1週間程前(2010年9月28日)、パナソニックが「Let’snote J9」という、
10.1型液晶搭載のLet’snote新シリーズを発表しました。

今回のこの新シリーズは、携帯性・起動の面で優れているスマートフォン・携帯電話と、
コンテンツ作成と閲覧性などの面で優れているノートPC、両者のメリットを実現した高性能モバイルPCで、
すぐに使えるという意味を持つ「QUICK」をコンセプトととしています。

大きな特徴の一つとしては、クイックブートマネジャーというOS上で稼働する機能の搭載により
「高速起動」を実現している事などがあげられ、OS起動時のWindowsロゴの省略や、
OS起動に不要なサービスをOS起動後に起動させるなどの機能の相乗効果により、
OSの起動時間を従来の約半分(Rシリーズと比較)に短縮しているとの事。
(ThinkPadのレノボEE(Windows7 Lenovo Enhanced Experience)に似たものでしょうか)


また、現状のLet’snoteユーザーの大半が男性であるのに対し、
このJ9シリーズは女性の利用を想定して設計されており、取り替える事のできる専用のジャケットの用意や、
リーフ型キーボードという、指や爪がキーに引っ掛からずスムーズに操作が行えるような配慮もなされています。

勿論、従来からのコンセプトである軽量・長時間バッテリー駆動、堅牢性などの特徴は引き継ぎつつ、
ワイド液晶(アスペクト比16:9)の採用や高性能化が測られており、
ビジネスモバイルとしても十分な機能を持ち合わせています。


主な構成として、市販のCF-J9L(ハイパフォーマンスモデル) はCore i5-460M(2.53GHz、TB時最大2.80GHz)
約1,205g(ジャケット非装着で約990g)、6セルバッテリーの搭載でバッテリー駆動時間が約12時間
同じく市販のCF-J9N(スタンダードモデル) はCore i3-370M(2.40GHz)、約1,185g(ジャケット非装着で約970g)
4セルバッテリーの搭載でバッテリー駆動時間が約7.5時間

もちろん、ウェブ専用のモデルなども用意され、
ウェブモデルの J9 プレミアムエディション等は約27~28万とかなり高価ですが、
市販のスタンダードモデル(CF-J9N/Office搭載)の店頭予想価格は12万円前後
SSD搭載のハイパフォーマンスモデル(CF-J9L)などは18万円前後とLet’snoteシリーズにしては非常に安価です。

今回のモデルでは、女性ユーザーの比率をあげる事で市場シェアの拡大を目指すとの事ですが、
携帯性を含め、操作感向上の為の様々な工夫は性別に関係なく利用しやすく、
ジャケットにおいても数種のカラーがラインアップされるなど、
これまでのLet’snoteの無骨さが気に入らなかったというユーザーにも魅力のある製品だと思います。