ThinkPad T440p/T540pの特徴を解説(製品解説/3Kも選択可能な高性能ノート)
ThinkPad T440p 及び T540pがレノボ・ジャパンより発表されました。
旧世代のモデルにpのつくモデルは存在しませんが、T430やT530の後継だと思われます。(最近のモデルでは見られませんでしたが、一応ThinkPadでは製品名の最後に「p」がつくモデルは、ハイエンドユーザー向けという意味を持ちます)
構成は第4世代Coreプロセッサを搭載し、外部グラフィックスにGeForce GT 730Mを追加可能。
液晶はT440pが14型でHD、HD+、フルHDIPSのパネルを選択可能となっており、15.6型のT540pではHD、フルHDの他、W540でも選択可能な3K(2,880×1,620ドット)のパネルを選択できるようになるなど、ハイエンド向けらしい内容となっています。
筐体はWやX、Lなどと同じく新しいデザインを採用しているようで、5ボタンのトラックパッドの搭載や、内部構造や耐久性に関する部分のデザインなども変更されています。
2013年10月18日追記:レノボ・ショッピングにてT440pおよびT540pの販売が開始されました。製品ページはこちら
【主な特徴】
・5ボタントラックパッド
・薄型衝撃軽減ハードディスクマウント
・ゴム足にエアーポケット構造採用
・光学ドライブ搭載
・GeForce GT 730Mを追加可能
・T540p: テンキー標準搭載
・T440p: 液晶はHD、HD+、FHD IPS
・T540p: 液晶はHD、FHD、3K(2,880×1,620ドット)
・T440p: 約335×229.1×27.9~32.9mm、重量は外部GPUなしで約2.14kg、駆動時間は約10.3時間(Core i5)
・T540p: 約376.6×248.1×27.9~33.9mm、重量は外部GPUなしで約2.59kg、駆動時間はCore i3 + HD液晶の構成で約10.6時間
T540pには4列のテンキーが標準搭載となります。
また、T440pやT540pに外部グラフィックスを追加した場合、NVIDIA Optimusテクノロジー対応となるようです。
バッテリは両モデルとも取り外し可能なバッテリが搭載されるようで、
T440pでは取り外し可能な6セル~9セル、T540pでは9セルバッテリを選択可能。
いずれもサイズの割に筐体は軽く、またバッテリ駆動時間も長いです。
【構成の一例】
ThinkPad T440p エントリーパッケージ
Windows 8 (64bit)
Core i3-4000M
2GBメモリ
14.0型ワイドHD 光沢なし
HD グラフィックス 4600
500GB HDD(5400rpm)
DVDスーパーマルチ・ドライブ
ThinkPad IEEE 802.11a/b/g/n + Bluetooth 4.0
駆動時間:T440pが最大で約11.7時間(6セル)
¥109,410 (税込)~
価格・構成内容は2013年10月18日時点
上記はT440pの構成です。
CPUは最大でCore i7-4900MQも可能となるなど、選択肢の幅は広いです。
現時点で既にGeforce GT 730Mの選択や、液晶においてはHD+やフルHDの解像度も選択可能となっているよう。
T540pで選択できる予定の3Kも気になりますが、個人的には14~15.6型でフルHD程度の解像度があれば十分だと思っています。
以下、T440pとT540pのイメージ画像です。
実際の製品と異なる可能性がありますので、参考程度にご覧ください。
T440p。5ボタンのクリックパッドを搭載しています。テンキーはなし。
T540p。キーボード右側に4列のテンキーを搭載。
以上となります。
製品のより詳しい情報や外観については、公式サイトの製品ページにてご確認ください。