外観の様子(Miix 2 8 が予定より早く到着 開封&外観チェック)に続き、今度はLenovo Miix 2 8の構成と性能面について。

掲載している Miix 2 8の主な構成は、OSにWindows 8.1、プロセッサにAtom Z3740、メモリ2GB、ストレージには64GBのフラッシュメモリという内容。最近増えている、Bay Trail-Tと呼ばれるタブレット向けのSoCを搭載した8型のタブレットです。

Atom Z3000シリーズは、前世代のAtom Z2000シリーズと比べて3倍の性能と、より高い省電力性能を持つと謳われているプロセッサで、Miix 2 8をPCに例えると、エントリー向けの構成を持ったマシンという感じでしょうか。

負荷の高い用途には十分な性能だとは言えませんが、PCで行う日常的な作業においては十分なパフォーマンスだと言えるでしょう。

今回は、そんなLenovo Miix 2 8の構成面における特徴と実際の性能面について詳しく触れてみたいと思います。

【Lenovo Miix 2 8 レビュー記事目次】

・Lenovo Miix 2 8 外観・インターフェースなど
箱明け&箱の中身外観・インターフェース約350gと軽量視野角の広い液晶

・Lenovo Miix 2 8 主な構成とベンチマーク結果
主な構成とその特徴ベンチマーク結果消費電力・温度バッテリ駆動時間

・プリインストールソフトウェアの内容や 内蔵カメラでの撮影写真
プリインストールソフトウェアの内容内蔵カメラで撮影した写真

・カードの種類によっては、認識しない&抜けないMicroSDカードがある(今の所原因は不明)
MicroSDカードが認識せずかつ抜けないという現象について

・Miix 2 8 用のケースやBluetoothキーボードなどを色々と購入
スタンド機能付きレザーケース液晶フィルムBluetoothマウス M-BT11BBBU
 Bluetoothキーボード TK-FBM023BK(相性が悪いのか使えず)携帯時の総重量は・・

・回復ドライブ(リカバリディスク)を作成する
回復ドライブの作成回復領域の削除は大丈夫?工場出荷時の状態へリカバリ

続きは後日更新予定


主な構成とその特徴

まず、 Miix 2 8の主な構成とその特徴について。
以下、CPU-Zの実行結果です。

【CPU-Z】





【Lenovo Miix 2 8(59399891)の主な構成】

OS Windows 8.1 32bit
プロセッサ Atom Z3740(1.33GHz/バースト周波数1.86GHz)
グラフィックス Intel HD グラフィックス(CPU内蔵)
メモリ 2GB(2GB×1/LPDDR3/最大2GB)
ストレージ 64GB eMMC(Samsung MCG8GC)
ディスプレイ 8.0型HD(800×1280)光沢あり、IPS、10点のマルチタッチ(静電容量方式)
無線機能 802.11a/b/g/n、Bluetooth v4.0
センサー類 加速度センサー、光センサー、ジャイロセンサー、コンパス、GPS
バッテリ 1セル(駆動時間:約10時間/公称値)
サイズ 215.6×131.6×8.35(横持ちの場合/幅×奥行き×高さ/mm)
重量 約0.35kg
Microsoft Office Microsoft Office Home and Business 2013

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2013年12月30日時点のものです。

掲載モデルの構成は上記表のとおり。
Miix 2 8はストレージが32GBのモデルと64GBのモデルの2種がラインアップされており、購入したのは64GBの上位モデルとなります。

構成面の違いはストレージの容量のみですが、付属するOfficeソフトが異なっており、32GBモデルには「Microsoft Office Personal 2013」、64GBモデルには「Microsoft Office Home and Business 2013」が付属。

また、64GBモデルでは「Veriface」という顔認証ソフトウェアが搭載されており、パスワードによる認証の代わりに顔認証を利用する事ができるようになっています。

個人的にはOfficeは必要ないのですが、Officeを搭載しても直販価格が4万円台(32GB:¥42,800/64GB:¥47,800)と安価であるため無駄な感じはしません。

ストレージにはタブレットに採用される事の多いSamsung製のMCG8GCというeMMCを搭載しており、PCに搭載されるSATA接続のSSDなどと比べるとCrystalDiskMarkの結果は高速だというわけではないのですが、タブレットとしては十分な処理速度。少なくとも、実際の操作で速度に不満を感じる事はあまりないと思います。

容量的には、特に色々ソフトウェアを入れたいというのでなければ32GBでも十分だと思いますが、購入した64GBモデルでは初期の時点で利用可能な容量が49GB程度で、そのうち13GB程度が利用されていたため、ユーザーが利用できるのは約36GB程度。

64GBでその状態ですから、私には32GBモデルはやや心許ないと感じますが、一応、MicroSDカードなどを利用して保存容量を拡張する事は可能です。

PCと同じであれば、リカバリディスク(回復ドライブ)を外部に作成した後に、タブレット内のリカバリ領域を削除して容量を増やすといった事もできると思います。(未検証)

