ThinkPad E450/E550の特徴(製品解説/第5世代Core搭載の低価格なThinkPadシリーズ)

レノボ・ジャパンより、ThinkPad E(旧Edge)シリーズの新モデル「ThinkPad E450」や「ThinkPad E550」が発表されました。
このEシリーズはビジネス向けとコンシューマー向けの要素を兼ね備えた製品で、他のThinkPadシリーズと同じ使いやすさを備えていながらも、価格が安いという特徴を持ちます。
今回登場した「ThinkPad E450」は14型の液晶を、「ThinkPad E550」は15.6型の液晶を搭載するモデルで、いずれも第5世代Coreプロセッサをはじめとする複数のCPUを選択可能。
バッテリ駆動時間が大幅に伸びており、E450では最大約18時間、E550でも約16時間と、前モデルに比べると倍以上もの時間、バッテリ駆動が可能となっているようです。
いずれの製品も液晶は非光沢、解像度はHDの他、フルHDの選択肢も提供されるなど、低価格帯のノートとしては魅力の大きいモデルです。
レノボショッピングでの販売開始は、2014年1月15日からとなります。
ThinkPad E450 / E550 特徴
以下、各モデルの主な構成と特徴です。
実際のカスタマイズ内容や価格については、製品ページにてご確認ください。
【ThinkPad E450】
・OSはWindows 8.1 Proなど
・CPUは第5世代Core、第4世代Core、Pentium、Celeron
・メモリは最大16GB、
・ストレージは最大1TB HDD、500GB HDD+8GB SSHD、128GB SSD
・液晶は14型ワイドHD(1,366×768)、14型ワイドフルHD(1,920×1,080)、いずれも非光沢
・グラフィックスはCPU内蔵、AMD Radeon
・バッテリ駆動時間は最大約18時間(構成による/前世代のモデルは約7.7時間)
・インターフェースは、USB3.0×2、USB2.0、LAN、カードスロット、HDMI出力、OneLink
・テンキーは非搭載
・重量は約1.81kg(構成による)
【ThinkPad E550】
・OSはWindows 8.1 Proなど
・CPUは第5世代Core、第4世代Core、Pentium、Celeron
・メモリは最大16GB、
・ストレージが500GB HDD、1TB HDD、500GB ハイブリッドHDD、128GB SSD
・液晶は15.6型HD(1,366×768)15.6型ワイドフルHD(1,920×1,080)、いずれも非光沢
・グラフィックスはCPU内蔵、AMD Radeon
・バッテリ駆動時間は最大約16時間(構成による/前世代のモデルは約8.1時間)
・インターフェースは、USB3.0×2、USB2.0、LAN、カードスロット、HDMI出力、VGA、OneLink
・テンキー搭載
・重量は約 2.35kg(構成による)
E450もE550も、構成はやや違う箇所があるものの、殆ど似たようなものだと考えて良いでしょう。
ただし、E450には光学ドライブ搭載の構成は提供されないよう。
また、VGA端子の搭載はE550のみとなります。
あと、E550はキーボードにテンキーが搭載されますが、E450にはテンキーは搭載されません。
14型、15.6型だとほぼ据え置きで利用される方が大半だと思いますが、E450は14型でありながら約1.81kgと軽め。
外出時の携帯は難しいにしても(出来ない事はないですが)、屋内で部屋を移動しながらPCを利用されるような方には扱いやすいモデルだと思います。
個人的には、スペックを見る限りでは良い感じの製品だと思います。
ただ、これまでのこのシリーズは液晶がいまいちなので(敢えてそうしているのかもしれませんが)、もう少し綺麗になっていると嬉しいです。
ThinkPad E450 写真
E450の参考写真です。
写真のモデルは英語キーボードであるなど、実際の製品とは異なる箇所があります。

真正面から

キーボードにはテンキーがない(写真は英語キーボード) また光学ドライブはないが筐体はやや薄型
ThinkPad E550 写真
E550の参考写真です。
実際の製品とは異なる可能性があるので、参考程度にご覧ください。


キーボードの右側にテンキーが搭載されている(写真は英語キーボード)

背面側から見たE550 前世代のモデルと変わっていないように見える
ThinkPad E450やE550については以上となります。
いずれのモデルも、直販のレノボショッピングにて2015年1月15日より販売開始予定となります。
製品の詳しい構成やカスタマイズ内容、価格については製品ページにてご確認ください。