レノボ・ジャパンが販売する、Lenovo YOGA TABLET 8のレビューです。

YOGA TABLET 8は Android 4.2を搭載する8型サイズのタブレット。

背面にスタンドを内蔵し、ホールドモード、チルトモード、スタンドモードといった3種のスタイルで利用する事ができるという、タブレットにありそうでない特徴を持ち合わせる製品です。

このYOGA TABLETには8型と10.1型のモデルがラインアップされており、今回掲載するのは8型サイズのモデル。記事では、外観や性能面など基本的な事柄に加え、独自のスタイルによる使い勝手などを詳しく検証してみました。

掲載製品の購入はこちら: Lenovo YOGA TABLET 8

【Lenovo YOGA TABLET 8 レビュー記事目次】

・YOGA TABLET 8 外観・携帯性
箱開け3つのスタイル外観・インターフェース重量液晶

・YOGA TABLET 8 独自のアプリや機能について
初期インストールアプリスマート・サイド・バー自動でアップダウンが切り替わる音量ボタン独自のカメラ機能

・YOGA TABLET 8 主な構成とベンチマーク結果
主な構成と特徴ベンチマーク結果消費電力・温度バッテリ駆動時間

・総評
製品のまとめ

YOGA TABLET総合目次 (10インチのYOGA TABLETや専用のオプションなどについても掲載)


箱明け 中身は・・

最初に、YOGA TABLET 8の箱の中に入っていた付属品などのご紹介をします。実際の製品とは異なる可能性がありますので、参考程度にご覧ください。


中身。




YOGA TABLET 8本体。




クイックスタートガイド。




USBケーブルと電源アダプター。




そして丸いシールのようなものが2点。
これはスタンドモードなどで利用する際、スタンドの底のクッションとして利用するためのもののようです。

この製品はスタンド部が金属でできている為、設置場所によってはテーブルと金属の摩擦音などが気になる場合がありますが、このクッションを利用する事で摩擦を防ぐことができます。

また、このクッションを付けることで画面操作時に底面が滑るのを防ぐ事ができ、より安定した操作が可能になります。



様々なスタイルでの利用が可能

YOGA TABLETは、内蔵されたスタンドを利用する事によって様々なスタイルでの設置が可能となっています。

一般的なタブレットは自立できないものが大半であるため、手で持って使用するか、またはスタンド付きのケースを利用したり、ドックなどに設置して利用される方も多いと思いますが、YOGA TABLETではそのようなアイテムは不要。

タブレットの操作時に安定しないのではないか(強く押すと倒れてしまうのではないか)という懸念がありましたが、実際の操作では全くそのようなことはなく、安定した使い心地です。





スタンド収納時

シリンダー部分に厚みがある為、スタンド収納時もやや傾斜するような形になります。シリンダー部分にはバッテリを内蔵。






チルトモード

タブレットを寝かせたままスタンドを出した状態。
先ほどのスタンド収納時の状態よりも、さらに液晶面に傾斜が付くような形となります。






スタンドモード

タブレットをスタンドで立てた状態。
操作時に片手でタブレットを持ったり、上から画面覗き込むようにして操作を行う必要がなく、操作がとても楽です。

動画などを見る場合にこのスタイルは便利。



なお、このスタンドはある程度の角度調整が可能です。

大きく角度をつけ過ぎると、タッチパネルの操作時にタブレットが後るに転倒してしまう恐れがありますが、実際に試したところでは上写真程度まで傾けて使用する事ができました。





ホールドモード

タブレットを手に持って使用するスタイルをホールドモードと呼びます。

一見すると、一般的なタブレットの利用スタイルと変わらないように思えますが、シリンダー部分が出っ張っているため、片手でも持ちやすく滑り難いです。

シリンダー部分にバッテリが内蔵されており、最も重い部分を直接持つ形となるため、実際の重量よりも軽く感じるというメリットもあります。


もちろん良い所ばかりでなく、使い難いと感じる場面もあります。

例えばタブレットを縦向きに持って利用する場合、YOGA TABLETのような構造はとても使いやすいのですが、横向きに持って利用する場合、シリンダーの出っ張りが邪魔だと感じます。