ただ、32GBモデルと64GBモデルとではそれ程金額差があるわけではないため、個人的には64GBの方がお勧めです。


その他の構成に関しては、無線機能は802.11a/b/g/nのワイヤレスLANやBluetooth v4.0に対応、センサー類に関しても加速度センサー、光センサー、ジャイロセンサー、コンパス、GPSと充実した内容で、特に不足を感じるようなところはありません。



ベンチマークテストの結果

以下、Miix 2 8で行ったベンチマークテストの結果です。
一般的なPCと比べるとスコアは低いですが、Atomを搭載したタブレットとしてはパフォーマンスは高いと思います。


【CrystalDiskMark】

Seq 87.3843.86
512K 82.2543.99
4K 11.0812.03
4K QD32 28.7717.47

数値は左がRead、右がWrite


【3DMark】

Ice Storm・・・ 16073
Ice Storm Extreme・・・ 1222
Ice Storm Unlimited・・・ 計測不可


【モンスターハンターフロンティア 大討伐】

1280×800

1280×800 ・・・ 710~750


【ファンタシースターオンライン2 ver. 2.0】

1280×800

1280×800 ・・・ 152

~2000 処理負荷によっては動作が重くなる
2001~5000 標準的な動作が見込める
5001~ 快適に動作


【BIOHAZARD 6】

1280×768

【1280×768】
SCORE ・・・ 620
RANK ・・・ D


【FINAL FANTASY XIV 新生エオルゼア】

左:ワールド編(1280×720) / 右:キャラクター編(1280×720)

【1280×720】
ワールド編 ・・・ SCORE:979 / 評価:動作困難
キャラクター編 ・・・ SCORE:758 / 評価:動作困難


【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】

1280×720

1280×720 ・・・ スコア:953 / 評価:動作困難


【CINEBENCH】

OpenGL ・・・ 6.11fps
CPU ・・・ 1.24pts


正直スコアは低いですが、旧世代のAtom Z2000シリーズを搭載したマシンでは動かないベンチも多かった(特にゲーム系のベンチマーク)事を考えると、3倍の性能とまではいかなくともパフォーマンスはかなり向上していると言えます。



消費電力・温度

Miix 2 8の消費電力を測定してみました。
以下、アイドル時とベンチマーク実行時(BIOHAZARD 6)の消費電力測定結果です。

アイドル時 ・・・ 3W
ベンチマーク実行時 ・・・ 9W

※実際の値は若干上下する為、平均と思われる値を掲載しています

アイドル時だと3Wと消費電力はかなり低いです。
ネットや動画などを閲覧する場合、大体5W前後の消費電力でした。




高負荷時のタブレット表面の温度を測定してみました。
以下、BIOHAZARD 6のベンチマークテストを20分以上実行した後に、赤外線放射温度計を用いてタブレット表面の温度を測定した結果です。

高い負荷をかけると、タブレット右上(縦持ちにした場合)辺りがやや熱くなるようですが、その位置でタブレットを持つ方はあまりいないのではないかと思います。

少なくとも私は気になりません。



バッテリ駆動時間

Miix 2 8のバッテリ駆動時間を測定してみました。

測定に使用したソフトウェアはbbench、設定はストロークが10秒毎、無線LANによるネット(ブラウザ)へのアクセスが60秒毎。画面の輝度は半分程度に設定して測定しています。


バッテリの残量が100%から3%になるまでの時間は37824秒。
約10.5(10.506666…)時間ものバッテリ駆動が可能だという結果になりました。

バッテリの持ちは作業内容にもよりますが、ネットやメール、文章を入力するなどといった単純作業ではバッテリはかなり持つと思われます。

既に現在携帯して使用していますが、ネットや内蔵カメラによる撮影程度の利用ではバッテリの減りがとても遅く、毎日充電する必要はない位。

AndroidやiOS搭載のタブレットを持ち歩くのと同じ感覚で、Windowsの環境を持ち歩けるというのは非常に便利だと感じます。



Miix 2 8の構成や性能面については以上となります。

タブレットとしては機能も性能面も申し分ない内容ですが、同様の構成・価格帯のタブレットは他にもいくつか登場してきており、Miix 2 8が特別性能が高いだとかそういった事はないと思います。

ただ、Miix 2 8は同等のタブレットと比べると軽いです。

Miix 2 8が350gであるのに対し、同じような内容を持った8型のタブレットは400gを超えるものが多く、私のようにタブレットを携帯して利用したいというユーザーにはMiix 2 8の軽さは魅力が大きいと言えるでしょう。

売れているというのにも納得の使い心地です。


Miix 2 8についての記事はまだ続きます。
製品に興味をお持ちの方は、ぜひ次の記事もご覧ください。
→ Lenovo Miix 2 8 ソフトウェアの内容や内蔵カメラで撮影した写真など