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マウスコンピューターが販売するノートPC、LuvBook J シリーズのレビューです。

LuvBook J シリーズは、13.3型サイズの液晶を搭載するノートPC。
重量が約1.3~4kgとサイズの割に軽く、モバイルノートとしての利用に適したマシンです。

LuvBook J シリーズには現在(2015年6月4日時点)、第4世代のインテルCoreプロセッサを搭載するシリーズ、第5世代のプロセッサを搭載するフルHD液晶のシリーズ、そして第5世代のプロセッサやWQHD液晶を搭載する最上位のシリーズなど、計3種のシリーズがラインアップされています。

今回は、WQHD液晶を搭載する最上位シリーズの中でも特にハイスペックな「LB-J750X-SSD」というモデルを利用してみましたので、外観や性能、使用感等を詳しくレビューしたいと思います。

超高解像度液晶を搭載しながらも、下は税別8万円台から販売されるなどとてもリーズナブルな製品です。コスパに優れた高解像度ノートをお探しの方は、是非記事に目を通してみてください。



【LuvBook J シリーズ(LB-J750X-SSD) レビュー記事目次】

・LuvBook J シリーズ 外観や液晶・操作性をチェック
外観・インターフェースキーボードの操作性重量液晶の品質付属品

・構成内容と特徴・ベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマークテストの結果消費電力・温度再起動にかかる時間バッテリ駆動時間

・標準搭載されているソフトウェア
プリインストール・ソフトウェアの内容

・製品レビューのまとめ
LuvBook J シリーズ まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


LuvBook J シリーズ 外観・インターフェースの内容

まず、LuvBook J シリーズの外観やインターフェースの内容をチェックします。
LuvBook J シリーズについては、第4世代のCoreプロセッサ搭載モデルを以前にご紹介した事がありますが、今回ご紹介するモデルはそのモデルとはデザインが異なります。

第4世代のモデルがシルバーをベースとしたデザインであったのに対し、今回の第5世代のモデルはブラックカラーのデザインを採用しており、より締まった印象です。

筐体サイズは幅326mm、奥行き231mm、厚み23.6mm、重量は1.4kgに満たない位と、サイズの割に軽量。

軽量と言ってもモバイルノートとしては飛びぬけて軽いというわけではありませんが、筺体外観から想像する重さと手に持った時の重さに大きなギャップがあり、予想外の軽さに拍子抜けされる方も少なくないのではと思います。






天板の上にはmouse computerのロゴ

天板にはヘアライン加工の素材を使用した、ブラックカラーのデザインが採用されています。
見た目にも薄くコンパクトであり、シンプルですが質素とはまた違う、洗練された印象を受ける筐体だと思います。

デザインは人によって好みがあると思いますが、個人的には第4世代のシルバーカラーのモデルよりも、このブラックカラーデザインのモデルの方が好みです。




背面から見た筐体全体の様子


正面から見た筐体全体の様子

ディスプレイには13.3型WQHDの非光沢液晶を採用。
シャープ製のIGZO液晶です。

液晶についてはまた後の項で詳しく触れますが、非光沢で色も美しいなど扱いやすい液晶です。




液晶上には100万画素のWebカメラを内蔵している


液晶下にはmouse computerのロゴ




筺体側面のインターフェースの内容をチェックします。

左側面にはVGA、HDMI、USB3.0、マイク入力、ヘッドフォン出力を搭載。




右側面にはUSB2.0×2、メディアカードリーダー、LAN、電源コネクター、セキュリティロックケーブル用のスロットが並びます。

メディアカードリーダーはSDカードを挿入すると、カードの頭が少し飛び出た状態となりますので、カードを挿したまま鞄などに収納する場合は、引っ掛けないよう注意が必要です。





前面・背面には何もなし。

総合的にみて光学ドライブはありませんが、映像出力は2系統、USBは3基、LANやカードリーダ搭載と、特に不足はないと思います。




液晶の最大開閉角度は約130度。
液晶の角度調整はしやすいです。




筺体底面の様子 写真は上が背面側、下が前面側

バッテリーの着脱は可能ですが、内部パーツへアクセスするための開閉可能なパネルは見当たりません。

内部へのアクセスは、底面カバ―全体を外して行う必要がありそうです。
メモリやストレージは製品購入時のカスタマイズで必要分を追加しておいた方が、手間がなくて良いでしょう。





