★本ページはプロモーションが含まれています★

ロリポップ!レンタルサーバーでは、レンタルサーバーを契約すると、有料で「バックアップオプション」と呼ばれる機能を追加することができます。

バックアップオプションとはその名のとおり、サーバー上のデータのバックアップを行うための機能。

オプションを追加することで、ユーザーの好きなタイミングでデータのバックアップ・復旧が行えるようになります。

いざというときに重宝する機能ですが、オプションを追加すると毎月の利用料がかかるため、つけるかつけないかで迷う人もおられるはず。

今回は、このバックアップオプションの詳細と、ロリポップを借りるときにバックアップオプションをつけたほうが良いのか?について解説したいと思います。


ロリポップのバックアップオプションとは

ロリポップ!レンタルサーバーのバックアップオプションについて、わかりやすく解説します。

バックアップオプションとは

ロリポップのバックアップオプションとは、レンタルサーバーの有料オプションとして提供されているバックアップ機能で、7世代バックアップとも呼ばれています。

各プランに月額330円でつけることができ、最上位のエンタープライズプランに関しては無料で利用できます。

バックアップオプションを利用すればサーバー上にあるファイルだけでなく、データーベースサーバーのバックアップも行えること、またユーザーの好きなタイミングでデータをバックアップしたり取り出すことが可能

バックアップは定期的に取っているから大丈夫、という方もおられるかもしれませんが、定期的にとはいっても毎日バックアップをとるのって大変ですよね。

しかしロリポップのバックアップ機能を利用すれば、毎日のバックアップも自動で行えるため、安心してサイト運営が行えます。

レンタルサーバーの非常用バックアップとの違いは?

ほとんどのレンタルサーバーでは、何らかのサーバートラブルがあった場合に備えて、常にデータの非常用バックアップを取っています。

何かあった時には、その非常用バックアップからデータを戻すことができるというわけです。

しかしこの非常用バックアップは、あくまでもサーバー側がトラブルに備えてとっているものであり、ユーザーが自由に使えるものではありません。

あてにできるものではないため、トラブルが起きた時に備えて、自分で何らかのバックアップ対策をとる必要があります。


ちなみにロリポップの上位のハイスピードプランエンタープライズプランでは、トラブルが起きてサーバーデータの復元が必要になった際に、ロリポップで保管しているバックアップデータを提供してもらうことができます。

バックアップオプションを申し込んでいなかったとしても、ロリポップのバックアップを使えるわけですが、利用には復旧手数料11,000円(税込)が必要となります。

正直、高額ですよね。

気軽に利用できるものではないため、万が一に備えたい場合はバックアップオプションを申し込んでおくのが無難だといえるでしょう。

バックアップオプションなら無料でデータ復旧が行える

前項でも述べた通り、上位のハイスピードプランとエンタープライズプランに関しては、サーバーデータにトラブルがあったとしても、最悪ロリポップ側が取っているバックアップデータを利用することができます。

しかし高額な利用料を支払う必要があり、気軽に利用できるものではありません。

その点、バックアップオプションを申し込んでいれば、いつでも好きなタイミングでデータ復旧を行うことができます。

しかも無料です。

月額330円のオプション利用料がかかるものの、いつでも何度でも好きな時に無料でデータ復旧が行えるという点を考慮すれば、割安だといえます。


バックアップオプションは必要?

ここまで、ロリポップのバックアップオプションについて簡単に解説しましたが、このバックアップオプション、つけたほうが良いのでしょうか?

万が一のことを考えればつけたほうが良いのかもしれませんが、ファイルの復旧が必要になることってそうそうありません。

また多くの方は、自身でもバックアップを取っていますから、トラブルがあったとしても自分が持っているバックアップで対応できる可能性があります。

それでも万が一のことを考えて、バックアップオプションをつけておいたほうが良いのでしょうか?

