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前記事(LuvBook J シリーズ レビュー WQHD液晶搭載の13.3型ノート「LB-J550X-SSD」を使う)に続き、今回はLuvBook J シリーズの構成や性能面について。

掲載しているのは、OSにWindows 8.1、CPUにCore i7-5500U、メモリ8GB、ストレージには256GBのM.2 SSD(PCIe x2)を搭載する「LB-J750X-SSD」という上位モデル。高性能なCPUに加え、非常に高速なストレージを搭載するなど、使用感を重視した構成内容のマシンです。

今回は、上記構成のLuvBook J シリーズの性能面について詳しく検証を行ってみました。



【LuvBook J シリーズ(LB-J750X-SSD) レビュー記事目次】

・LuvBook J シリーズ 外観や液晶・操作性をチェック
外観・インターフェースキーボードの操作性重量液晶の品質付属品

・構成内容と特徴・ベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマークテストの結果消費電力・温度再起動にかかる時間バッテリ駆動時間

・標準搭載されているソフトウェア
プリインストール・ソフトウェアの内容

・製品レビューのまとめ
LuvBook J シリーズ まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


LuvBook J シリーズ(LB-J750X-SSD) 構成とその特徴について

まず、掲載している「LB-J750X-SSD」の構成内容とその特徴について解説します。


【CPU-Z】






【LuvBook J シリーズ(LB-J750X-SSD) の主な構成】

OS   Windows 8.1 Update 64bit
プロセッサ   Core i7-5500U(2.40GHz/TB時最大3.00GHz)
グラフィックス   インテル HD グラフィックス 5500
メモリ   8GB(4GB×2/PC3-12800 DDR3L SODIMM/最大16GB/スロット数2)
ストレージ   256GB SSD(Samsung製/M.2規格 PCI Express x2接続)
ディスプレイ   13.3型WQHD(2,560×1,440)IGZO液晶、非光沢
無線機能   IEEE 802.11 b/g/n、Bluetooth v4.0
バッテリ   公称の駆動時間:約6.3時間
サイズ   326×231×23.6(幅×奥行き×高さ/mm)
重量   約1.4kg
保証   1年間無償保証・24時間×365日電話サポート

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2015年06月05日時点のものです。

主にWindows 8.1、Core i7-5500U、メモリ8GB、256GB M.2 SSD、13.3型WQHD液晶を搭載するという内容のモデルです。

2015年6月5日現在、LuvBook J シリーズの最上位に位置づけられる構成のモデルで、Core i7に加え、高速なM.2 SSDなどを搭載しており性能は高いです。

ゲームなどのプレイは軽いもの限定で高負荷な用途には向きませんが、多少であれば重い作業でも快適に行える程度の性能は持ちあわせており、使用感はとても良いです。

現時点での本モデルの価格は129,800円(税別/2015年6月5日時点)。
最小構成のCore i5搭載モデルであれば、税別で9万を切る価格で購入できるなど、超高解像度液晶を搭載するノートPCとしてはコストパフォーマンスは高いです。



搭載されているストレージの内容を詳しく見てみます。


SSDの詳細


ディスクの内訳

Samsung製の「MZHPV256HDGL-00000」という256GBのM.2 SSDが搭載されていました。
PCI Express x2接続で、非常に高速なストレージです。

