IdeaPad U450pのレビューまとめ
これまで、IdeaPad U450pの性能や操作感など、いろいろな事を記事にしてきましたが、
最後に今まで書いた内容を一通りまとめてみたいと思います。
内容は IdeaPad U450p の各インターフェースとデザイン、スペック、パフォーマンス、
そして実際の操作感や感じた事など・・・
個人的な主観がかなり入ってはいますが、
購入を検討されている方などには、多少なりとも参考になる内容なのではないかと思います。
まずはじめに、これまでに書いた記事の一覧です。
一応、下記ページの内容についてはこのページで簡単にまとめてはいますが、
詳しい内容については以下のページか、レノボの製品ページをご参照下さい。
・IdeaPad U450pを使ってみました
・IdeaPad U450pの外観写真とインターフェースの詳細
・IdeaPad U450p メモリやHDDなどの各パーツの配置
・U450pのスペックは? IdeaPad U450pレビュー
・IdeaPad U450p でベンチマーク CULVノートの性能は?
・IdeaPad U450p OneKey Recoveryでバックアップとリカバリーを行ってみた
では以下、IdeaPad U450pのまとめです。
【IdeaPad U450p インターフェース】
トップパネル
格子のテクスチャーデザイン・右下にはLenovoのロゴ。
左側面
セキュリティスロット、電源、排熱口、VGA、HDMI、LAN、USB2.0ポートが2基
前面
4in1メディアカード・リーダー
右側面
ヘッドフォン、マイク、USB2.0ポート、ワイヤレスLAN、DVDスーパーマルチドライブ
背面
何もなし
キーボード
キーボードは6段配列
HomeやPgUpはキーボード右端、縦一列に配置。ブラウザキーはなし
キーボードベゼル左右
OneKey Rescue Systemボタン、電源、ミュートや音量ボタン、スピーカー
パームレスト
インジケーターランプ、タッチパッド、マイク、IdeaPadロゴ
ディスプレイ
LEDバックライト搭載 14型HDワイド(1,366×768) 光沢液晶
液晶ベゼル上部
ウェブカメラ、無線LANモジュールアンテナ(外からは見えません)
【IdeaPad U450p スペック】
プロセッサ
Core 2 Duo SU9400(動作周波数:1.40GHz/L2 3MB) 超低電圧版のプロセッサです
チップセット
GS45
グラフィックス
GMA 4500MHD チップセット内蔵ものを使用
メモリ
4GB(2GB×2/DDR3 最大8GBまで可能)
ストレージ
500GB HDD(5,400rpm)
ディスプレイ
LEDバックライト搭載 14型HDワイド(1,366×768) 光沢タイプ
無線機能
WiFi Link 5100AGN(1×2)、Bluetooth
バッテリー
標準で6セルバッテリー、バッテリ駆動時間は約5時間
サイズ
338.5×235.5×28.9(mm)
重量
約2.1kg
【IdeaPad U450p パフォーマンス】
U450pで行ったベンチマークテストの結果を、一部抜き出して掲載しています。
スコアの詳細と他モデルとのデータ比較などについては、U450pのベンチマークスコアのページをご覧下さい。
エクスペリエンス・インデックス
プロセッサ 4.1
メモリ 5
グラフィックス 3.2
ゲーム用グラフィックス 3.2
プライマリ ハードディスク 5.8
この中で一番低いスコア 3.2 がU450pの基本スコアです。
CrystalMark 2004R3
Mark 56618 (全ての合計値)
ALU 13967 (CPU)
FPU 16364 (CPU)
MEM 10101 (メモリ)
HDD 9323 (HDD)
GDI 4577 (2D)
D2D 1054 (2D)
OGL 1232 (3D)
平均的なCULVノートのスコアだと思います。
高性能とまではいかないかもしれませんが、日常的な作業で動作が重くなるなどという事はありません。
大航海時代 Online
平均 ・・・ 159~163
一応、150~299間では快適にプレイできるでしょう、との事。
たまに動作が遅くなる部分があるので快適かどうかはわかりませんが、映像は普通に流れています。
FINAL FANTASY XI
U450pのスコアは・・
LOW ・・・ 2439
HIGH ・・・ 1632
LOWが2439であれば、とりあえず普通に動作させる事が可能との事です。
大航海時代やFFなどの簡単な3Dゲームであれば、快適とは行かないまでも一応プレイする事はできるようです。
【IdeaPad U450pの総合的なまとめと感想】
IdeaPad U450pはCULVノートだと今まで述べてきましたが、
一般的なCULVノートが、ネットブックよりも少し上のカテゴリに位置するとされているとするならば、
このU450pはそれには当てはまらないのではないかと思います。
16:9のワイドディスプレイにDVDドライブやウェブカメラ、DDR3メモリ4GB、500GBのHDD、HDMI、
2つのスピーカーを搭載するなど映像やサウンド関係の機能が充実している事に加え、
サイズも14型と比較的大きめ。CULVノートとしては、少し個性的なタイプのノートかもしれません。
なお、ネットブックの購入理由としては、優れた携帯性や価格の低さが挙げられるかと思いますが、
U450pのサイズや重量は、ネットブックのような気軽に携帯できるタイプのものではありません。
ですので、そういったネットブックの長所をある程度兼ね備えたCULVノートが欲しいと言う方には、
このU450pは向かないと思います。
また操作面においても、私自身はキーボードと光沢の液晶がちょっと引っかかります。
普段使用しているキーボードのレイアウトと異なるため、余計にそう感じるのだと思いますが・・
ただ、皆が気にするようなものかというと、多分気にされる方のは一部の方でしょう。
ちなみに、U450pと同シリーズのU350も、かなりU450pと共通する特徴がありますが、
U450pに比べるとU350はかなり筐体が薄いですし、約1.6kgとギリギリ持ち運べる重量でもあります。
その代わり光学ドライブ等は搭載しません。
一方でU450pではU350に比べると携帯性が失われた分、エンターテインメント関係の機能が充実した感じで、
性能面においてはメインとしても使用可能なパフォーマンスを備えています。
Uシリーズの購入を考えていると言う方は、そういった事を念頭に検討されると良いかと思います。
・携帯性はいまいち
・メインPCとしても使用可能なパフォーマンス(専門的な作業には向かない)
・インターフェースはエンターテインメント関連が充実
なお、U450pやU350は元々の価格が高くはありませんが、現在、定価そのままの価格で販売されていますので、
他のマシン(割引のある)に比べるとあまりお得感がありません。
ですが先日Uシリーズの新製品が発表(USレノボで)された事により、
近いうちにセールが始まるのではないかと・・
その価格がどの程度になるのかが気になる所ですが、
これまでのパターンを考えると、かなりプライスダウンされるのではないかと見ています。
その辺は私の想像ですので、確実にこうとはいえないのですが、
Uシリーズの購入を検討されている方は、一応そういった事情も頭に留めておくと良いかと思います。
(Uシリーズのセールが開催されたら記事に書くと思います)
・IdeaPad U450pを使ってみました
・IdeaPad U450pの外観写真とインターフェースの詳細
・IdeaPad U450p メモリやHDDなどの各パーツの配置
・U450pのスペックは? IdeaPad U450pレビュー
・IdeaPad U450p でベンチマーク CULVノートの性能は?
・IdeaPad U450p OneKey Recoveryでバックアップとリカバリーを行ってみた
・IdeaPad U450pのレビューまとめ(現在記事)
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