先日、8型の Yoga Tablet 8のレビューを掲載しましたが、今回は10.1型のYoga Tablet 10のレビューです。

このYoga Tablet 10はAndroid4.2を搭載する10.1型のタブレット。
Yoga Tablet 8と同じようにスタンドが内蔵されており、本体を自立させて利用する事ができます。

Yoga Tablet 8とYoga Tablet 10の違いは本体のサイズと重量、液晶のサイズやバッテリの容量のみでスペックは全く同じ。Yoga Tablet 8と被る部分も多いため、今回はYoga Tablet 10の要点のみを簡単にレビューしたいと思います。


【Lenovo Yoga Tablet 10 レビュー記事目次】

・Lenovo Yoga 10 Bluetooth Keyboard Cover レビュー
外観をチェックYoga Tablet 10のカバーとしても利用可重さ使用感は

・Lenovo YOGA TABLET スリーブケース&フィルム レビュー
外観タブレットを入れた場合の重さ

・Lenovo YOGA TABLET 10 10.1型のAndroidタブレットをレビュー
外観3つのスタイルが可能重さソフトウェアベンチマーク結果バッテリの持ちは抜群


YOGA TABLET総合目次 (当サイトに掲載している、YOGA TABLETについての記事をまとめた目次です)


外観

YOGA TABLET 10の外観や付属品を簡単にチェックします。

製品の箱の中に入っていたもの。
説明書、USBケーブル、電源アダプター。




タブレット設置面とスタンド部分の摩擦が気になる場合に利用する、小さなパッドが付属。私は利用していません。





本体の左右側面にはMicroUSBポート、電源ボタン、ボリュームコントロールボタンを搭載。
ボリュームコントロールボタンはタブレットを回転させると、ボリュームのアップダウンが入れ替わる仕組みになっています。




10.1型ワイド(1200×800)のIPS液晶を搭載、10点のマルチタッチに対応しています。

視野角が高く綺麗な液晶だと思いますが、解像度が8型のYOGA TABLET 8と同じ1200×800ドットであるため、YOGA TABLET 8に比べるとなんとなく文字やアイコンなどがぼやけて見えます。




液晶の左下、および右下にスピーカーを搭載。




液晶左側には160万画素の前面カメラを搭載。





背面全体。
カラーはシルバーでメッシュ地のような質感の加工が施されています。中央にはlenovoのロゴ。




シリンダー右側には500万画素の背面カメラ。
少し変わった位置にカメラがあるため、背面カメラ利用時には撮り方に少し工夫が必要です。




スタンドはシリンダー全体をひねるようにすると開きやすいです。





スタンドを開くと、左側にMicroSDカードスロットは見えます。

このカードスロット、入れたカードの取り出しが結構難しいのですが、元々入っていたダミーカードでMicroSDカードを押すと、簡単に取り出す事ができます。



3つのスタイルが可能

YOGA TABLET は、以下の3つのスタイルで利用する事が可能です。


ホールドモード


チルトモード


スタンドモード

ホールドモードはタブレットを手に持って利用するモード。
Yoga Tabletはやや変わった形状のタブレットですが、シリンダーの形状が手になじみやすく、一般的なタブレットを持つ場合に比べて重量を感じにくいというメリットがあります。

チルトモード、スタンドモードはテーブルにタブレットを設置して利用する場合に、とても便利なモード。特にスタンドモードはタブレットを置きっぱなしにしても邪魔にならないため、殆どの時間を私はこのモードで利用しています。



重さ

重量を測定してみました。

以下はYOGA TABLET 10 単体の重量と、YOGA TABLET 10 に専用のBluetoothキーボードを装着した場合の重量、そしてBluetoothキーボードを装着したYOGA TABLET 10を専用のスリーブケースに収納した場合の重量です。

YOGA TABLET 10 単体の重量は604g。




専用のBluetoothキーボード装着時の重量は808g。
なお、この専用のBluetoothキーボードは2013年12月4日現在、日本では販売されていません。海外のみの販売となります。

サイズの割に非常に軽く使いやすいBluetoothキーボードなので、日本でも販売されると良いと思います。




YOGA TABLET 10とBluetoothキーボード、専用のスリーブケースをあわせた重量は1007g。
1kgを超えてしまいますが、Windowsを搭載した10.1型のノートを持ち歩く事を思うと、まあ軽いです。



ソフトウェア

次に、ソフトウェアについて。
前に掲載したYOGA TABLET 8と中身は変わらないのですが、今回掲載のYOGA TABLET 10 は海外版の製品であるため、一部のアプリが搭載されていなかったり、言語も初期状態では英語となっています。

といっても、初期設定で日本語を選択し、Simejiなどの日本語入力キーボードアプリをインストールすれば、普通に日本語で利用できるようになります。

※Simejiは日本語版の製品にはデフォルトでインストールされていますが、海外版には当然ありませんので、自分でインストールします。


初期のホーム画面(クリックで大きな画面が表示されます)



ウィジェット(クリックで大きな画面が表示されます)

ウィジェットの設定画面は通常、アプリ一覧画面にあると思いますが、YOGA TABLET は独自のホームランチャーを利用しており、アプリ一覧画面自体が存在しません。

