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レノボのThinkpad SL510を使ってみましたので、
その性能や操作感などについて色々と述べてみたいと思います。

Thinkpad SL510

今回ご紹介するThinkpad SL510は、2009年10月に発表・発売されたモデルで、
プロセッサにはCore2 Duoを搭載しています。

今年(2010年)の3月、4月にも構成内容を変えた新たなSL510のモデルが発表・発売されていますが、
そちらはより低価格なCeleron T3000を搭載したモデルであり、最新のCore iを搭載したモデルなどはありません。
(Celeron・・といっても、昔の低性能なCeleronとはちょっと異なります)

そのせい(旧プロセッサを搭載)なのか、現在このSL510や同シリーズのSL410では、
キャンペーン価格により¥136,395→¥49,980のような破格とも取れる価格の設定がなされており、
これまでに購入された方が気の毒になる位、非常にお買い得な価格となっています。

構成についてはまた後の記事で詳しく述べますが、キャンペーン価格とはいえ、
最小構成ではネットブックとほぼ変わらない価格で購入する事の出来るこのSLシリーズ、
用途にもよりますが、メインPCとして使用されても全く遜色ない内容と性能を持ち合わせているかと思います。

前置きが長くなりましたが、今回はそんなThinkpad SL510のレビューです。



今回掲載しているSL510は型番28474ZJの、Core2 Duo P8700搭載モデル。
現在発売されているモデルの中では、比較的性能の高い構成のモデルです。

構成や性能についてはまた後の記事で書きます。

以下、SL510の外観写真です。
※光の具合で写真が見辛いものとなってしまいました。ご容赦下さい。

Thinkpad SL510 トップパネル

SL510のトップパネル。
右下側にはThinkpadのロゴ。

TシリーズとSL510のトップパネル光沢の違い

一応SL510のトップパネルはつや消しタイプですが、他のThinkpadと比較すると若干艶があります。
(写真は左がSL510で、右側がT510

SL510 左側面

SL510の左側面全体。

SL510の左側面拡大

左側面を拡大。
左からVGAポート、eSATA/USB2.0のコンボポート、LANポート、HDMIポート、マイク入力、ヘッドホン出力

SL510 前面のスピーカー

SL510前面の下部には、スピーカーが搭載されています。

前面右にはインジケーターランプ

SL510前面の右側には、バッテリーとスリープのインジケーターランプ

SL510右側面

SL510の右側面全体。

SL510右側面の左

右側面の左側を拡大。
ワイヤレスLANのオンオフスイッチに、USB2.0ポートが2基、7in1メディアカード・リーダー

SL510右側面の右

右側面の右側を拡大。
左半分が切れていますが、DVDスーパーマルチドライブに、AC電源

SL510の背面

SL510の背面全体。

背面左側

背面の左側には、USB2.0ポートとセキュリティキーホール

背面右側

背面右側には排熱口のみ。

SL510のキーボード

SL510キーボード全体です。
6段配列。従来のThinkpadに搭載されているものとは、レイアウトなどが異なります。

こんな感じに↓

T410のキーボード

上はT410

SL510のキーボード

こちらはSL510
全く異なる事がわかると思います。

SL510 キーボード左側

SL510のキーボード左側を拡大。

通常F1キーの上にEscキーが配置されていたのですが、
上段を揃える事によってEscとF1が同列に並びました。

SL510 キーボード右側

SL510 各種の機能キー

SL510のキーボード右側を拡大。

この右側の配列は、ちょっと慣れるまでは使い難いです。
右上のDeleteやInsertと始めとするキーが同列に並んでいます。

そしてさらに・・・

ブラウザキー周辺

PgUpとPgDnがブラウザキーに割り当てられています。
通常押しだとブラウザキー、Ctrlキーと同時押しでPgUpとPgDn。

これはちょっと微妙な感じの配列です。

SL510 ミュートやボリューム調節

キーボード左側には、ミュートなどのオーディオ機能のボタンを搭載。

SL510の電源やインジケーターランプ

キーボード右側には、電源やThinkVantageボタン、無線やHDDなどのインジケーターランプを配置。

SL510 ウルトラナビ

SL510にはウルトラナビを搭載。

Thinkpadロゴ

右側パームレストには、他のモデルと同じくThinkpadのロゴがあります。

製品ロゴ

こちらはディスプレイ右下に刻印された「SL510」のロゴ。

SL510全体

Thinkpad SL510全体。
15.6型のHD(1366×768)液晶を搭載しています。

ちなみに断っておくと、この写真では液晶画面がアンチグレアタイプ(非光沢)に見えますが、
実際はSL510は光沢タイプの液晶を搭載しています。

あまりに周囲の風景の写り込みがひどく掲載できる状態ではなかったので、液晶部分だけ編集しました。

SL510横側から

特に意味はありませんが、SL510の横側からの写真です。

SL510にはリカバリーディスク付属

SL510にはリカバリーディスクが付属しています。

以上、Thinkpad SL510の外観写真と搭載されているインターフェースの解説でした。


最後についでですので、SLシリーズについての概要を簡単に載せておきます。

まずThinkpadのSLシリーズ・・と言えば、
Thinkpad製品の中では低価格帯に属する中小企業向けのモデルとされているかと思います。

以前Lenovo3000という、やはり低価格帯のモデルが販売されていた時期があったのですが、
Thinkpadの中では比較歴史が浅いこのSLシリーズは、そのLenovo3000の後継を担うブランドです。

このSLシリーズ、通常のThinkpad製品とは少々異なる毛色の製品だった事もあり、
発売当初、SLがThinkpadと言うブランドを名乗るという事については批判的な意見も多く、
特にキーボードに関してはかなり厳しい意見も多かったという事をよく覚えています。
(Thinkpadで、キーボードが7段配列から6段配列に変わったのがこのモデルだった為)

※キーボードに関してはこの記事の上でも述べていますが、
確かにSLのキーボードは従来の7段配列のものと比べると大きく変わっており、正直使い難い部分も沢山あります。
従来のキーボードが好きでThinkpadを使い続けている・・という方からすると、
文句の一つや二つも言いたくなるかもしれません。

今現在ではX100eやEdgeなど、従来から大きな変化(SLどころではない)を遂げたThinkpadモデルも多数登場している為、
以前感じた程の違和感をSLに感じる事はなく、むしろ現在ではそこそこ高性能にもかかわらず非常に低価格なシリーズとして、
Thinkpadではすっかり馴染みのブランドになりました。

ただ、現在Core iプロセッサ搭載モデルが出ていない事や、
最近、このSLに似たデザインのLシリーズが登場した事などを考えると、
今後のSLシリーズに関しては少々先行きが不透明かと・・(憶測ですが、SL→Lになる?)


そういうわけでちょっと長くなりましたが、次回からも続けてSL510についての詳細なレビュー記事を掲載していきます。

ちなみに、冒頭でも述べたキャンペーン価格云々については、時期によって変わる恐れもあります。
価格や構成などの詳細については、レノボのウェブサイトの製品情報ページで正確な情報をご確認下さい。

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