HPが販売するノートPC、HP Pavilion 15-ab200 のレビューです。

HP Pavilion 15-ab200は、一体感のある美しいユニボディや 4色のカラーバリエーションを提供する15.6型のノートPC。

CPUにはインテルの第6世代Coreプロセッサを、グラフィックスにはCPU内蔵グラフィックスや GeForce 940M搭載のモデルもラインアップするなど、幅広い用途に向く構成を揃えたスタンダードノートです。

掲載のモデルは15.6型フルHDの非光沢液晶、Core i7-6500Uや8GBメモリ、GeForce 940M(2GB)、1TBのハイブリッドHDD、ブルーレイディスクドライブを搭載する最上位のモデルで、ナチュラルシルバーの筐体を採用。

重いゲームができるほどのパワーはないものの、一般的なスタンダードノートに比べるとパフォーマンスは高く、軽めのゲームをはじめ、気軽な写真・動画編集など様々な用途に利用する事が可能です。

今回は、そんな HP Pavilion 15-ab200の外観や使い勝手、実際の性能面について詳しくご紹介したいと思います。

HP Pavilion 15-ab200 製品ページ

当ページに掲載の製品は販売終了いたしました。
現在HPでは、Kabylakeを採用する以下の15.6型ノートを販売中です。

HP Pavilion 15-au100 製品ページ

【HP Pavilion 15-ab200 レビュー記事目次】

・HP Pavilion 15-ab200 筺体外観・インターフェース
筐体外観・インターフェースキーボード周りの操作性液晶速効!HPパソコンナビ特別版が付属

・構成内容と特徴・ベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマーク結果消費電力・温度再起動時間バッテリ駆動時間

・製品レビューのまとめ
HP Pavilion 15-ab200 まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


HP Pavilion 15-ab200 筺体外観・インターフェース

まず、HP Pavilion 15-ab200の筺体外観やインターフェースの内容について解説します。

本製品は、ボディカラーにブリザードホワイト、コバルトブルー、ピーチピンク、ナチュラルシルバーの4色をラインアップしており、今回掲載しているのは、ナチュラルシルバーカラーを採用するモデル。

カラーによって構成が異なるものの、ベースとなる筐体は全てのカラーで共通しています。





表面にマットフィニッシュ加工を施した、ナチュラルシルバーカラーの天板です。
中央には鏡面仕上げのhpロゴを配置しており、高級感ある印象を受けます。

サラッと手触りよく、また指紋等も目立ち難く扱いやすいです。



背面から見た筐体全体の様子。
デザイン性を重視するノートPCに多い薄型タイプの筐体ではなく、15.6型ノート相応の大きさではあるのですが、ボディは継ぎ目が殆どなくスタイリッシュな雰囲気を醸し出しています。




ディスプレイには15.6型フルHDの非光沢液晶を採用しています。
本製品はどのカラーを選択しても、フルHDの解像度かつ非光沢液晶が搭載されます。

明るい場所でも見やすい点が魅力です。



液晶上には約92万画素のWebカメラ(HP TrueVision HD Webcam)を内蔵。



ディスプレイの最大開閉角度は約130度。
ノートPCのディスプレイとしては標準的な範囲の可動域であり、画面の角度調整はしやすいです。





筐体側面のインターフェースの内容をチェックします。

筺体左側面には電源コネクター、LAN、USB2.0、USB3.0、SDカードスロット、ブルーレイディスクドライブを搭載。

ブルーレイドライブを搭載しているのはナチュラルシルバーのみで、他のカラーではDVDスーパーマルチドライブが搭載されます。



筺体右側面にはヘッドフォンやマイクのコンボポート、USB3.0、HDMI出力、セキュリティスロットが並びます。




前面・背面には何も搭載されていません。

USBは計3基・・うち2基がUSB3.0で、映像出力はHDMI、LAN端子を搭載するなど、家庭で利用するノートPCとしては特に不便を感じる事はない内容です。



底面全体の様子。
底面にも天板と同じナチュラルシルバーカラーを、そしてユニボディ構造を採用しており、底面側から見てもすっきり整然とした印象を受けます。

底面内部へアクセスできるようなパネルはありませんが、バッテリの取外しは可能です。




搭載バッテリの仕様は14.6V、2670mAh。



PC本体と付属の電源アダプター&ケーブルです。




電源アダプターのプラグの形状はミッキータイプ、仕様は19.5V、3.33Aで65W。



ウォールマウントプラグが標準付属しており、電源ケーブルの代わりにこのプラグを利用する事もできます。

コンセントの位置が近いのなら、ウォールマウントプラグを利用した方がケーブルが散らからず、スッキリとした環境で作業ができます。



キーボード周りの操作性

HP Pavilion 15-ab200に搭載されているキーボードとその周りの様子をチェックします。





アイソレーションタイプのキーボードを採用しています。
右側にはテンキーを搭載。

キーピッチは縦横共に約18.7mm、キーストロークは約1.5mmと、15.6型ノートのキーボードとしては少し浅目ではあるものの、HP製品では標準的なサイズ感のキーボードです。

