ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード の特徴(製品解説)
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レノボ・ジャパンよりThinkシリーズ用のアクセサリ、ワイヤレス・トラックポイント・キーボードが発表されました。2013年6月25日発売で、価格は直販で13,041円(2013年6月25日時点)。
これまでのThinkシリーズのトラックポイント・キーボードはUSB接続でしたが、今回の製品はBluetooth接続。
NFCが内蔵されており、NFC内蔵PCとのペアリングが楽に行える(かざすだけ)という特徴を持ちます。
その他、現行のThinkPadキーボードと同じ6列配列が採用されているそうで、各種の耐久テストや防滴テストなども実施済み。
一応この製品はレノボの製品と併せて利用する事が想定されているため、それ以外のBluetooth対応製品で利用する場合、意図した通りに動作しなかったりする可能性があるそうですが、手持ちのタブレットなどでThinkPadキーボードの操作性を実現できるかもしれないという点は、非常に魅力的だと思います。(キーボードは使えるのではないかと思いますが、トラックポイントが正常に動作しない可能性があるのではと思います)
【主な特徴】
・Bluetoothに対応
・6列配列を採用(ThinkPad Tシリーズのキーボードがベース)
・キーピッチ19.05mm、キーストロークは約2mm
・各種の耐久テスト、防滴テストを実施済み
・バッテリを内蔵しており、満充電の状態から約30日の動作が可能
・重量約450~460g
・NFCを内蔵しており、同じくNFCを内蔵した機器とのペアリングが容易に行える
6列配列のキーボードと一口にいっても、2012年初夏に登場したノートPCに採用されている6列配列のキーボードと、
Windows8登場以降に発売されたノートPC(TwistやHelixなど)に採用されている6列配列のキーボードは若干異なっており、
TwistやHelixなどの6列キーボードはファンクションキーの一部にWindows 8の機能キーが搭載されています。
また、TwistやHelixなどの6列キーボードには、ファンクションキーの動作を切り替える「Fnキーロック」等の機能も搭載。
(Esc+FnでFキーの機能を切り替え)
今回のThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボードは、ベースに2012年初夏に登場したノートPCのキーボードだそうですが、
Windows 8の機能キーやFnキーロック等の機能は有しており、使い勝手は良さそうです。
ただ、携帯する場合、重量がやや重めであるように思います。
(例えばThinkPad Tablet 2専用キーボードの重量は約350g前後である事を考えると)
が、様々な機器でThinkPadキーボードの打ち心地や操作性を実現できるという点は中々魅力的です。
(他メーカー製のPCやタブレットと接続して利用する場合、キーボードが正常に動作しない可能性あり)
自宅にはUSB接続のThinkPad トラックポイント・キーボードがありますが、
本体自体が薄めであるせいか、ノートに搭載のキーボードと比べると打鍵感が若干頼りない感じがあります。
ですが今回のThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボードでは、
そういった部分も改善されているそうで、使い勝手には期待できるのではないでしょうか。
ワイヤレスキーボードで入力作業を頻繁に行うような場合、ぜひ手に入れたいアイテムの一つだと思います。
たまに登場するキーボードの割引クーポン等が利用できるのであれば、そちらを利用して購入したい所です。
以下、画像です。
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パームレスト部分がUSB接続のキーボードに比べ、狭くなっています。
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チルトも可能。
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充電は付属のMicro USBケーブルを利用。
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こちらは自宅にあるThinkPad USB トラックポイントキーボード。旧配列を採用しているので7列です。
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ThinkPad Tablet2の専用キーボードとThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード
以上です。
製品は既に販売開始されています。
詳細については、製品ページをご参照ください。(英語版も販売されています)
新しい製品なのでクーポンは当分利用できない可能性もありますが、
もしクーポンが利用できるのであれば、そちらを利用して購入された方がお得です。