LuvBook C シリーズの特徴&簡易レビュー (製品解説/タッチパネル搭載の11.6型ノート 安価)
LuvBook C シリーズは、タッチパネル対応の液晶を搭載する11.6型モバイルノート。
下位構成はWindows 8.1やCeleron 2955U搭載で4万円台からと、非常にリーズナブルな製品です。手軽に使えるノートが欲しいという方はもちろん、128GBのSSD搭載で4万円台という製品も提供されており、コスト重視であってもある程度のパフォーマンスは欲しいという方にも向いているといえるでしょう。
タッチパネル搭載を謳っていますが、タッチ非対応のモデルや、Windows 7搭載のモデル(Windows 7搭載モデルはタッチパネルなし)も提供されているため、Windows 8の使用感があまり好みでないという方にも適します。
正直、モバイルノートといっても、約1.3~1.5kgと11.6型にしてはそれ程軽いわけではないのですが、最近はノートを携帯利用するのではなくても、扱いやすい小型のノートが良いというユーザーは比較的多いそうで、そういったニーズに合致しそうな製品です。
万が一、外出時に持って出る事があったとしても、筺体がコンパクト&スリムであるため、持ち運びはしやすいと思います。
【製品の主な特徴】
・とにかく安価、SSD搭載で5万円前後のモデルあり
・Celeron 2955U~Core i5のモデルを提供
・Windows 8.1の他、Windows 7の選択も可能
・Windows 7搭載モデルはタッチパネル非搭載
・安価だが筐体の質感など見た目は悪くない
どちらかというと安価なPCが欲しいというユーザー向けのモデルではないかと思いますが、
上位構成ではCore i5-4200Uやメモリ8GB、512GB SSDを搭載して10万円を少し超える価格のモデルも提供されるなど、なかなかハイスペック。
マウスの製品全般に言える事ですが、価格はギリギリまで下げた数字なのだそうで、
個人的には、Celeron 2955UとSSDを搭載したモデルのコストパフォーマンスに魅力を感じます。
筺体を見た感じでは、簡単に底を開く事ができる構造ではないため(底面は一枚板)、
メモリやストレージは最初からある程度の内容を選択しておいた方が良いと思います。ある程度の構成を選択しても、安いです。
安価であっても筺体は比較的しっかりとした質感で、いかにも安い感じの製品でない所が良いです。
なお、冒頭でも述べましたが、Windows 7搭載のモデルはデフォルトでタッチパネルなしとなります。
実はこのタッチなしのWindows 7搭載モデルの方が売れているのだそうで、私自身も作業はWindows 7の方が行いやすいと思うため、
そういった傾向になる理由もわかる気がするのですが、128GBなどストレージの容量がやや小さいモデルでは、システム容量の小さいWindows 8の選択もありです。
【構成の一例】
LuvBook C シリーズ(LB-C200B-SSD-W7)
Windows 7 Home Premium (64bit)
Celeron 2955U
4GB (4GB×1)
11.6型HD(1,366×768)、光沢、タッチなし
インテル HD グラフィックス
128GB SSD(ADATA SP900シリーズ)
IEEE802.11b/g/n+Bluetooth4.0
駆動時間:約6時間
重量:約1.34kg
¥54,800 (税別)~ 2014年7月8日時点 5,000円OFF(左記価格は割引後の価格)
価格・構成内容は2014年7月8日時点
上記はWindows 7、Celeron 2955U、128GB SSDを搭載したモデルでタッチは非対応。
最安値のモデルはWindows 8.1搭載、Celeron 2955U、320GB HDD、タッチ非対応という内容で4万円台半ばとなります。
この数字は魅力ですが、使い勝手を考えるとストレージはSSDにしておくのが無難かと思われます。
以下、LuvBook C シリーズの展示機を利用した簡単なレビューです。
実際の製品とは異なる可能性がありますので、参考程度にご覧ください。
筐体サイズは幅300mm、奥行き200mm、高さ21mmで、重量は約1.34~1.5kg
モバイルノートにしては重いですが、この位のサイズで1kg前半という重さのモデルは結構多く、標準的かなと思います。
天板の様子 ヘアライン加工を施したデザインでカラーはシルバー一色のみ
左側面 セキュリティスロットにUSB2.0×2、マルチカードリーダー
右側面 ッドフォンとマイク入力のコンボに、USB3.0、HDMI、LAN、電源コネクター
アイソレーションタイプのキーボードを搭載 配列は標準的、キーピッチは約17mm、キーストロークは約1.5mm
「ね」「る」「め」「ろ」といった一部キーの横ピッチが狭く作られており、少し打ち難い
底面は一枚板で出来ており、バッテリスロットなどは見当たらない(内蔵)
写真はタッチ対応の液晶 視野角は狭いです
以下、Windows 8.1、Celeron 2955U、メモリ4GB、320GB HDDを搭載するモデルの性能について簡単に触れます。
LB-C200Bというモデルの構成
エクスペリエンス・インデックススコア
WinSAT.exeの実行によるエクスペリエンス・インデックスのスコアは、
CPUが5.7、メモリ5.9、グラフィックス4.6、ゲーミンググラフィックスは4.9、ディスクは5.9。
ドラゴンクエストXのベンチマーク結果 標準品質、1280×720、ウィンドウモードで2450
Celeron 2955U、HDDでもストレスが溜まるくらい遅いわけではないです。
ただ、ストレージをSSDに換えるだけで劇的にパフォーマンスが向上すると思われますので、予算に少しでも余裕があるのなら SSD搭載のモデルがお勧めです。
LuvBook C シリーズについては以上となります。
より詳しい構成内容や価格については、公式サイトの製品ページにてご確認ください。