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Thinkpad X201 tabletの操作感や特徴などをまとめてみました。

X201 tablet

このX201 tabletは一応X201と同じシリーズの製品ですが、タブレットという性質上、
通常のX201にはない機能が多数搭載されており中々面白いモデルです。

価格はやはり通常のX201よりも少々高めになってはいるのですが、
マシンを使用するユーザーの用途によっては、非常に便利なモデルでもあると思います。

ですが逆に、マシンの用途がはっきりしていないと無駄になる部分(機能)も多く、
やはり通常のノートPCに比べると低価格だとはいえない製品なだけに、少々勿体無いかもしれません。

今回はマシンの概要と共に、そういった事に関しても触れてみました。
では、以下まとめです。

掲載しているX201 tabletの型番は2985CFJ
ダイレクト価格が¥270,900(税込)の標準的な仕様のモデルです。
(キャンペーン価格では17~18万前後となっています)


【X201 tablet インターフェース】

左側面
セキュリティキーホール、AC電源、排気口、VGA、LAN、USB2.0(Powered USB)、無線のオンオフ、ExpressCardスロット

右側面
USB2.0、ヘッドフォン出力、マイク入力、FAXモデム、HDDベイ、タブレット・デジタイザー・ペン、USB2.0

前面
センターラッチ、5in1メディアカード・リーダー

背面
なにもなし

ディスプレイ
タッチスクリーン搭載 LEDバックライト付 12.1型WXGA(1,280×800)
アンチグレアタイプ、指とデジタイザーペンの両方に対応


・ウルトラナビ(トラックポイント&タッチパッド)を搭載。
・ディスプレイ側に、電源や画面の縦横切り替えボタンを始めとするタブレットボタン、指紋センサーを搭載。
・ノートPCスタイル、タブレットスタイルの切り替えが可能。
・筐体サイズは 295×228×26.5~33.3、重量は約1.67Kg(4セルバッテリを含む)。


インターフェースの詳細は → X201 tablet これはかなり面白いモデルです

X201 tabletの写真

【X201 tablet(2985CFJ) スペック】

掲載しているX201 tabletの主なスペックです。

OSはWindows 7 Professional 32bit版、その他のWin 7のバージョン、XPの選択も可能。
プロセッサはCore i7-640LM(2.13GHz、TB利用時最大2.93GHz、L3 4MB)
 X201 tabletで選択できるプロセッサは、今の所Core i7-640LMのみです。
QM57チップセット
グラフィックスはインテル HDグラフィックス(CPU内蔵)
メモリは2GB(DDR3/スロットは2つ/最大8GB)
HDDは320GB(5400rpm)
無線LAN機能はWiMAX/WiFi Link 6250AGN(2×2)、Bluetooth等
バッテリーは4セル、駆動時間は約3.8時間。


スペックの詳細は → Core i7搭載 X201 tabletのスペックの詳細

CPU-Z X201 tabletのCPU情報

X201 tablet チップセット等

X201t グラフィックス

X201t メモリスペック

【X201 tablet 性能】

X201で行ったベンチマークテストの結果より、主要なものを抜き出して掲載します。

エクスペリエンスインデックスのスコア

プロセッサ    6.2
メモリ    5.5
グラフィックス    3.2
ゲーム用グラフィックス    4.8
プライマリ ハードディスク    5.7

X201 tabletのエクスペリエンスインデックス・スコア

CrystalMark 2004R3のスコア

Mark (スコアの合計)     97809
ALU (プロセッサ)     30581
FPU (プロセッサ)     28796
MEM (メモリ)     18779
HDD (HDD)     7470
GDI (2Dグラフィックス)     8148
D2D (2Dグラフィックス)     1758
OGL (3Dグラフィックス)     2277

X201 tabletのCrystalMark 2004R3のスコア

少し前に掲載したX201と同じくプロセッサの値は高めグラフィックスの値は低めという結果になりました。
今回のX201 tabletには、X201に搭載のCore i5よりもほんの少しクロックの低いCore i7が搭載されています。

性能(ベンチマーク)の詳細は → X201 tabletでベンチマーク 性能は?

【X201 tabletのまとめ 用途など】

タブレットスタイルでの使用が可能なX201 tablet
通常のノートとは異なるスタイルでの操作が可能な事より、使用する環境によっては非常に重宝するマシンです。

例えば学生が講義でノート代わりに使用したり、仕事等でも様々な利用法が考えられると思います。

自分に関しては、ほぼ屋内での利用がメインとなりますので、
特にタブレットスタイルである必要性は感じられなく、タッチスクリーンさえあればいいというのが本音なのですが、
頻繁に屋外で使用されるという方には非常に便利だと思います。

通常のノートにはない機能として、タブレット用に用意された独自のユーティリティーが付属していたり、
タッチセンサーに関しても精度が高く、ペンや指でのつかいわけもスムーズ。
(ペンでの入力中はタッチセンサーがオフになるので、誤動作が少ない)

X201 tablet専用のキャリングケース(オプション)と併用すれば、
キャリングケースを肩に下げたままケース内のX201 tabletタブレットに入力したり、
画面を閲覧したりする事も可能となっており、通常のモバイル以上に使う場所を選ばないノートPCです。


パフォーマンスに関しては、標準構成の状態でも高性能ですので、
3Dゲームや特殊な業務に使用するのではない限り、特に問題はないかと思います。
(どちらにしろ、プロセッサはCore i7-620LMのみ)


しかしバッテリは標準の4セルでは心許無いので、拡張バッテリを追加した方が良いかと思います。
ワイヤレスLAN等もあると便利ですし、メモリも4GBあると安心です。

そのような感じで色々追加していくとそれなりの価格になりますので、
用途がはっきりとしているような方でしたら少々高価でも問題ないかと思いますが、
そうで無い方には無駄な部分(機能)も多いかもしれません。

一応、キャンペーンで8~9万円ほど通常価格より割引されているので、手が届かない程ではないのですが、
やはり機能が充実しているだけに通常のマシンよりはかなり高め

そういうわけで、簡単にまとめると・・・

予算に余裕があるのならばともかく、そうでなければ、
タブレットをこのように使う(仕事や講義など)どというように、用途がはっきりしている方向けのモデルだと思います。


私的にはタッチスクリーンが特に良いと感じるので、
通常のX201にタッチスクリーンオプションがあればなあと思うのですが・・・

以上、X201 tabletの記事はとりあえずこれで終わりです。

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