更新日: 2018/05/07
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レノボ・ジャパンより、11.6型のコンバーチブルUltrabook「ThinkPad Helix」が発表されました。コンバーチブル型といっても TwistXシリーズTabletとは異なり、液晶が着脱できるタイプの製品です。

ThinkPadのビジネス向けタブレットというとThinkPad Tablet 2が存在しますが、ThinkPad Helixはよりセキュリティを重視したい企業や、一台でタブレットとノートPCを兼ねたいというニーズに答える製品だそう。

Helixの面白い所はタブレットとキーボードを分離できるだけでなく、キーボードを装着したままタブレットとしても利用できる所で、単なるコンバーチブルノートよりも、さらに多彩な場面での活用が期待できるのではと思います。

4月9日より法人向けの販売が開始、個人向けは4月下旬に販売開始予定です。
2013年4月12日追記:個人向けのモデルも販売が開始されました。



簡単に特徴をあげると・・

・タブレット時の重量は約787g、ノートPCスタイル時は約1.61kg(ペンを除く
・10点マルチタッチに対応した11.6型フルHD(1,920×1,080)IPS液晶を搭載、筆圧レベルは2,048段階256段階
・タブレット時、プロセッサのTDPを低下させる事でバッテリ駆動時間を延長(設定TDP内であれば最大クロックまで動作可)
・バッテリ駆動時間はタブレットのみで約8時間、ノートPCスタイル時は約12時間
・キーボードはThinkPad X1 Carbonと同程度の打鍵感を採用
・タブレットモードやノートブックモードだけでなく、キーボードを装着したままのタブレットモードやスタンドモードでの利用が可能

【2013年5月17日追記】
当初、筆圧感知は2,048段階・・とアナウンスされていましたが、誤りがあった事がレノボ・ジャパンより明らかにされました。
実際の筆圧感知は256段階との事です。希望するユーザーには、返品/返金の対応が行われるそう。

同じビジネス向けのタブレットとであるThinkPad Tablet 2がAtom搭載であるのに対し、HelixにはCore i5/i7といったプロセッサが搭載されます。
その他の仕様に関しても、4GB~8GBメモリや128~256GBのSSDなど、タブレットとはいえ内容は通常のUltrabookです。

液晶は11.6型でフルHD&IPS、さらに2,048段階の筆圧感知にも対応しています。

タブレット時のみの重量は、10.1型のThinkPad Tablet 2よりも11.6型のHelixの方が当然重いですが、
ノートPC並みの性能を持ちあわせている事を考えると、かなり軽いです。
(ThinkPad Tablet 2:約570g、ThinkPad Helix(タブレット時):約787g)

法人向けモデルの価格は、最小構成で168,000円前後、最上位では235,000円前後となるようです。

個人向けの製品ではまた構成や価格が変わってくるとは思いますが、
同じ位の価格帯になるのではないかと思います。

【構成の一例】

ThinkPad Helix 最少構成(法人モデル)

Windows 8または7
Core i5-3427U
4GB (4GB×1)
11.6型フルHD、IPS、10点マルチタッチ、光沢
HD グラフィックス4000
128GB SSD
IEEE802.11b/g/n+Bluetooth4.0
駆動時間:タブレットのみ:約8時間/タブレット&キーボード:約12時間
重量:タブレットのみ:約787g/タブレット&キーボード:約1.61kg
NFC、デジタイザーペンなし

¥168,000前後(税込)~
価格・構成内容は2013年4月9日時点

ThinkPad Tablet 2では、デジタイザーペンなしのモデルの液晶にはデジタイザーが搭載されませんでしたが、
ThinkPad Helixがどうなのかは今のところ不明。(デジタイザーがないと、ペンを後から買っても使えない)

2013年4月12日追記:やはり、ペンに対応のディスプレイと非対応のディスプレイが存在するようです。
ペンに非対応のディスプレイを選択した場合、デジタイザーが搭載されませんので注意。


冒頭にも書いたように、実際の製品に触れてきましたので、
また後程写真や詳細等を掲載したいと思います。
(製品のレビュー記事はこちら→ ThinkPad Helix 簡易レビュー 着脱式のコンバーチブルUltrabookを解説

【掲載製品の情報】
ThinkPad Helix 公式製品ページ