以下、まとめてみました。

バックアップオプションを申し込んだ方が良い人

以下のような人は、バックアップオプションを利用するメリットが大きいといえます。

・自分でバックアップをとっていない
・WordPressで複数サイトを運営している
・大規模なWordPressサイトを運営している

驚くことに、運営サイトのファイル管理がずさんな人って結構います。

パソコンの中にサイトで利用しているファイルはあるけれど、きちんと整理できていない…という人が多いのですよね。

整理ができていないと、いざサーバー上のファイルにトラブルが起きたとしてもすぐに対応することができません。

そのような方は、バックアップオプションを申し込んでおいた方がよいでしょう。バックアップを考えるのが面倒だという、面倒くさがりな人にも良いです。


あと、WordPressを使ってサイト運営を行っている場合も、バックアップオプションを申し込むメリットは大きいです。

特に複数のWordPressサイトや、かなり大規模なブログをWordPressのようなCMSで運営されている方は、申し込んでおいたほうが良いでしょう。

理由は、複数のWordPressサイトを運営していると、バックアップデータの管理が煩雑になりやすいから。

WordPressのようなデータベースを使うサイトは、レンタルサーバー上のデータだけでなく、データベースのバックアップも取らなくてはなりません。

運営しているWordPressサイトが1~2つと少数であればともかく、複数サイトを運営していると、データ管理がかなりややこしくなります。


加えて、大規模なWordPressサイトを運営している場合。

WordPressの運営では、プラグインなどを使ってデータのバックアップを取られている方が大半だと思います。

しかしサイトが大規模になってバックアップデータのサイズが大きくなると、プラグインでは上手くバックアップが取れないことが出てきます。

バックアップを取っているつもりが、いざ使おうと思ったら取れていなかった…なんて困りますよね。


その点、ロリポップのバックアップオプションを利用していれば、自動でサーバー上のファイルとデータベースのバックアップを行ってくれること、またバックアップに失敗するようなこともありません。

自分でバックアップファイルの管理を行う必要もなく、とても気軽に安心してサイト運営ができます。

バックアップオプションが不要な人

以下のような人は、バックアップオプションをつけなくとも困ることは多分ないでしょう。

・サイトのファイルがすべて手元にある
・小規模サイトを1~2つ程度運営している

WordPressのような、データベースを使うサイトはサーバー上にほとんどのデータがあるため、こまめなバックアップが欠かせないのですが、例えばHTMLのようなシンプルな静的サイトの場合。

この場合、パソコン内にサイトで使っているすべてのファイルがあるため、それをそのままバックアップとして使うことができます。

そのようなサイトを運営している場合は、バックアップオプションはつけなくてもよいでしょう。


あと、データベースを使うWordPressサイトであっても、小規模かつ運営サイトの数が少なければ、バックアップデータの管理は容易です。

プラグインなどでマメにバックアップを取ることを心がけてさえいれば、バックアップオプションはなくてもよいでしょう。


ただしいずれの場合も、パソコン内に保管しているバックアップデータを紛失してしまったり、パソコンの不具合で使えなくなるようなこともないとは言えません。

万が一に備えて、「バックアップデータのバックアップ」を取ることを忘れないでください。


予算があるならつけておくと安心

バックアップオプションは月額330円(税込/2021年3月19日時点)、1年間続けたとしてもわずか3,960円です。

それを高いと感じるか安いと感じるかは人によりますが、Webサイトにある程度の予算をかけられるのであれば、とりあえずつけておくと良いでしょう。

年間4千円ほどで、データトラブルに悩まされず安心してサイト運営ができるのであれば安いものではないでしょうか?


なお、もしバックアップオプションを追加した場合は、最初にバックアップのスケジュールの設定変更をされることをおすすめします。

申し込んだ直後のデフォルトの設定では、バックアップが行われる頻度がやや少なめに設定されています。

それでもバックアップが行われることには変わりないのですが、頻繁にサイトを更新される場合、バックアップの実施頻度を増やした方が安全性が高まります。

せっかくオプションを追加するのですから、自分のサイト運営にあったバックアップのスケジュールを設定することをおすすめします。

バックアップのスケジュールは簡単に変更できますので、細かな操作に不慣れな方でも大丈夫です。