YOGA TABLET 10 HD+ が米Lenovoより発表 (製品解説/WUXGAのスタンド付きタブレット)
2014年2月23日、スタンド付きのAndroidタブレット「YOGA TABLET 10 HD+」がMWC 2014にて米Lenovoより発表されました。
スタンド付きタブレットと言えば、既に日本でもYOGA TABLET 8とYOGA TABLET 10が販売されていますが、「YOGA TABLET 10 HD+」はYOGA TABLET 10の上位機種となる新モデル。
従来のYOGA TABLET 10は、8型のYOGA TABLET 8よりもサイズは大きいものの、スペックや液晶の解像度は殆ど変りませんでした。
しかし新しいYOGA TABLET 10 HD+は、YOGA TABLET 10と比較して液晶の解像度がWXGA(1,280×800ドット)からWUXGA(1,920×1,200ドット)に、SoCはMediaTekのMT8125(1.2GHz/クアッドコア)だったものがQualcommのSnapdragon(MSM8228 or APQ8028/1.6GHz/クアッドコア)に、メモリも1GBから2GBへとスペックアップ。
さらに、「DOit」シリーズと呼ばれるLenovo独自のアプリケーション群が搭載されるそうです。
現在、私自身はYOGA TABLET 10を利用しており、性能面や使い勝手で全く不満はないものの、8型サイズのYOGA TABLETよりもサイズが大きいのだから、液晶の解像度がもう少し高ければと思っていたのですが、考えていた以上に中身が良くなったようです。
今回発表されたYOGA TABLET 10 HD+、現時点では日本へ投入されるかどうかは未定である事、また日本で販売されるとしても、構成や価格がどのようなものになるのかが気になるところですが(米での市場予想価格は349ドル)、性能面でも使い勝手においても期待できる製品である事は間違いないでしょう。
【主な特徴】
・10型WUXGA(1,920×1,200ドット)の液晶を搭載
・SoCはQualcomm Snapdragon(1.6GHz/クアッドコア/3GモデルがMSM8228・Wi-FiモデルがAPQ8028)
・メモリは2GB(LPDDR2)
・ストレージは16GBモデルの他 32GBも用意
・3Gモデルあり
・18時間のバッテリ駆動が可能
・Android 4.3搭載(Android4.4へアップグレードされる予定との事)
・重量615g
・デザインなどはYOGA TABLET 10と同じ
上記はあくまでも海外で販売されるモデルの構成であるため、
日本で発売される場合にどのような構成内容で出てくるのかは不明。
個人的には、YOGA TABLETは実際に使ってみてとても便利な製品だと感じているので、新モデルも日本にも投入されれば良いと思います。
(Windowsタブレットでも。このようなスタンド付き製品が出ればと思う)
YOGA TABLET 10。背面にスタンドが搭載されており自立させる事ができます。
自分の使用環境の例
私自身はYOGA TABLET 10をほぼ家で利用しているのですが、何かをしながら使うのに向いていると思います。
特に仕事中はデスクの上が機器類でいっぱいになる事も多く、タブレットなどを置く事が難しいのですが、
YOGA TABLET は自立させると場所を取らないため、狭い場所への設置にも便利。
主にゲームをしている事が多いのですが、バッテリの減りが非常に遅く、
充電の手間がそれ程かからない所も気に入っています。
携帯するのなら8型の方をお勧めしますが、
そうでないのなら、今回発表された「YOGA TABLET 10 HD+」は使いやすくおすすめ出来る製品です。
是非、日本でも発売してほしいと思います。
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