2010年9月の末に登場した、パナソニックの新シリーズ レッツノート J9

この J9 は、10.1型のコンパクトな筐体に標準電圧版プロセッサを搭載し、
高速起動を可能にするクイックブートマネージャーの採用や、充実した無線機能など、
モバイルPCとして定評の高いレッツノートの最新シリーズに相応しい内容の製品です。

ジャケットスタイルのレッツノートJ9

通常だと、熱の問題などで標準電圧のプロセッサを載せるのが難しいサイズでありながら、
メイン基盤のコンパクト化やエアフロー設計の見直し、Sシリーズと同じファンの採用など、
冷却に様々な工夫を施す事で標準電圧版のプロセッサの搭載を実現。

それにより、J9の前モデルであるR9と比較して、
約1.2倍~1.8倍)近く高速であるという結果が出ているそうです。
(※約1.2倍・・スタンダードモデル ※約1.8倍・・ハイパフォーマンスモデル)

そのようなレッツノートJ9ですが、今回、性能や機能と同じくらい注目されているのは、
PCのインナーケースを不要とする「ジャケットスタイル」を採用したという部分。

従来のレッツノートは、携帯性、堅牢性、長時間バッテリー駆動他、
PCとしては非常に優れたモデルであるにも関わらず、
デザインの無骨さより女性には近づき難いイメージがありました。

実際、レッツノートの利用者の80%は男性だとされており、
今回の J9 ではそういったデザイン面を改善する事により、女性層へ強くアピールしています。

そのような様々な注目すべき点を持った今回の J9 シリーズ、スタッフに聞く所によると、
9月末に販売が開始されてから、従来の一番人気モデルであったS9シリーズ以上に売上げを伸ばし、
現在最も売れているモデルなのだとか。

というわけで、今回はレッツノート J9(プレミアムエディション) の特徴や性能などの詳細を掲載すると共に、
このモデルの人気の理由についても後の記事で触れてみたいと思います。


まずはじめに、レッツノート J9 の外観やインターフェースについて簡単に掲載します。
※このJ9については以前の記事でも何度か触れていますので、
 内容がやや被る箇所もありますが、確認の為に掲載しています。

掲載しているモデルは、レッツノート J9 プレミアムエディション ワイヤレスWANモデルです。
以前掲載したJ9は、店頭モデルのハイパフォーマンスモデル)



レッツノート J9 全体

レッツノート J9 全体。
ディスプレイには、10.1型ワイドWXGA(1366×768/非光沢)液晶を搭載。

10.1型というとネットブックと同等のサイズです。

重量は、ジャケット付き×バッテリーS装着時で約1.155kg
ジャケット付き×バッテリーL装着時で約1.245kg
ジャケットなし:×バッテリーS装着時で約0.94kg
ジャケットなし:×バッテリーL装着時で約1.03kg

ややこしいですが、簡単に述べるとジャケット装着時には約1.1~1.25kg
ジャケット非装着時には約1キロ前後という事になります。

いずれにせよ軽量です。



レッツノート J9 左側面のインターフェース

レッツノート J9 の左側面のインターフェース。
左からACコネクター、排気口、HDMI、VGA、USB2.0ポートを搭載しています。



レッツノート J9 正面

正面左側

J9の前面。
前面の左側には、電源にインジケータランプ、ヘッドフォン出力、マイク入力、
ワイヤレスLANのオンオフスイッチ
を配置。



レッツノート J9 右側面のインターフェース

J9 の右側面のインターフェース。
左からメモリーカードスロット、USB2.0×2、LAN、セキュリティロックスロット



レッツノート J9 背面

背面側には何もありません。



レッツノート J9 トップパネル

レッツノート J9 の筐体カラーはブラックアロイ
マットな質感のブラックです。



レッツノート J9 キーボード

J9 のキーボード。
J9 には、打鍵時に爪などが引っ掛かり難いような「リーフ型キーボード」を採用しています。

このリーフ型キーボードとは、キートップの形状が葉っぱの形に似ている事からそう呼ばれるもので、
これまでのモデルのキーボードにはなかったものです。

従来のスクエア型のキーボードと比較し、誤入力率が約10%低減したそうです。



ホイールパッド

従来モデルより採用されている、ホイールパッド
このパッドは本当に使いやすいです。

携帯する可能性のあるモデルは、タッチパッドの操作感は特に重要です。
自分が今まで使ったタッチパッドの中では、この形状が一番使い易いと思います。



レッツノート J9 底面

J9 の底面。
バッテリーは、Sサイズ、Lサイズより選択可能です。



レッツノート J9 ジャケットスタイル

今回のモデルの大きな特徴の一つである、ジャケットスタイル
こちらのジャケットカラーはシフォンホワイトです。

カバンの中にノートPCを入れる際にも、
わざわざマシンをインナーケースなどに入れる必要はなく、
ジャケットを装着したまま収納する事ができ、使う時も出して開くだけ・・

