Thinkpad X121e のレビューの続きです。
(前→ Thinkpad X121e でベンチマークを行なってみました インテルモデルの性能は?

前の記事で、標準構成の X121e は高性能ではないけれど、
日常的な作業に関しては快適に作業が出来る性能を持ち合わせている・・というような事を述べました。

ただ、携帯利用するにあたって性能と同じ位(もしくはそれ以上)に重要な事柄に、
マシンの重さやバッテリーの駆動時間などがあげられます。

特に駆動時間が短いと、電源の確保ができない場所では使い物になりません。


というわけで、今回は実際に X121e を携帯利用した場合の実用性について簡単に検証してみました。

バッテリー駆動時間においては実際の利用と、
bbench(バッテリーのベンチ)を利用したベンチマーク結果なども掲載しています。




まずバッテリーのベンチマーク結果ですが・・

今回の Thinkpad X121e には6セルのバッテリーが搭載されています。

そのバッテリーが95%まで充電された状態でbbench(バッテリーのベンチマーク)を開始しました。
設定はデフォルト(10秒ごとにキー入力、ウェブ巡回は1分毎)のままです。

あとX121e側では、バッテリー残量が低下しても省電力モードに移行したり、
シャットダウンが行なわれないように設定してあります。



開始の時点で、タスクバーのバッテリーメーターには残り6時間22分と出ています。
ただ、この値は環境によって急に低下したり上昇したりするので、余りあてになりません。




そのまま放置して数時間後・・

7時間11分の所でバッテリーの電力残量が0%となりました。
(bbenchの表示がAC駆動となっているのは、写真を撮る前にシステムが落ちてしまわないよう、
警告音が鳴ってすぐに電源アダプターを差し込んだからです)

7セルバッテリーを搭載したX121eの公称値が約7.7時間ですので、
大体その値どおりという事になります。


自分に関しては、普段マシンでは多数のアプリケーションを立ち上げたまま作業を行ないますし、
ウェブの巡回ももっと頻繁ですので、実際の利用ではもっと駆動時間が短くなります。

なので、普段行なう環境をX121eに移し、バッテリー駆動で作業を行なってみた所、
大体4時間半程度の駆動時間でした。

常に外出時、フルに作業を行なうかというとそうではありませんし、
簡単にメールチェックだけの時もあるでしょうから、普段の利用の仕方で4時間半もてば十分実用性はあります。


ただ、今回のモデルはHDDですので、ややパフォーマンス不足を感じる場面もありました。
SSDであればもっと作業がはかどると思います。

・・というより、ネットやメールなど簡単な作業を行なうだけではないというのなら、
SSDを搭載した方が良いです。

搭載しているCPUは(今回のインテルモデルはCore i3-2357M、1.3GHz)超低電圧版のCPUですので、
省電力性には優れますが、パフォーマンス面は標準電圧版のものよりも劣ります。

なので、一度に負荷をかけると動作が鈍る事が多いです。

SSDを搭載すると様々な部分で処理の高速化を体感する事ができますので、
CPUの性能不足を補うという意味でもSSDがお勧めです。(X121eで提供のSSDは128GB)





次に携帯時の重さ。

上にも記載した通り、今回のモデルには6セルのバッテリーを搭載していますので、
重量は公称値で約1.55kg。(SSD搭載など構成によっても変わります)

実際はというと・・



1.533kgと、ほぼ公称値通りでした。

12.5型のX220が6セルバッテリー搭載で約1.5kgである事を考えると、11.6型のサイズでこの重さは
余り軽いとはいえないのですが、携帯するマシンとしてはまあ持ち運べなくはない重さです。

重さはかわらなくても、サイズがコンパクトであるというだけで扱いやすいというメリットもあります。

ただやはり、自分には重いことに変わりはないので、
長時間カバンに入れて持ち歩くのは辛いです。

堅牢性を重視すると素材などで重くなってしまうというのは分かるのですが、
もう少し軽いと気軽に携帯できて良いと思います。



とはいえ、X220だとどうしても高めの価格になってしまうのに対し、
X121eはビジネスモデルでありながら安価に買えるという長所があります。

携帯性や性能は実用に耐える内容ですので、
モバイルノートとしては十分使える製品だと思います。

特に安さ重視の方には良いモデルです。