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ESPRIMO DHシリーズ WD2/Jでベンチマークテストを行ってみました。

掲載の「WD2/J」は、富士通の直販サイト WEB MART限定で販売されているカスタムメイドモデル。

今回の記事では、「WD2/J」にCore i7-3770(3.40~3.90GHz)や16GBのメモリ、SSD&HDD、
Radeon HD7570等のパーツを搭載した、ESPRIMO DHシリーズでは上位に当たる構成のモデルでベンチマークを行ってみました。

製品の性能に興味をお持ちの方は、是非ご覧下さい。



【ESPRIMO DHシリーズ WD2/J 性能面をチェック】

まずは、掲載しているESPRIMO DHシリーズ WD2/Jの主な構成をチェックします。
以下、CPU-Zの内容とその特徴です。


メモリスロット1


メモリスロット2


メモリスロット3


メモリスロット4

【ESPRIMO DHシリーズ WD2/J の主な構成】

OS Windows 8 64bit
プロセッサ Core i7-3770(3.40GHz/TB時最大3.90GHz)
チップセット H77 Express
グラフィックス AMD Radeon HD 7570(1GB)
メモリ 16GB(4GB×4/PC3-12800 DDR3 SDRAM/最大16GB)
ストレージ 128GB SSD + 2TB HDD(7200rpm)
光学ドライブ Blu-ray Discドライブ(BDXL対応)
付属のディスプレイ 24.0型ワイドSUPER Full HD(1920×1200)、光沢なし
無線機能 IEEE 802.11b/g/n
サイズ 89×353×341(幅×奥行き×高さ/mm/本体縦置き時)
重量 約8.2kg

※記載の仕様や解説等は、記事を作成した2012年12月5日時点のものです。

掲載している WD2/J の主な構成は上記の通りです。

標準の構成がCore i3-3220、4GBメモリ、1TB HDD、HDグラフィックス4000・・といった内容ですので、
それに比べるとかなりパワーアップした内容となっています。

少々負荷の高い作業であっても快適に動作するでしょう。

なお、量販店向けのカタログモデルでもCore i7を搭載したハイスペックな構成が提供されていますが、
外部グラフィックスやSSDとHDDの2ドライブ構成、16GBのメモリなどを搭載できるのは、
富士通の直販サイトであるWEB MART限定のカスタムメイドモデルだけ。

また、カスタムメイドモデルではCore iプロセッサーを搭載した「WD2/J」だけでなく、
Pentiumプロセッサーを搭載した「WD1/J」もラインアップするなど、幅広い選択肢を提供しています。

3年の保証が標準で付属するのもカスタムメイドモデルのみとなっており、
製品を購入する場合はカスタムメイドモデルの方がお勧めだと個人的に思います。

自前の液晶をお持ちだという方も、カスタムメイドモデルを選択されると良いでしょう。
(カタログモデルは液晶が標準で付属しているため)




以下、上記構成のESPRIMO DHシリーズ WD2/Jで行ったベンチマーク結果です。

【Win エクスペリエンス・インデックス】

プロセッサ 8.0
メモリ 8.0
グラフィックス 6.7
ゲーム用グラフィックス 6.7
プライマリ ハードディスク 6.9

プロセッサの性能がとても高いです。



【CrystalDiskMark】

Seq 216.5158.5
512K 198.191.98
4K 17.7045.39
4K QD32 20.6257.07

数値は左がRead、右がWrite

ディスク性能です。

今回掲載のESPRIMO DHシリーズ WD2/Jには、2TBのHDDと128GBのSSDを搭載。
もちろんSSDを起動ドライブとしている為、起動や処理等がとても高速です。

SSDは東芝製(THNSFC128GBSJ)で、HDDはSeagate製(ST2000DM001-9YN164)。

なお、このSSDは3Gb/s対応であるため、6Gb/sに対応したSSD程のスコアは出ません。ですが実際の速度は非常に高速です。
私自身も3Gb/sのSSDを搭載したPCを使っていますが(正確に言うと、SSDは6Gb/s対応なのですがポートが非対応)、
6Gb/s対応のSSDとスコア上の差はあっても、実際の速度はスコア程の差はないと感じています。

PCを快適に使いたいのであれば、SSDの搭載がお勧めです。

ESPRIMO DHシリーズ WD2/Jで用意されているSSDは容量こそあまり大きくありませんが、
セカンドドライブであるHDDの容量が大きい為、データの保存等には全く問題ありません。



【3DMark11】

3DMark score ・・・ P1304
Graphics Score ・・・ 1153 (4種のGraphicsテスト)
Physics Score ・・・ 8672 (CPUベースの物理演算)
Combined Score ・・・ 1014 (GPUとCPUの両方へ同時に負荷をかけるテスト)



【モンスターハンターフロンティア 大討伐】

左:1280×720 / 右:1920×1080

1280×720 ・・・ 4215~4256
1920×1080 ・・・ 2389~2418



【デビル メイ クライ 4】

1280×720

【1280×720】
平均fps ・・・ 75.44~131.51
RANK ・・・ S

デビル メイ クライ 4に関しては、解像度を1280×720以外に変更する事が出来なかったため、
スコアは上記の1280×720のみとなります。



【ファンタシースターオンライン2 】

左:1280×720 / 右:1920×1080

1280×720 ・・・ 1778
1920×1080 ・・・ 777



【FINAL FANTASY XIV】

左がLOW 右がHIGH

LOW ・・・ 2045
HIGH ・・・ 1065

搭載のAMD Radeon HD 7570はミドルクラスのグラフィックカード。

そのカードを搭載したESPRIMO DHシリーズ WD2/Jのグラフィック性能は、
中程度の負荷がかかるPCゲームをプレイ出来るくらいです。

ハイエンドなゲームに関しては、ベンチマークの映像は普通に流れてはいましたが、
実際にプレイするのは少し難しいのではと思います。

ただ、内蔵グラフィックス(HDグラフィックス4000)を利用している構成との性能差は確実にあります。

Radeon HD 7570のオプション料金はそれ程高くはないので、
性能を求める方で予算に余裕があるのであれば、カスタマイズで選択しておくと良いと思います。




次に、ESPRIMO DHシリーズ WD2/Jの消費電力を計測してみました。
以下、アイドル時の消費電力とベンチマーク実行時(デビルメイクライ4)の消費電力です。

アイドル時 ・・・ 31W
ベンチマーク実行時 ・・・ 72W

※実際の値は若干上下する為、平均と思われる値を掲載しています

外部グラフィックスを搭載し、大画面の液晶を使用している為、
消費電力はアイドル時でも若干高め。

ハイエンドデスクトップのような高い消費電力ではありませんが、
ベンチマーク実行時の消費電力はやや高めです。




続いて、ESPRIMO DHシリーズ WD2/Jの筐体内の各パーツの温度を測定してみました。
アイドル時とベンチマーク実行時の温度です。

ベンチマーク実行時の温度は、デビルメイクライ4を20分程度実行させた後に測定したものです。
(下記の表は、見やすいように温度以外の部分を消すといった編集を行っています)

ベンチマーク実行時はやや温度があがりますが、全体的に低温です。



ESPRIMO DHシリーズ WD2/Jの構成、性能面については以上となります。
記事はもう少し続きます。

興味をお持ちの方は、引き続き次記事もご覧下さい。