操作を行うユーザーの居場所が制限されたり、インタラクティブな操作が可能なホワイトボードやタッチスクリーンのようなものはコストが高くつくなどの理由で導入や利用が難しかったりします。

しかし、BIRDなら最大10メートル離れた場所からでも操作が行えることに加えて、大きなスクリーンや壁やテーブルに投影した映像にも対応できるなど居場所や利用場所に制限がないため、会議室やホールなど様々な場所で活用する事が可能です。PCやプロジェクターなど既存の環境をそのまま利用できる点も魅力。

タッチスクリーンなどの高価なデバイスと比較すると導入も低コストであり、かつどこでも使えるとあれば、教育機関やビジネスでの需要は非常に高いと言えるでしょう。

価格は49,800円(税別)。
発売予定日は5月18日ですが、4月中旬にドスパラより限定数が先行販売されます。

現在、既にドスパラのサイトにて予約受付中です。



左からMUV Interactiveジェネラルマネージャーの森下正敏氏、同社COO兼コ・ファウンダーのユバール・ベンジール氏、同社CEO兼ファウンダーのラミ・パーハム氏、シリコンテクノロジー株式会社 代表取締役社長の四方堂第五郎氏、同社技術部長 アイマン・アルクーリー氏。

CEOのラミ・パーハム氏より、実際にBIRDのデモを見せていただきましたが、スクリーンに触れてのタッチ操作をはじめ、離れた場所から操作を行うリモートタッチ、ハンドシェイク、上下左右へのジェスチャー操作に加えて、側面に搭載されているタッチパッドを利用すれば「選択」やズームインアウト、ブラウザで開いているウェブページ間の移動も行えるなど、BIRDだけで一通りの操作を行う事ができるようになっています。

ポインティングの精度は高く遅延も殆ど気にならない程度であるため、タブレットを利用する様な感覚での直感的な操作が行えます。

マルチタッチ操作にも対応しており、現時点では最大5人までの同時接続が可能。
将来的には10人までの同時接続を予定しているとの事です。





タッチやリモートタッチ、ジェスチャーなど様々な操作が可能





主に教育現場や企業のプレゼンでの利用をはじめ、先ではVRやARとのコラボや、ドローン操作での利用も




電子書籍のページをめくったり、ゲームのプレイなど様々なデモが行われた

全天球カメラで撮影したパノラマ画像も直感的に動かして閲覧できる Google Earthの閲覧などにも便利



ラミ・パーハム氏による実際のドローン操作 直感的に操作が行える

MUV Interactive が公開しているBIRDによるドローン操作のデモ映像



実際のBIRDのパッケージ




人差し指に装着して利用 とても軽量



タッチパネルが側面に搭載されており、親指で操作できる



プロジェクターにUSB接続されたベースユニット

各デバイスの給電については、ベースユニットの方はプロジェクター等のデバイスのUSBより給電するような形となっており、BIRD本体の方にはバッテリーが内蔵、フル充電の状態で駆動時間は最大9時間まで、連続使用でも3時間程度の利用が可能となっています。

付属のクレードルにもバッテリが内蔵されているため、クレードルを利用すればBIRDを5回までフル充電する事が可能です。
いずれも小型・軽量であり、ポケットなどにクレードルを入れておけば休憩時間などにすぐ充電できるため、1日に何度もBIRDを利用するような場合にも困りません。



クレードルに装着したBIRD




クレードルの側面にはバッテリ残量を示すインジケータランプ、充電用のポートが搭載されている



MUV Interactiveのパートナー企業


以上となります。
先にも書いた通り、今のところ教育現場や企業などでの利用がメインであり個人で利用するような製品ではないのですが、近いうちにはVRやARとコラボしての利用なども予定しているとの事で、将来が楽しみな製品だと感じます。

希望小売価格は49,800円(税別)。
発売予定日は5月18日となっていますが、4月中旬にドスパラより限定数が先行販売される予定であり、現在ドスパラにて予約受付中です。

詳細については、ドスパラのサイトにてご確認ください。