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マウスコンピューターが販売する2in1タブレット、MT-WN1003のレビューです。

MT-WN1003は、着脱式キーボードを標準付属する10.1型のWindowsタブレット。
ノートPCやタブレットなど、用途に応じて様々なスタイルで利用できる便利な2in1デバイスです。

本体約593g、キーボードカバーを含めても約916gと軽量であるため、タブレットやノートPCを携帯する機会が多い方、また気軽に使えるサブノートが欲しい方に向いています。

構成はAtom x5-Z8350、2GBメモリ、64GBのストレージと、メモリが少なくはあるものの、性能面でも容量においても日常用途への利用には十分な内容を持ちあわせています。

39,800円(税別・送料込/2017年8月10日時点)とリーズナブルでありながら、Office Mobileや Office 365サービスが標準付属しており、ビジネス作業にもおすすめです。

今回は、そんなMT-WN1003の外観や使い勝手、性能面について詳しくご紹介いたします。

【MT-WN1003 レビュー記事目次】

・MT-WN1003 外観や操作性をチェック
タブレット外観キーボードの外観・操作性重量付属品

・構成内容と特徴・ベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマークテストの結果消費電力・温度再起動時間バッテリ駆動時間

・製品のまとめ
MT-WN1003 まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


MT-WN1003 タブレットの外観・インターフェース

MT-WN1003は、10.1型のタブレットに着脱可能なキーボードが付属した2in1デバイス。
まずはタブレット側の方からチェックしていきます。


10.1型サイズで、1,280×800ドットのタッチパネルを採用したタブレットです。
標準で液晶保護フィルムが貼られているため、別途フィルムを用意する必要はありません。

なお、販売製品には保護フィルムの上に輸送用の保護フィルムが張られているため、輸送用の保護フィルムをはがしてから利用するようにしてください。





IPS方式の液晶であるため、視野角は広いです。
画面を斜めから見ても色の変化が小さいため、多人数でも閲覧しやすいと思います。



液晶上部には、192万画素のフロントカメラが内蔵されています。



カメラがある位置とは反対側には、タッチ式のWindowsボタン。



厚み10mmと、ものすごく薄いというわけではありませんが、コンパクトであるため扱いやすいです。

画面サイズが小さすぎるタブレットは操作面で難がありますが、10.1型ほどの大きさがあれば細かい作業にも利用できます。



タブレット背面側の様子です。
樹脂のようなやや弾力のある素材が一面に用いられています。

マットな質感であるため、指紋あとが付きにくいです。



背面端の方には、約192万画素のリアカメラ。




タブレット側面のインターフェースの内容をチェックします。

タブレット上部には、電源ボタンやボリュームコントロールボタンが並びます。



タブレット左側面(正面からみて左側)には、ヘッドフォン出力やmicro USB、mini HDMI、USB3.0、電源コネクター、micro SDメモリーカードスロット、スピーカー。スピーカーは右側面にも1基、内蔵されています。

