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前記事(NEXTGEAR-NOTE i990 ベンチマークテストの結果 GTX870M搭載でパフォーマンスは抜群)の続きです。

今回の記事では、NEXTGEAR-NOTE i990 シリーズ に標準で搭載されているアプリケーションや、LEDバックライトキーボードの機能などについて簡単に解説した後、製品についてまとめてみたいと思います。

製品のまとめのみをご覧になりたい方は、当記事の最後の項(NEXTGEAR-NOTE i990 シリーズ まとめ)をご覧ください。


【NEXTGEAR-NOTE i990 シリーズ レビュー記事目次】

・NEXTGEAR-NOTE i990 シリーズ 製品の外観や操作性について
外観・インターフェースキーボードの外観と操作性筐体内部の構造液晶の見やすさ

・構成内容の解説とベンチマークテストの結果など
構成と特徴ベンチマーク結果消費電力・温度再起動にかかる時間バッテリ駆動時間

・プリインストールされているアプリケーションや機能について
プリインストールアプリControl Centerバックライトキーボードの専用アプリ

・製品のまとめ
NEXTGEAR-NOTE i990 シリーズ まとめ


プリインストールアプリケーション

まず、NEXTGEAR-NOTE i990の初期状態でのデスクトップ画面やスタート画面(モダンUI)、アプリ一覧画面の内容をチェックします。


デスクトップ画面


スタート画面(モダンUI)


アプリ一覧画面

プリインストールされているアプリケーションは、基本構成では非常にシンプルな内容です。

主なものとしては、グラフィックドライバーの更新やゲームを管理する「GeForce Experience」や、セキュリティソフトの「マカフィーインターネットセキュリティ(90日期間限定版)」、サウンド系のツールとしては「Sound Blaster X-Fi MB3」や「Creative ALchemy(※)」、「HD VDeck」を搭載。Windows 8.1標準のアプリケーションや、ストアアプリなどが搭載されてはいますが、数は多くはありません。

※「Creative ALchemy」は、OSの仕様変更で利用できなくなったDirectSound 3Dなどの既存のサウンドAPIを、Vista以降の環境で利用するためのツール。

独自の機能として「Control Center」という管理ツールが備えられていますが、こちらについては、次項で触れたいと思います。


上記は基本構成の内容で、今回掲載しているi990は基本的なアプリに加え、カスタマイズオプションとして提供されている幾つかのアプリケーションが追加されています。

追加されているのはCyberLink製のアプリと「ファイナルパソコンデータ引越し9plus」で、CyberLink製のアプリケーションに関しては「PowerDirector」や「PhotoDirector」等の編集アプリに、「Power2Go」「PowerDVD」「PowerBackup」「LabelPrint」「MediaShow」を搭載。

カスタマイズでは上記以外に、MicrosoftのオフィスやAdobe製のソフトを追加する事も可能です。(2014年6月4日時点)




Sound Blaster X-Fi MB3 サウンドの細かな設定を行える


CyberLink Media Suite 10 CyberLink製のソフトの統合パッケージ


CyberLink PowerDirector 動画編集ソフト


CyberLink PowerBackup 様々なデータのバックアップを行える


CyberLink Power2Go ディスクライティングソフト


GeForce Experience グラフィックスやゲームの管理機能を持つツール


Creative ALchemy 最近のOSでは利用できない既存のサウンドAPIを利用するためのソフト


ファイナルパソコンデータ引越し9plus PCのデータ移行ソフト



各種管理機能にアクセス Control Center

NEXTGEAR-NOTE i990 シリーズには、「Control Center」と呼ばれる独自のソフトウェアが標準で搭載されています。

「Control Center」は、Windowsで提供されている各種の管理機能へ簡単にアクセスするためのもので、輝度の調整や省エネ設定、電源設定他、頻繁に行う様々な設定を、Windowsのシステム設定画面を開く事なく行う事ができます。

冷却ファンのコントロールや、Widnowsキーの有効・無効設定など、ゲーム向けのPCに便利な機能も搭載されており便利です。




Control Center

Control Centerでは予め、「静音」「省電力」「パフォーマンス」「エンターテイメント」の4モードが用意されており、クリックで切り替えが可能。

例えばゲームプレイ時には「パフォーマンス」を、単にネットやメールなどの利用では「静音」や「省電力」を・・といった具合に、場面に応じて輝度や省エネ設定などを一括で切り替える事ができます。

各モードの内容はカスタマイズが可能です。




Windowsキーの有効・無効の設定が可能



LED バックライトキーボード管理アプリケーション

NEXTGEAR-NOTE i990 シリーズには、LED バックライトキーボードの設定を行う管理アプリケーションが標準で搭載されています。

バックライトの配色はフルカラーから選択が可能、点灯パターンの指定もできるなど、多種多様な設定を行う事が可能です。




LED バックライトキーボード管理アプリケーション








バックライトキーボードは、上記のようにキーボード全体に1つのカラーを指定する事はもちろん、左、中央、右に分けられた3つのセクションに、バラバラのカラーに指定する事も可能。




3つのセクションに異なるカラーを設定


左側のみ、また中央のみ・・といった具合に、1セクション、および2セクションのみバックライトを点灯させるような色の指定も可能です。


例えばゲームプレイ時など、WASDキーの操作を行いやすくする為に左側のセクションのみライトを点灯させる・・などといった利用方法もあります。




カラーを指定できるだけではなく、点灯パターンを指定する事も可能。

点灯パターンはユーザーがカラーの指定を自由に行う「カスタム」の他、「ランダム」「フラッシュ」「テンポ」「ダンス」「ウェーブ」「サイクル」「ブリーズ」といったパターンを用意。

ゲーム向けのPCらしい、派手な演出が可能です。



NEXTGEAR-NOTE i990 シリーズ まとめ

NEXTGEAR-NOTE i990 シリーズのレビューは以上となります。
最後にまとめると・・

・Core i7、GeForce GTX870M(6GB)を標準で搭載しており最小構成でもハイパフォーマンス
・フルカラーのLEDバックライトキーボードを搭載
・ストレージは最大4基の搭載が可能(mSATA SSD 2基を含む)
・冷却性能は高め

・キーボードの一部に幅の狭いキーがある(慣れるまでは押し難い)

GeForce GTX870M(6GB)を標準で搭載しており、非常に高パフォーマンスなノートPCです。

プロセッサは最小構成でもCore i7、最大では Core i7-4940MXの選択も可能となっており、メモリは最大32GB、ストレージにおいては最大4基まで搭載可能となるなど、ノートにしては拡張性はかなり高いと言えるでしょう。

プロセッサにCore i3やi5を選択する事が出来ないので、下位のプロセッサを選択してできるだけ価格を抑えたいという方には向かないかもしれませんが、最小構成の最も安価な構成でも十分快適にゲームがプレイできる性能であり、コストパフォーマンスは悪くないです。

1つだけ気になる部分として、キーボードの一部のキーの幅が狭く設計されており、少々打ち難いと感じる所が残念です。筐体サイズが大きく横幅に余裕があるのですから、もう少しキーボードに余裕があると良いと思います。

とはいえ、ゲーム用途には使いやすい製品です。
CPUとGPUそれぞれにファンが搭載されており冷却性能が高い為、高負荷なゲームを長時間プレイするような場合でも安心。

画面サイズが大きい事、またGTX870Mやフルカラー指定が可能なLEDバックライトキーボードの搭載など、本格的なゲーマーに適した製品だと言えるでしょう。