もちろんカスタマイズが可能で、より容量の大きいM.2 SSDを選択したり、データドライブとしてさらにHDDやSSDを追加する事も可能。

256GB SSDのみで十分という方はともかく、容量が必要な場合はHDDやSSDなどを追加しておくと良いでしょう。



ベンチマークテストの結果

以下、掲載している LuvBook J シリーズで実施したベンチマークテストの結果です。


【Win エクスペリエンス・インデックス】

プロセッサ 7.4
メモリ 7.5
グラフィックス 5.9
ゲーム用グラフィックス 5.7
プライマリ ハードディスク 8.3

※WinSAT.exeの実行によってスコアを取得しています。


【CrystalDiskMark】

Seq 759.7811.0
512K 277.0290.1
4K 764.2737.8
4K QD32 41.8596.42

数値は左がRead、右がWrite/上記はランダムの値


【3DMark】


3DMark 各テストのスコア


Fire Strikeのスコア詳細

Ice Storm・・・ 53829
Cloud Gate・・・ 5491
Sky Diver・・・ 2871
Fire Strike・・・ 753


【モンスターハンターフロンティア 大討伐】

1280×720 ・・・ 2851~2859
1920×1080 ・・・ 1584~1617
2560×1440 ・・・ 899~939


【ファンタシースターオンライン2 ver. 2.0】

1280×720 (描画設定3) ・・・ 2564
1920×1080(描画設定3) ・・・ 745

~2000 処理負荷によっては動作が重くなる
2001~5000 標準的な動作が見込める
5001~ 快適に動作


【BIOHAZARD 6】

1280×720 ・・・ SCORE:1816 / RANK:C
1920×1080 ・・・ SCORE:998 / RANK:D


【FINAL FANTASY XIV 新生エオルゼア キャラクター編】

新生エオルゼア キャラクター編

蒼天のイシュガルド DirectX 9で実行

蒼天のイシュガルド DirectX 11で実行

【新生エオルゼア】
1280×720(高品質/ノートPC) ・・・ SCORE:2378 / 評価:普通
1920×1080(高品質/ノートPC) ・・・ SCORE:1225 / 評価:設定変更が必要

【蒼天のイシュガルド(DirectX 9)】
1280×720(高品質/ノートPC) ・・・ SCORE:2337 / 評価:普通
1920×1080(高品質/ノートPC) ・・・ SCORE:1227 / 評価:設定変更が必要

【蒼天のイシュガルド(DirectX 11)】
1280×720(高品質/ノートPC) ・・・ SCORE:1760 / 評価:設定変更が必要


【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】


1280×720(標準品質) ・・・ スコア:6160 / 評価:快適
1920×1080(標準品質) ・・・ スコア:3284 / 評価:普通
1280×720(最高品質) ・・・ スコア:4802 / 評価:普通
1920×1080(最高品質) ・・・ スコア:2398 / 評価:やや重い


【CINEBENCH】

OpenGL ・・・ 30.36fps
CPU ・・・ 303cb




Minecraftをプレイ フルHD、処理優先の設定で十分快適に遊べる


PCゲームもドラゴンクエストX位の負荷なら、描画設定を調整すればプレイできる


内蔵グラフィックスを利用する構成であるため、重いゲームのプレイはさすがに難しいですが、軽めのゲームであれば画質を調整すれば十分にプレイできる性能を持っています。

この製品でゲームのプレイを考えられる方はあまりいないと思いますが、中には日常作業の合間に、ちょっとしたゲームで遊んだりしたいという方もおられるでしょう。そういった使い方にも十分対応可能です。

もちろん日常的な一般作業は快適に行えますし、負荷のかかる作業に関しても、簡単な写真編集程度であれば十分に行える性能です。



消費電力・温度

LuvBook J シリーズの消費電力を測定。
以下はアイドル時、ベンチマーク(BIOHAZARD 6)実行時の消費電力測定値です。

画面の輝度は50%に設定。

アイドル時 ・・・ 8W
ベンチマーク実行時 ・・・ 36W

※実際の値は若干上下する為、平均と思われる値を掲載しています

消費電力は全体的に低いです。




次に、LuvBook J シリーズの筐体内にあるパーツの温度を測定。
以下はアイドル時、ベンチマーク実行時(BIOHAZARD 6を20分以上実行)のパーツ温度です。

高負荷な状態が続くとCPUの温度がやや高くなりますが、標準的な範囲内です。




さらに、LuvBook J シリーズの高負荷時のキーボード表面温度を測定してみました。

全体的に低い温度です。
多少負荷の高い作業を行う場合でも、快適にキーボード操作が行えると思われます。



再起動(起動&シャットダウン)にかかる時間

PassMark Rebooterを利用し、LuvBook J シリーズの再起動にかかる時間を測定。
以下は10回の再起動時間と、その平均値です。

1回目 0:30
2回目 0:30
3回目 0:29
4回目 0:29
5回目 0:29
6回目 0:30
7回目 0:30
8回目 0:30
9回目 0:30
10回目 0:30