フルサイズのUSB端子があるところが便利ですね。




micro SDメモリーカードスロットは、カバーの内部にある



タブレット下部。
キーボードと接続するためのコネクターが搭載されています。

キーボードはBluetooth接続ではなく、物理的に接続するタイプです。



キーボードの外観・操作性

着脱式のキーボードをチェックします。




カバーと一体になったタイプのキーボードです。
キーボード操作が行えることに加えて、タブレットの保護カバーにもなるという便利なデバイスです。





アイソレーションタイプの日本語キーボードです。

モバイルタイプのキーボードでありながら、一般的なノートPCと変わらないキー配列を採用しており、自然な感覚でタイピングが行えます。

ややキーが小さいため、手指が大きい方は操作がしづらいかもしれません。



キートップの様子。
ややザラつきのある素材を使用しており、指紋汚れなどが目立ちにくいです。



ボタン一体型のタッチパッドを搭載。
小さめではあるものの、思ったよりも使用感は良いです。

マウスがなくても快適に操作が行えます。



キーボード上部に、タブレットと接続するためのコネクターが設けられています。
マグネット式で固定するタイプであるため、タブレットの付け外しがしやすいです。




キーボードのコネクター部にタブレットを近づけるだけで接続できる



キーボードのカバーを折りこむことで、タブレットスタンドとして利用できるようになっています。




ノートPCスタイル時の様子。
通常のノートのスタイルと変わりません。



ディスプレイの角度調整は行えません。
最大開閉角度が約120度と、一般的なノートPCに比べるとディスプレイの可動域はやや狭め。




キーボードカバーは、タブレットの保護カバーにもなります。


ケースなどを別途用意する必要がないため、便利です。
この状態のままカバンに放り込むことができます。



重量

MT-WN1003の重さをはかってみました。



タブレットのみの重さは583g。



キーボードの重さは339g。
タブレットとあわせても922gと軽量です。



電源アダプターの重さは92g。
全てを持っても1kgを少し超えるくらいと、持ち運びしやすい重さです。



付属品 Office Mobile&Office 365サービスが付属

MT-WN1003の主な付属品をご紹介します。




5V、2000mAで10Wの電源アダプターが付属します。



micro USB-USB変換ケーブルです。



Office Mobile&Office 365サービス(1年間)が標準付属します。
他のデバイスとデータを連携できるため、普段、オフィスを利用されているような方にはとても便利。

価格が安い2in1タブレットでありながら、これは魅力です。



MT-WN1003 構成内容とその特徴について

掲載しているMT-WN1003の構成内容と、その特徴を解説します。

【CPU-Z】




【MT-WN1003 の主な構成】

OS   Windows 10 Home 32bit
プロセッサ   Atom x5-Z8350 (1.44GHz~最大1.92GHz)
ディスプレイ   10.1型(1,280×800)、光沢、IPS、マルチタッチ
グラフィックス   インテル HD グラフィックス 400
メモリ   2GB(オンボード/PC3-12800 DDR3L SDRAM)
ストレージ   64GB eMMC(SanDisk製)
無線機能   IEEE 802.11 ac/a/b/g/n、Bluetooth 4.2
バッテリ   約8.2時間(公称値/JEITA2.0)
サイズ   259.5×174×10(幅×奥行き×高さ/mm)
重量   本体:約593g、本体&キーボード:約916g
ソフトウェア   Office Mobile、Office 365 サービス(1年間有効)
標準保証   24時間365日電話サポート・1年間無償修理保証

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2017年08月10日時点の情報に基付く内容となります。

Windows 10 Home(32bit)、10.1型タッチパネル、Atom x5-Z8350、メモリ2GB、64GB eMMCという構成のモデルです。

本製品で提供されているのはこの構成のみ。

主要なパーツのカスタマイズは行えませんが、キーボード付、Office付で39,800円(税別・送料込/2017年8月10日時点)と価格が安く、サブノートが欲しい方にはとてもお手頃な製品です。

メモリは2GBとやや少ないですが、容量は64GBと余裕があるところなど、使い勝手の良い構成だと思います。



以下、搭載ストレージの詳細です。


搭載されているストレージ(実際の製品とは異なる可能性があります)


ストレージの内訳


ユーザーが利用可能な残容量

SanDisk製の「SanDisk DF4064」という64GB eMMCが搭載されていました。
初期時のCドライブの容量は57.35GB、実際にユーザーが利用できる容量は約49GBと、かなり余裕のある構成です。

