IdeaPad YOGA 13で幾つかのベンチマークテストを行ってみました。

掲載のIdeaPad YOGA 13は Core i7-3517Uや8GBのメモリ、128GB SSDを搭載した上位モデル。
SSDの容量こそ少なめですが、Ultrabookでは上位クラスのスペックだと言える構成です。

今回はそのIdeaPad YOGA 13の実際のパフォーマンスや消費電力、バッテリー駆動時間等を測定してみました。

掲載製品の公式ページはこちら: IdeaPad YOGA 13


【IdeaPad YOGA 13 のベンチマーク結果】

まずは、掲載している IdeaPad YOGA 13の主な構成に触れてみます。

【IdeaPad Yoga 13の主な構成】

OS Windows 8 64bit
プロセッサ Core i7-3517U(1.9GHz/TB時最大3.0GHz)
チップセット QS77 Express
グラフィックス HD グラフィックス4000(CPU内蔵)
メモリ 8GB(8GB×1/PC3-12800 DDR3 SDRAM/最大8GB)
ストレージ 128GB SSD(サムスン製/6.0Gb/s対応)
ディスプレイ 13.3型ワイドHD+(1600×900)、光沢あり、10点のマルチタッチ対応
無線機能 802.11 b/g/n、Bluetooth v4.0
バッテリ 4セルバッテリー(駆動時間:約7.4時間)
サイズ 333.4×224.8×16.9(幅×奥行き×高さ/mm)
重量 約1.5kg

※以下に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2013年1月7日時点のものです。

冒頭にも記載したように、掲載のIdeaPad Yoga 13はCore i7-3517Uや8GBメモリ、
ストレージには128GB SSDを搭載した上位構成のモデル。

Ultrabookは固定仕様のものが多いですが、IdeaPad YOGA 13もそれに違わず構成のカスタマイズは行えません。

また、多くのUltrabookと同様、後から自分で構成の変更等を行えない構造であるため、
最初から8GBメモリを搭載した構成があるのは良いと思います。

128GBというストレージの容量を不満に思うユーザーはおられるかもしれませんが、
パフォーマンス面で不足に思うような事はまずないでしょう。

価格は、Core i7や8GBメモリを搭載した上位モデルが13万円前後で、
Core i5や4GBのメモリ、128GBのSSDを搭載した下位モデルが12万前後。

SSDの容量が変わらないせいもあると思いますが、価格に大きな差は無く、上位モデルの方がお得感のある内容です。

12~13万円という価格は決して安いと呼べるものではありませんが、
上位クラスのUltrabookではそのくらいの価格は普通。

解像度の高い液晶や操作性、性能などの使い勝手を考えると、むしろコストパフォーマンスは高い方だと思います。




以下、IdeaPad YOGA 13のベンチマーク結果です。

【Win エクスペリエンス・インデックス】

プロセッサ 6.9
メモリ 7.2
グラフィックス 4.7
ゲーム用グラフィックス 6.3
プライマリ ハードディスク 7.7

8GBメモリを搭載しているためか、メモリのスコアは高め。
グラフィック性能のスコアはそれ程高くは出ませんでした。



【CrystalDiskMark】

Seq 259.8243.1
512K 203.0210.9
4K 14.3634.45
4K QD32 192.275.83

数値は左がRead、右がWrite

今回のモデルには、サムスン製の128GB SSD(MZMPC128HBFU-000L1)が搭載されています。
6GB対応ですが、思った程高いスコアは出ませんでした。

とはいえ、上記のスコア位の速度が出れば、OSやアプリの起動や処理は高速。
非常に快適な速度です。



【3DMark06】

3DMark score ・・・ 4511
SM 2.0 Score ・・・ 1425
SM 3.0 Score ・・・ 1950
CPU Score ・・・ 2967



【3DMark11】

3DMark score ・・・ P615
Graphics Score ・・・ 542 (4種のGraphicsテスト)
Physics Score ・・・ 2382 (CPUベースの物理演算)
Combined Score ・・・ 565 (GPUとCPUの両方へ同時に負荷をかけるテスト)



【モンスターハンターフロンティア 大討伐】

左:1360×768 / 右:1600×900

1360×768 ・・・ 1761~1780
1600×900 ・・・ 1368~1373



【デビル メイ クライ 4】

1360×768

1600×900

【1360×768】
平均fps ・・・ 32.05~53.37
RANK ・・・ C

【1600×900】
平均fps ・・・ 25.20~42.33
RANK ・・・ D



【ファンタシースターオンライン2 】

左:1360×768 / 右:1600×900

1360×768 ・・・ 429
1600×900 ・・・ 303

~2000 処理負荷によっては動作が重くなる
2001~5000 標準的な動作が見込める
5001~ 快適に動作



【FINAL FANTASY XIV】

左がLOW 右がHIGH

LOW ・・・ 906
HIGH ・・・ 468


グラフィック性能はそれ程負荷が高くないPCゲームを快適にプレイできるくらい。
ゲームはともかく、この製品で想定される用途には十分すぎるパフォーマンスです。

性能面で不満を感じる事は多分ないでしょう。
構成内容的に、動画編集などの作業も快適に行えると思います。




次に、IdeaPad Yoga 13の消費電力を測定した結果です。
以下、アイドル時、およびベンチマーク(デビルメイクライ4)実行時の消費電力です。

アイドル時 ・・・ 12W
ベンチマーク実行時 ・・・ 32W

※実際の値は若干上下する為、平均と思われる値を掲載しています

アイドル時、ベンチマーク実行時共に消費電力は低いです。
今回の構成のUltrabookとしては普通だと思います。




続いて、IdeaPad Yoga 13のCPU温度を測定してみました。
アイドル時、及びベンチマーク実行時の温度です。

ベンチマーク実行時の温度は、デビルメイクライ4を20分程度実行させた後に測定しています。

ベンチマーク実行時は温度が上昇しますが、気にするほどの温度ではありませんでした。




さらに、ベンチマーク実行時の筐体表面温度を測定してみました。
いずれもデビルメイクライ4を20分程度実行した後の温度です。

IdeaPad Yoga 13は排気口が筐体背面にあるため、
キーボード手前よりも奥の方の温度が高くなりました。

特にキーボード左上の温度は高く、膝の上などにおいて作業をしていると熱く感じるでしょう。

が、キーボード手前側の温度は低いため、
普通にキーボードを操作している分にはそれ程気にはならないと思います。




最後に、IdeaPad Yoga 13 のバッテリー駆動時間の測定結果です。
ソフトはbbenchを使用、ソフトの設定はストロークが10秒毎、ネットへのアクセスが60秒毎。

画面の輝度は、最大から半分程度の明るさまで下げています。

バッテリーの電力残量が100%の状態から5%の状態になるまでの時間は23238秒。
約6.455時間ものバッテリー駆動が可能であるという結果になりました。

公称の約7.4時間と比べると若干短めですが、6時間半程度のバッテリーの持ちであれば、
外出先で使う分には十分だと思います。(もちろん用途にもよります)



IdeaPad Yoga 13の性能面に関しては以上となります。
上位構成のUltrabookとしては、十分満足できる結果です。

なお、途中にも書いたようにCore i5や4GBのメモリを搭載した下位モデルよりも、
Core i7や8GBを搭載した上位モデルの方がコストパフォーマンスは高いです。

また、後から自分で増設等を行えない構造である事を考えると、
最初から8GBメモリ搭載の上位モデルを選択した方がよいのではないかと思います。