再起動(起動&シャットダウン)の平均時間 ・・・ 29秒

LuvBook J シリーズの再起動にかかる平均時間は29秒。
SSDを搭載するPCの再起動にかかる時間が、およそ30~40秒だという事を考えると、本製品の再起動にかかる時間はかなり早いと言えます。

速度重視の方には、今回のモデルは非常におすすめの構成です。



バッテリ駆動時間

LuvBook J シリーズのバッテリ駆動時間を測定。
駆動時間の測定にはbbenchを使用、ソフトの設定はストロークの実行が10秒毎、無線LANによるネットへのアクセス(ブラウザで新規ページを開く)が60秒毎という内容です。

画面の輝度は50%に設定。


バッテリの電力残量が100%から5%に減少するまでの時間は19205秒。
約5.3(5.33472222…)時間ものバッテリ駆動が可能という結果です。

モバイルノートとしては、バッテリで駆動できる時間はそれ程長くはないという印象ですが、ライトに作業する程度のモバイル利用であれば、困る事はないでしょう。



プリインストール・ソフトウェアの内容

LuvBook J シリーズにプリインストールされているソフトウェアをご紹介します。
製品の購入時期や選択オプションの内容によっては、以下に掲載の通りではありませんのでご注意ください。




デスクトップ画面


スタート画面(モダンUI)



アプリ一覧画面

プリインストールされているソフトウェアは Windows標準のソフトに加え、システム設定を行える「Control Center」、セキュリティソフトの「マカフィー インターネットセキュリティ」、Windowsのロックダウン機能の設定などを行える「Embedded Lockdown Manager」、オーディオツールの「Realtek HD オーディオマネージャ」という内容。

上記はデスクトップ向けのソフトで、ストアアプリにもhuluやLINE、NAVITIME、ムビチケなど、標準ではないアプリが幾つか搭載されるという内容です。

その他、現時点での特典として、オンラインバックアップサービスのAOSBOX Coolを90日間無料体験できる「AOSBOX for mouse」が付属。登録・設定を行う事で、AOSBOX Coolのサービスを利用する事が可能です。




Control Center システム設定を一括で変更できる便利なツール

Control Centerは、マウスコンピューターのゲーミングブランド、G-Tuneの製品にも搭載されているソフト。

ですが機能が少し異なり、ゲーム製品に搭載されているControl Centerには、Windowsキーの有効無効設定などを行える機能が搭載されているのに対し、本製品に搭載されているControl Centerには、ゲーム向けの設定がありません。




AOSBOX for mouse AOSBOX coolのサービスを90日間無償利用できる



LuvBook J シリーズ まとめ

LuvBook J シリーズのレビューは以上となります。
最後にまとめると・・

・13.3型WQHD(2,560×1,440)のIGZO液晶を搭載
・約1.3~4kgと比較的軽量
・CPUにはCore i5やCore i7を搭載可能
・PCI Express x2接続のM.2 SSDを選択できる

13.3型で2,560×1,440ドットという高解像度なIGZO液晶を搭載するノートPCです。

CPUには第5世代のCore i5やi7を選択できるなど、比較的パフォーマンスの高い構成の選択が可能であり、やや負荷のかかる日常作業を行うというような方に向いた製品だと言えるでしょう。

13.3型サイズのノートとしてはやや軽めであるため、画面の大きいモバイルノートをお探しの方にも向いています。

液晶は高精細であることに加えて色鮮やかであるなど、写真や動画の閲覧なども存分に楽しむことができます。非光沢で見やすいため、長時間の作業も行いやすいです。

解像度の高い液晶を搭載しながらも、下は税別89,800円~(2015年6月5日時点)と、リーズナブルな点も魅力です。


なお、今回掲載のLuvBook J シリーズはWQHD液晶搭載ですが、マウスコンピューターでは他に、フルHDの液晶を搭載するLuvBook J シリーズも提供しています。

フルHDのモデルには Pentium搭載のモデルがラインアップされており、そちらのモデルだと税別59,800円~とより安価に購入可能となっており、予算に余裕がないという方におすすめです。