本製品のストレージ位余裕があれば、極端な事をしない限り、ソフトのインストールやファイルの保存、Windowsアップデートによる容量不足の心配はないでしょう。



ベンチマークテストの結果

以下、MT-WN1003で実施したベンチマークテストの結果です。


【CrystalDiskMark】


Ver.5を使用


【3DMark】



上からSky Diver、Fire Strikeの実行結果


【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】


左から640×480、1280×720/低品質、ウィンドウモードで実行


【Minecraft】



やや画質を落とした状態であれば快適に動作


軽いゲームを画質を落とした状態であれば、普通にプレイできるくらいのパワーは発揮できるようです。ブラウザゲームなどなら、遊べるものもあると思います。

ネットや動画の閲覧も快適に行えますが、メモリが少ないため、使い方によっては動作に影響することがあるかもしれません。

とはいえ、数多くのタブを開くなどメモリを消費する使い方をしなければ大丈夫です。

比較的サクサクとした使い心地であり、調べものやネットの閲覧などちょっとした作業に使うノートとしては申し分ない性能ですね。



消費電力・温度

アイドル時、およびベンチマーク実行時(3DMark)のMT-WN1003の消費電力を測定してみました。

画面の輝度は50%に設定した上で測定しています。
(以降、全てこの設定を適用)

アイドル時 ・・・ 3W
ベンチマーク実行時 ・・・ 9W

※実際の値は若干上下します

非常に低消費電力です。




アイドル時、高負荷時(3DMarkのFire Strikeを20分以上実行)のパーツ温度を測定してみました。

高負荷時、CPU温度は80度前後という測定結果です。

負荷をかけると温度は上がるものの、そもそも本製品を重いゲームのような用途に利用することはないと思われ、普段ここまで温度が上がることはないでしょう。



再起動(起動&シャットダウン)にかかる時間

MT-WN1003の再起動時間を測定してみました。
以下、PassMark Rebooterの実行結果です。

1回目 1:02
2回目 1:05
3回目 0:58
4回目 1:11
5回目 0:58
6回目 0:59
7回目 0:59
8回目 1:00
9回目 1:02
10回目 1:00

再起動(起動&シャットダウン)の平均時間 ・・・ 1分01秒

再起動時間は およそ1分01秒。
SSDを搭載するPCよりは若干遅いですが、HDD搭載のPCに比べるとやや高速であるようです。



バッテリ駆動時間

bbenchを使用し、MT-WN1003のバッテリ駆動時間を測定。

ソフトの設定はストロークの実行が10秒毎、ワイヤレスLANによるネットへのアクセス(ブラウザで新規ページを開く)が60秒毎に実行されるという内容です。




バッテリの電力が100%から2%に減少するまでの時間は20030秒。
約5.6(5.5638888…)時間ものバッテリ駆動が可能という結果です。

バッテリの持ちが良いとまではいえないものの、ネット閲覧のようなライトな作業であれば、それなりにバッテリは持ちます。

外出先でPCを利用する場合であっても、ある程度のボリュームの作業をこなせるくらいには使えるでしょう。



MT-WN1003 まとめ

MT-WN1003のレビューは以上となります。

着脱式キーボードや、Office Mobile&Office 365サービスを標準付属しながら、39,800円(税別・送料込/2017年8月10日時点)というリーズナブルな価格を実現した2in1タブレットです。

タブレットってあると便利ではありますが、タブレット単体だと閲覧が中心となるため、用途が限られてきますよね。

しかしキーボードがあれば、メール作成やブログの記事を更新したり、本製品はオフィス搭載であるためビジネス用途にも使えるなど、様々な場面で活用することができるようになります。

Atom x5-Z8350、2GBメモリ、64GBのストレージと、日常利用には申し分のない性能と容量を持ちあわせていること、またMT-WN1003に付属のキーボードは、タブレットの保護カバーとしても利用できるなど、色々買い足さなくても済むところが魅力です。

あまりPCを使わない、ネット閲覧などが中心のライトユーザーなら本製品をメインPCとしても利用できますし、すでにメインPCをお持ちの方のサブノートとしてもおすすめ。

気軽に使えるPCが欲しいとお考えの方は、是非チェックしてみてください。