まるでブックカバーのような感覚です。

自分の使用しているノートPCに、
こういったケースがあれば便利だろうなあと思います。



ジャケットを装着して持ってみる

ジャケット裏にはハンドストラップが付いている為、
ジャケットを装着すると片手でも持てるようになります。



レッツノート J9 片手で持ってみる

このまま簡単な作業も可能です。



ジャケット装着時斜めから

ジャケットは本体にしっかりと装着されている為、
ジャケットを装着した本体を傾けても、抜け落ちてしまうような事はありません。



レッツノート J9 片手で持ってひっくり返してみる

こちらがジャケット裏のハンドストラップ。
これがあるのとないのとでは、使いやすさが全く異なってくると思います。


使いやすいといえば、従来のモデル・・F9には筐体に持ち手が付いていました。



レッツノート F9 の持ち手
レッツノート F9

これは本当に必要なのか?という声もあるにはあったようですが、
パナソニックのスタッフの方の話によると、結構評判が良いそうです。

そこそこの大きさのノートをそのまま手で持つと、
バランスが悪くてうっかり滑り落としてしまう事もあるかもしれませんが、
これだとしっかりとハンドルを掴む事ができます。

日常的にマシンを据え置いて使っている分には必要ないかもしれませんが、
社内などでの持ち運び時には結構便利そうです。

J9のジャケット裏のハンドストラップも、なければ不便だと思います。



ジャケットカラーバリエーション

J9 のジャケットには、他にも上写真のようなカラーバリエーションが用意されており、
購入時のカスタマイズで選択する事が可能です。

ちなみに、ジャケットのカラーが選べるのはウェブモデル(マイレッツ倶楽部モデル)のみで、
店頭モデルではカラーの選択は不可となっています。



次に、掲載している レッツノート J9 の主な構成と、パフォーマンスについて掲載します。

掲載しているのは、レッツノート J9 プレミアムエディション ワイヤレスWANモデルで、
ウェブでのみ購入できる製品です。


【Let’snote J9 CF-J9の主な構成 (プレミアムエディション ワイヤレスWANモデル)】

OS: Windows 7 Professional 64bit
プロセッサ:Core i7-640M(2.80GHz、TB時最大3.46GHz)
チップセット: HM55 Express
グラフィックス: HD グラフィックス(内蔵グラフィックス)
メモリ: 4GB
ストレージ: 256GB SSD
ディスプレイ: 10.1型ワイドWXGA(1366×768ドット)、光沢なし
無線LAN: Centrino Advanced-N+WiMAX 6250

Core i7-640M、256GB SSD・・と非常にハイスペックです。


上記の構成での、J9 のエクスペリエンスインデックスのスコアは以下の通りとなります。
(見難くてすいません)

レッツノート J9 エクスペリエンス・インデックス

プロセッサ  6.9
メモリ  5.9
グラフィックス  3.4
ゲーム用グラフィックス  4.7
プライマリ ハードディスク  6.8

基本スコアはグラフィックスの3.4

内蔵グラフィックス(HD グラフィックス)を使用していますので、
グラフィックス性能自体はそれ程高くはないですが、プロセッサ、メモリ、
プライマリ ハードディスクは比較的高スコアです。

特にプライマリ ハードディスクはSSDなので非常に高速。
10.1型のモデルとは思えない程のパフォーマンスを兼ね備えている事がわかります。
(ネットブックと同じサイズだと考えると、そのすごさが良くわかります)


ちなみに上記は、ウェブ限定販売の J9 プレミアムエディションのスコアですが、
以前掲載した店頭モデルの J9 ハイパフォーマンスモデルのスコアはどうだったのかというと・・・


Win Exインデックス Let’snote J9 プレミアムエディション Let’snote J9 ハイパフォーマンスモデル
プロセッサ 6.9 6.6
メモリ 5.9 5.5
グラフィックス 3.4 3.4
ゲーム用グラフィックス 4.7 3.8
プライマリ ハードディスク 6.8 6.8

左が今回の J9 プレミアムエディション、右が以前に掲載した J9 ハイパフォーマンスモデルです。
このハイパフォーマンスモデルの主な構成は以下の通りとなります。

【Let’snote J9 CF-J9の主要な構成(ハイパフォーマンスモデル)】

プロセッサ:Core i5-460M(2.53GHz、TB時最大2.80GHz)
グラフィックス: HD グラフィックス(内蔵グラフィックス)
メモリ: 2GB(最大6GB)
ストレージ: 128GB SSD

プレミアムエディションハイパフォーマンスモデルでは、
プロセッサとメモリ、ストレージでそれぞれ構成が若干異なっており、
スコアにもそれがそのまま反映されている感じです。
(プレミアムエディションはCore i7-640M、メモリ4GB、256GB SSD)

ちなみにCore i7も、256GB SSDも、標準4GBのメモリも、
ウェブモデル(マイレッツ倶楽部モデル)のみの構成ですので、
より高いパフォーマンスを求めるのであれば、ウェブでの購入がおすすめかと思われます。

さらにこの他にも、ウェブモデルには色々と特典があるのですが、
それについては以下の記事にまとめていますので、興味があればご参照下さい。
(→ Let’snote J9 の特徴まとめ & ウェブモデル・店頭モデルの仕様の違いについて




というわけで、レッツノート J9 プレミアムエディションの特徴やインターフェースの詳細、
パフォーマンスについては以上となります。

次回のレッツノート J9 の記事では、このモデルの人気の理由について触れてみたいと思います。