Lenovo YOGA TABLET 8 ／ 10 の特徴（製品解説／スタンド付きのAndroidタブレット）

レノボ・ジャパンよりYOGA TABLETという、Androidタブレットの新製品が発表されました。登場したのは8インチのYOGA TABLET 8と、10.1インチのYOGA TABLET 10という2つのモデル。

単に、Androidを搭載するタブレットとして見ると、それ程目立った部分はないと思われるこれらの製品、両モデルとも背面にスタンドを搭載しており、テーブルの上に立てて設置する事ができるようになっています。

これは結構画期的だと思います。
別売りのスタンドやケースを装着する事でタブレットを自立させる事ができるものは数多くありますが、タブレット本体のみで自立・・は見かけません。（あるかもしれませんが）

ある程度のサイズの端末になると、長時間手で持ち続けるには重かったり、かといってテーブルなどに平置きすると今度は画面が見難くなってしまったりと、使い勝手に問題を感じる事も多いのですが、スタンドがあるだけでかなり便利に使えるようになるのではないかと思います。

あとシリンダー部分（出っ張った部分）がつかみやすく出来ており、通常のタブレットに比べて持ちやすい、また手が滑り難いというメリットもあります。この部分にはバッテリが内蔵されているそうです。

なお、8インチと10.1インチのYOGA TABLETの違いは、筺体のサイズと重量、液晶のサイズ、そしてバッテリの容量のみ。CPUや液晶の解像度、センサー等その他の部分は同じです。

この製品は後日実機を用い、詳しく掲載予定です。→YOGA TABLET レビュー目次

構成に関しては、特に目立ったところはないと思います。

プロセッサには、エントリー向けのMediaTek MT8125を搭載。
MT8125はCPUにARM Cortex-A7、CPUにはPowerVR 5XTを搭載したSoCで、クロックは1.2GHz。

ストレージは16GBですが、MicroSDカードスロットを搭載しているため、容量の拡張は可能だと思います。

ソフト関連はGoogle Playに対応するほか、Kingsoft OfficeやSimeji、Skype、
ES ファイルエクスプローラー、Norton Mobile Security等がプリインストールされているよう。

あと、Miracast（ディスプレイ伝送技術の一つ）に対応しており、
動画や写真などを別売りのワイヤレスディスプレイアダプターを使用する事で、テレビやPCなどの画面に表示させる事が可能となっています。

販売は量販店限定で、8インチ版が27,800円前後、10.1インチ版が36,800円前後。
価格はそれほど高くはないと思います。

上記はYOGA TABLET 8の主な構成で、YOGA TABLET 10は液晶サイズが10.1型、
本体のサイズが261×180×3～8.1で、重量は0.605kg（公称値）。バッテリは3セルで約18時間の駆動時間を確保しているとの事。

上にも記載しましたが、店頭予想価格は10.1インチの方が36,800円前後と、
8インチのタブレットよりもやや高め。ですがどちらのモデルも、本体の構造や内容的に考えて安いのではないかと思います。

2013年12月3日追記：YOGA TABLET 8がレノボ・ショッピングにて販売開始されました。

以下、イメージ画像です。
実物と異なる可能性がありますので、参考程度にご覧ください。

YOGA TABLET 8　スタンドを利用して自立させる事が可能。

寝かせて使用も可能。

スタンド収納時の状態。バッテリはシリンダー部分に内蔵。持ちやすい形状です。

立てて利用できるのはとても便利だと思います。

以上となります。
YOGA TABLETは近いうちに実機を掲載できると思いますので、詳しい内容については後日の記事に掲載します。

製品自体は既に量販店にて販売中です。（2013年12月3日追記：YOGA TABLET 8がレノボ・ショッピングにて販売開始されました。）

【掲載製品の情報】
YOGA TABLET 製品ページ