あとカメラで写真を撮影する場合にも、撮り方によっては使い難いと思う事がありました(後述)。が、総合的に見ると使いやすさのメリットの方が勝るという印象です。



外観やインターフェースをチェック

タブレットの外観やインターフェースの内容などを詳しく解説します。
まず、側面の端子類について。

本体左側面には、MicroUSBと電源ボタンを搭載。




本体下側には何もなし。




本体右側にはマイク入力とヘッドフォン出力のコンボ、ボリュームコントロールボタンを搭載。




本体上部には何もありません。




液晶は10点のマルチタッチに対応した、8型ワイドのIPSパネルを搭載。
解像度は1280×800ドットと一般的な数値です。

ベゼルと液晶面がフラットになっており、スタイリッシュな印象を受けます。




ベゼル部分には160万画素の前面カメラを搭載。




さらに液晶下部、シリンダー部分の左右にはステレオスピーカーを内蔵。


サウンド関係のソフトウェアとしては、ドルビーデジタルプラスが採用されており、音は良いとまではいかないまでも、タブレットの割には良いと思います。





背面全体。
とても細かい格子状の凹凸とした加工がなされている中央にlenovoのロゴが入っています。

質感も見た目も良く、悪くないデザインです。




シリンダー部分の隅に、500万画素の背面カメラを搭載。
普通、背面カメラは前面カメラの裏側に当たる位置に置かれる事が多いという事を考えると、この配置はとても変わっています。

このカメラの配置にはちょっと癖があり、シリンダー部分を持って縦方向に写真を撮る場合は問題はないのですが、横方向での撮影が難しいです。

横方向だとタブレットを持ち難いという理由もありますが、タブレットを横方向に持つ際に、指がカメラに触れてしまう、または映り込んでしまうという事が多々ありました。

カメラは、このタブレットの利用で重視する部分ではないと思いますが、もう少し使いやすいような工夫があれば良いと思います。

※撮影した写真は、また後の記事に掲載します。




シリンダー部分を包むような形で、スタンドが収納されています。

スタンドを出す際は、スタンドの端を爪などで引っかけて開くのではなく、シリンダー全体を手で持って回転させると出しやすいです。(スタンドの端に爪を引っかけて開くのは難しいと思います。)





スタンドを開いた図

スタンドの内側に、MicroSdカードスロットが搭載されていました。
写真では2つあるように見えますが、スロットは右側のみです。(差し込まれているのはダミーカード)



重量

YOGA TABLET 8の重量を測定してみました。

本体の重量は403g。
公称の0.401kgという数字とほぼ同じです。

非常に軽いです。




USBケーブルや電源アダプターを合わせた重量は90g。
本体とあわせても500gに満たない重さで、楽々持ち歩けます。

といっても、YOGA TABLET 8は非常にバッテリ駆動時間が長いため、電源アダプターやケーブルを持ち歩く必要は多分ないと思います。

※バッテリ駆動時間については後に記事に掲載。



液晶の見やすさ

YOGA TABLET 8の液晶の見やすさについて。
以下、液晶の視野角を簡単にチェックしています。


正面から


上から


右側面から

IPS液晶を搭載している為か、視野角はとても広いです。
斜めからみても明るさや色に殆ど変化はありません。

解像度などは最近のタブレットとしては普通ですが、コントラストが高めで色が濃く見えるためか、写真や動画などの映像がくっきりとしていて綺麗です。

ただ光沢パネルであるため、晴れた屋外など明るい場所では画面の内容が見辛い事があります。といっても、一般的な光沢パネルのタブレットと比べて、極端に見辛いという事はありません。



外観面については以上となります。

シンプルで質感良く個人的に好みのデザインです。ベゼルに段差のないフラットな液晶パネルを採用し、垢抜けてみえる所も○。見た目にこだわる方にも受け入れられやすいのではないかと思います。

操作面では使いやすいと思う部分、またそうでない部分もあり、特に背面カメラは変わった位置にあるため、利用には工夫が要ると思います。

ですが、総合してみるとメリットと感じる部分は大きいです。


次記事では、搭載アプリや機能等について詳しく解説します。
YOGA TABLET 8に採用の独自のホーム画面など、その辺の詳細も含めてご紹介したいと思います。
YOGA TABLET 8 独自のホーム画面やスマートサイドバー他 基本機能が充実