ウィジェットを設定する場合は、ホーム画面を指で長押ししてください。

なお、独自のホーム画面ではアプリをインストールすると、アイコンが直接ホーム画面に並ぶ仕様となっているのですが、多数のアプリをインストールした場合、数多くのアイコンがホーム画面に並んで収拾がつかなくなります。

さらにフォルダの作成もできないようになっており(触れた限りでは)、アプリを多数インストールするユーザーには使い難いと感じられる方もいるかもしれません。

そういった方は、ホーム画面をカスタマイズするためのアプリをインストールすると良いと思います。私自身は「GO Launcher HD for Pad」という無料のアプリをインストールして利用しています。




内部ストレージは16GB。
実際に利用できるのは13GB程度です。

足りなければ、MicroSDカードで容量を拡張すればよいでしょう。




Androidのバージョンは4.2。




上でも述べましたが、今回の製品は海外版であるため、入力キーボードは初期状態では英語のみとなっています。

私はSimeji(日本語入力キーボードアプリ)をインストールしました。



ベンチマーク結果

YOGA TABLET 10の構成と性能について。

掲載モデルの主な構成はMediaTek MT8125(1.2GHz)、1GBメモリ、ストレージは16GBで、無線機能は802.11b/g/n、Bluetooth 4.0。センサーは加速度センサー、光センサー、イーコンパス、GPSと、構成に関してはYOGA TABLET 8と全く同じです。

性能も変わりませんが、一応ベンチマーク結果を掲載しておきます。


【安兎兎ベンチマークv4.1】

CPU 整数性能 ・・・ 1852
CPU 浮動小数点演算性能 ・・・ 1265
RAM Operation・・・ 1122
RAM Speed・・・ 518
2D(800×1232) ・・・ 595
3D(800×1232) ・・ 3104
ストレージIO ・・・ 822
データベースIO ・・・ 615
トータルスコア ・・・ 13287


【PassMark PerformanceTest Mobile】

CPU・・・ 8403
ディスク・・・ 5118
メモリ・・・ 1587
2Dグラフィック・・・ 2338
3Dグラフィック・・・ 805


【3DMark】



Ice Storm・・・ 2938(1280×720)
Ice Storm Extreme・・・ 1514(1920×1080)
Ice Storm Unlimited・・・ 2580

当然ですが、どのベンチマークのスコアもYOGA TABLET 8と殆ど変らない数値です。

一般的なタブレットと比較した場合、最新の高性能なタブレットよりも性能は劣ります。が、一般的な用途においては快適に操作できるレベルの性能で、不満を感じるような事はあまりないでしょう。



バッテリの持ちは抜群

最後にバッテリ駆動時間について。

Wi-Fiオン、Bluetoothオン、画面の明るさは最大の半分程度で、ストレージ内に保存された動画を繰り返し再生した場合のバッテリ駆動時間と、電源オン(Wi-Fiオン、Bluetoothオン)の状態で長く放置した場合のバッテリの減り方なども調べてみました。

放置時は1日2度ほどバッテリ残量を確認する程度で、その他の操作は一切行っていません。

動画再生時のバッテリ駆動時間・・ 10時間51分
5日間(11月29日午後12時~12月4日午後12時まで)放置した場合のバッテリ残量・・ 100% → 87%

YOGA TABLET 8が同様の方法でバッテリ駆動時間を測定して12時間41分の持ちだったことを考えると、YOGA TABLET 10の方が少しバッテリ駆動時間が短いです。

画面サイズの違いなどもあるのでしょうけれど、YOGA TABLET 8には2セルのバッテリ、YOGA TABLET 10には3セルのバッテリが搭載されていることなどを考慮すると、液晶が消費する電力は意外と大きいのかもしれません。

放置時のバッテリ消費に関してですが、バッテリの減りはかなり遅いと思います。放置しているだけであっという間にバッテリがなくなってしまう端末も少なくない事を考えると、非常に優秀です。



なお、YOGA TABLET にはレノボ独自の電源管理ツールが搭載されており、かなり細かく電源の設定を行う事ができるようになっています。

3つのモードが用意されており、デフォルトではカスタムモードが選択されています。ユーザーが自由に各種の設定を行えるモードです。




カスタムモードは、上記の項目を自由に設定する事ができます。
用途や場面に応じて、無線やBluetoothをオフにするなど細かくカスタマイズできるため、とても便利。

なお、タブレットを目覚ましに使いたいという場合には「アラームモード」が便利。
アラーム以外の余計な機能がすべてオフとなるため、バッテリの残量を心配する必要があまりなくなります。




オンオフ時間のスケジュール機能などもあります。
確実に寝ているであろう時間帯はオフにしてしまうと、よりバッテリを長持ちさせる事が可能です。

スタンドの搭載がメリットとしてあげられる事の多いYOGA TABLET ですが、バッテリの持ちの良さや電源の細かい管理が可能である部分も、YOGA TABLET利用の大きなメリットの一つだと思います。



YOGA TABLET 10については以上となります。

この製品の購入についてですが、8型のYOGA TABLET 8は2013年12月4日現在 量販店の他、レノボ・ショッピングでも購入する事ができるようになっているのですが、YOGA TABLET 10は今の所量販店のみ。

価格は3万円弱で、店舗によって差がありますが、見た限りではノングレアフィルムが無料付属するNTT-X Storeがお得かと思います。(2013年12月4日時点)