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レノボ・ジャパンより2012年の末に発売となった、IdeaPad YOGA 13のレビューです。

このIdeaPad YOGA 13は、13.3型の液晶を搭載するコンバーチブルタイプのノートPC。

360度開く液晶によって、通常の「ノートPC」に加えて「スタンド」モードや「テント」モード、
「タブレット」モードといった4通りものスタイルで利用する事が出来るという面白い特徴を持ちます。

液晶はIPS対応&高解像度でみやすく、SSD搭載でパフォーマンス面も上々。
10指のマルチタッチに対応する事で操作性にも優れるなど、様々な部分において使い易いマシンだと思います。

今回は、そんなIdeaPad YOGA 13 の外観面の特徴について詳しく触れたいと思います。



【IdeaPad YOGA 13 外観・インターフェースの内容をチェック】

まずはIdeaPad YOGA 13 の外観からチェックします。

製品は上写真のようなきれいな化粧箱に入っていました。




箱の側面には、IdeaPad YOGA 13で利用可能な4つのモード(※)をあらわすマークが描かれています。
※4つのモード・・ラップトップ、スタンド、テント、タブレット




箱を開けるとこのようなレイアウトで、製品が納められています。




ノートPC本体以外の付属品はこのような内容。
電源アダプターにケーブル、説明書などの書類です。

※実際に販売されている製品と同じとは限りません。





IdeaPad YOGA 13の本体をみていきます。

天板はシルバーグレー。
他に、クレメンタインオレンジという個性的なカラーのモデルも提供されています。

クレメンタインオレンジは、昨年掲載したIdeaPad U300sと多分同じカラーだと思います。
普通のオレンジとは異なり、明るいながらも落ち着きのあるとてもきれいなオレンジです。

シルバーグレーモデルの色もとても良いのですが、個人的にクレメンタインオレンジの方が好みです。





側面のインターフェースの内容をチェックします。
まずは筐体左側面の内容から。

左側面にはHDMI、USB3.0、ヘッドフォン出力とマイク入力のコンボ、音量調整ボタンを搭載。




右側面には画面回転ロックボタン、SDカードスロット、USB2.0、電源コネクターを搭載しています。




前面には、左側にOneKey Rescueボタン、電源ボタンを搭載しています。




背面には何もありません。
下の方に排気口が見えます。




IdeaPad YOGA 13の筐体サイズは幅333.4mm、奥行224.8mm、高さ16.9mmで重量は約1.5kg。

13.3型のノートとしてはそれ程重くはありませんが、携帯にはやや重め。
もう少し軽ければよかったですが、薄いのでカバンには入れやすいです。




ディスプレイには、10指のマルチタッチに対応した13.3型ワイドHD+(1,600×900)の光沢液晶を搭載しています。

上にも記載しましたが、IPS方式の液晶を搭載しており画面の表示はとても鮮やか。
光沢ですが、解像度も高く使い易い液晶です。




液晶上部にはHD720p対応のウェブカメラ、下部にはWindowsボタンを搭載。





IdeaPad YOGA 13のキーボードをチェックします。

キーボードはアイソレーション型で、キーピッチは実測で約18.5mm前後。

とても打ちやすいキーですが、一部右端のキー(ね・る・め・ろ)の幅が狭くなっている所や、
右端にHomeやPgUpといったキーが配置されているところは、人によっては打ち難いと感じる方もおられるかもしれません。

カーソルキーも独立した配置ではないので打鍵ミスしやすいのではと思いましたが、
キーの上部に突起が設けられており、指で触れた際に他のキーとの区別が付きやすくなっています。




キートップは、上から普通に見るとほぼ平らな形状をしているように見えます。




横から見るとやや中央にかけて反っているように見えるのですが、ほぼ平らだと思います。




タッチパッドはボタン一体型ですが、使用感はとても優秀。
ThinkPad X1 Carbonに搭載されている一体型タッチパッドの使用感と似ています。

パッドの面積が大きく取られているために操作が行いやすい他、
ボタン部分はクリック感がとてもよく、長時間操作を行っても疲れにくいタッチパッドです。

この製品はIdeaPadなのでThinkPadのようにトラックポイントが搭載されていません。
なので、余計にタッチパッドの操作性は重要だと思います。




右パームレストの端には「IdeaPad」のロゴ。
パームレストには指紋等が目立ちにくい素材が使われています。




IdeaPad YOGA 13の底面。
他のUltrabookの底面と同じく、内部にアクセスできるようなスロットは配置されていません。

バッテリーも内蔵式です。




底面の四隅に筐体を支える足が配置されています。変わった形状です。




電源アダプターはとても変わった形状をしています。




電源アダプターの差込口の形状はメガネ型で、本体側に差し込むプラグの形状は角型。
ThinkPad X1 Carbonと同じ形状のプラグです。




【IdeaPad YOGA 13 を4つのスタイルに変形させる】

IdeaPad YOGA 13の最大の特徴としてあげられる筐体の変形。

ラップトップ(通常のノートPC)、スタンド、テント、
タブレットという4つのモードを場面に応じて使い分ける事ができます。

ここでは、各モードに変形させた筐体の様子を掲載してみました。

ディスプレイを閉じた状態。




普通に開いた状態を、ラップトップモードと呼びます。




ディスプレイを180度まで開いた状態。
通常の製品だと、最大でもディスプレイを開けるのはここまでです。




ですが、IdeaPad YOGA 13は違います。
ディスプレイを上写真の状態からさらに後方に開き・・

製品をテントのように立てて使う事が出来ます。
この状態をテントモードと呼びます。



さらに上のスタイルのまま、キーボード面が底になるようにPCを設置すると・・

スタンドモードになります。
スタンドモードとテントモードは、タッチパネルの操作が行いやすいモードです。



そしてスタンドモードの状態から、ディスプレイを完全に寝かせてしまうと・・

タブレットモードになります。





ちなみにタブレットモード時は・・

キーボード面は外側を向いた状態になっています。
もちろん誤操作のないよう、キーボード操作は無効です。

ただ、気分的にキーボードが底になっている状態は落ち着きません。

手で抱えた際にキーボードを強く押して壊してしまわないかとか、設置する場所にも気を使いますが、
これは最初のうちだけで、慣れればどうってことはないと思います。




【IdeaPad YOGA 13 重量は・・】

IdeaPad YOGA 13本体や電源アダプターの重量を測定してみました。



本体の重さは約1513g。
公称値が約1.5kgでしたから、ほぼその通りのようです。

携帯にはやや重めの重量ですが、持ち運べない事はありません。




次に電源アダプターとケーブルをあわせた重量。

約296gという数値が出ました。

軽めのアダプターなので携帯には適しているといえます。
(本体とあわせると約1.8kgですが)




IdeaPad YOGA 13の外観については以上となります。

液晶の解像度や操作性などが、非常にポイントをついた仕様となっており、
ここがもうちょっと・・という部分があまりない使い易いノートPCです。

あえていうと、もう少し軽ければよかったと思います。


レビューはまだ続きます。
製品に興味をお持ちの方は次記事もご覧下さい。