搭載されているバッテリの仕様は11.1V、31Wh


PC本体と、付属の電源アダプター&ケーブル アダプターはとてもコンパクト



電源アダプターの仕様は19V、2.1Aで40W プラグの形状はミッキー型



キーボードやタッチパッドの操作性

LuvBook J シリーズのキーボードやタッチパッドの操作性をチェックします。




キーボード全体


キーボード左半分を拡大


キーボード右半分を拡大

アイソレーションタイプのキーボードを採用しています。
キーピッチは縦横とも約18mm、ストロークは約1.8mmとそこそこサイズに余裕があります。テンキーはありません。

キーボードは一部、右側に配置されたキーの横幅が極端に長いなど、形状に変わったところが見られはするものの、すぐに慣れました。慣れてしまえば普通に打ちやすいキーボードです。




キートップの形状はほぼフラットに見えるが、僅かに湾曲しているよう


幾つかのキーが横長となっている


電源ボタンはキーボード左上に配置


タッチパッドのドライバーは「Synaptics TouchPad」

タッチパッドはボタン分離型。
各ボタンは柔らかい・・という程ではありませんが、操作が苦になるような硬さでもなく普通に使いやすいです。

パームレスト含め、指紋汚れが目立ち難い材質で扱いやすいと思います。



重量

掲載しているLuvBook J シリーズの重量を測定してみました。



PC本体の重量は1305g。
メーカー公開の仕様では約1.4kgとの記載がありましたが、それよりも軽いようです。

構成によって重量は多少前後しますが、13.3型サイズのノートとしては軽い方だと思います。




軽々・・という程ではないけれど一応片手でも持てる重さ スリムなので持ちやすい

付属の電源アダプターやケーブルの重量は250g。
PCと一緒に持ったとしても1.5kg台と軽いです。

モバイルノートとしても十分に活用できると思います。



液晶の見やすさ・品質

LuvBook J シリーズに搭載されている液晶の見やすさや品質をチェックします。

本製品には何種類かの液晶が提供されていますが、今回は2,560×1,440ドットの解像度を持つIGZO液晶について詳しく触れています。

同じ構成を選択したとしても、全く同じ液晶パネルが搭載されるとは限りませんので、参考程度にご覧ください。




13.3型WQHD(2,560×1,440ドット)の非光沢液晶を採用


画面内容の表示サイズ(スケーリング)は「特大」の200%の設定されていた

13.3型サイズでWQHDという、超高解像度のIGZO液晶を採用しています。
非光沢パネルで光の反射や映り込みが殆どなく、見やすい液晶です。

2,560×1,440ドットと高解像度ですが、初期状態では画面の表示サイズが通常の200%に拡大設定されているため、文字やアイコンが小さすぎて見辛いといったような事もありません。




画面の視野角を確認します。



視野角はやや広めです。
斜めから見るとやや色の変化がみられはするものの、内容がわからなくなるほどではありません。




次に、色域を測定してみました。
以降、「Spyder 4 Elite」による測定結果を掲載しています。

sRGBのカバー率は99%、AdobeRGBのカバー率は76%。
色域は広いです。見た目にも鮮やかです。




ガンマカーブを確認します。


左:ガンマ応答カーブとターゲット(ガンマ2.2) / 右:ガンマ補正カーブ

ガンマ2.2のカーブと比較し、ガンマ応答カーブにはややバラつきが見られます。
色のずれは大きくはありませんが、初期状態の画面ではやや青や緑が強く出ているようです。




画面の均一性について。
色ムラや輝度ムラをチェックします。


カラーの均一性(左:輝度100% / 右:輝度50%)


輝度の均一性(左:輝度100% / 右:輝度50%)

色ムラはやや目立ちます。
特に輝度を高く設定した場合に目立つようで、画面の表示内容によっては、色ムラが感じられることがあると思います。

一方で輝度のムラについては、やや目立つといった程度です。


総合すると多少ムラは目立つものの、綺麗だと言える部類の液晶だと思います。

非光沢パネルですが、その割に色鮮やかです。
色の正確性を求めるのなら補正した方が良いかもしれませんが、写真編集等にも使いやすいです。



主な付属品

LuvBook J シリーズ の付属品をご紹介します。
実際の製品とは異なる可能性がありますので、一例としてご覧ください。




保証書にマニュアルの冊子、ファーストステップガイド、特典カード他


小さなネジがついていた 多分内部パーツに利用するための部品


基本的な設定や操作等を掲載したサポートマニュアル


特典カード

それぞれのカードに、付属している特典の詳細等が書かれています。
なお、付属する特典の内容は、製品の購入時期によって変化します。





WQHD液晶を搭載する LuvBook J シリーズの外観や液晶、操作性については以上となります。
次記事では、掲載製品の構成特徴や性能、ソフトの内容について詳しく解説します。

次: LuvBook J シリーズ「LB-J750X-SSD」のベンチマーク結果 Core i7やM.2 SSDを搭載する13.3型ノート