意図してのものかは不明ですが、キーの角に丸味を持たせてある為に指先や爪が引っかかり難く、特に爪の長い女性などには打ちやすいのではないでしょうか。

キーボード操作については特別打ちやすいという程ではないのですが、入力にストレスを感じるような操作感でも無く、可も不可もないという印象です。

普段使用するノートのキーボードとしては、悪くない使用感だと思います。



キートップは完全に平らな形状。
ややザラツキのある素材を使用しており、汚れが目立ち難いです。



左パームレストの様子です。
ヘアライン風のデザインがHP Imprintによって施されています。

使用している内に塗装が剥げてこないかと心配になる方もおられると思いますが、HP Imprintによるプリントは傷が付きにくく、耐久性に優れるため、一般的な使い方では当分綺麗な状態を保てるはずです。(環境や使い方にもよるので、保証はできません)



タッチパッドはボタン一体型。
クリックボタンのクリック感があまり私好みではないのですが、少し操作をする位なら特に問題は感じない使用感です。

とはいえ、長時間の作業ではマウスを利用したいです。



液晶の見やすさ

HP Pavilion 15-ab200に搭載されている液晶をチェックします。
本製品はどのカラー、モデルを選択しても同じ仕様のパネルが搭載されますが、今回掲載のモデルと全く同じパネルが搭載されるとは限りませんので、参考程度にご覧ください。




15.6型フルHDの非光沢液晶が搭載されています。
初期状態での画面のスケーリング設定は125%と、ややアイコンや文字が大きく表示される設定となっていました。

正直、あまり綺麗とは言えない液晶ではあるのですが、非光沢の処理が施されているため、光の反射や風景の映り込みが目立たず見やすいです。





視野角は狭いです。
斜めから見ると画面が白っぽく、色度変移もやや大きめだと感じます。

真正面から見る分には全く問題のない使い心地ですが、全体的に青っぽい色表示となっているため、写真や動画編集の際には注意が必要です。



速効!HPパソコンナビ特別版が付属

HP Pavilion 15-ab200には、「速効!HPパソコンナビ特別版」という設定や操作の解説書が標準付属しています。



Windows 10対応となっており、OSの基本的な設定や操作に不慣れな方には結構便利なアイテムです。
非常にコンパクトなサイズであるため、本に目を通しながらのPC操作も楽に行えます。



HP Pavilion 15-ab200 構成内容とその特徴

掲載しているHP Pavilion 15-ab200の構成内容と、その特徴について解説します。


【CPU-Z】




【GPU-Z】

【HP Pavilion 15-ab200 パフォーマンスモデル の主な構成】

OS   Windows 10 Home 64bit
プロセッサ   Core i7-6500U (2.50GHz~3.10GHz)
グラフィックス   NVIDIA GeForce 940M(2GB)
メモリ   8GB(8GB×1/DDR3L-1600MHz)
ディスプレイ   15.6型ワイドフルHD(1920×1080)、非光沢
ストレージ   1TB ハイブリッドHDD(5400rpm/TOSHIBA製/8GBフラッシュメモリ内蔵)
光学ドライブ   ブルーレイディスクドライブ
LAN   内蔵LAN(10/100)
無線機能   IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth v4.0
バッテリ   4セル、駆動時間:約7時間(駆動時間の実測値は後の項に掲載)
電源アダプター   65W
サイズ   384×261×24~28(縦置き/幅×奥行き×高さ/mm)
重量   約2.29kg
カラー   ナチュラルシルバー
保証   1年間(引き取り修理サービス、パーツ保証)、使い方サポート1年間

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2016年03月21日時点のものです。

主に Windows 10、15.6型フルHDの非光沢液晶、Core i7-6500U、メモリ8GB、GeForce 940M(2GB)、1TB ハイブリッドHDD、ブルーレイディスクドライブを搭載する最上位のパフォーマンスモデルの構成です。

本製品には4色のカラーバリエーションが提供されていると述べましたが、それぞれのカラーで好みの構成を選択できるのではなく、カラーによって選択できる構成が固定されています。

【HP Pavilion 15-ab200 カラーと構成の関係】

・Core i3-6100U  ブリザードホワイト、コバルトブルー
・Core i5-6200U  ブリザードホワイト、コバルトブルー、ピーチピンク
・Core i7-6500U  ナチュラルシルバー

特に外部GPUを搭載するモデルは、今回掲載しているナチュラルシルバーカラーのモデルのみであり、下位のモデルはCPU内蔵グラフィックスを利用する構成であるため、性能が必要な方にはナチュラルシルバー一択と言う事になります。

主要な構成のカスタマイズは殆ど行えませんが、メモリのみ最大16GBの容量選択が可能です。

なお、もう少しグラフィックパワーが欲しいというユーザーには、GeForce GTX 950Mを搭載する15.6型ノート、HP Pavilion Gaming 15-ak000もお勧めです。



搭載されているストレージの内容をチェックします。


HDDの詳細


ディスクの内訳

ストレージには、TOSHIBA製の「MQ02ABD100H」という1TB ハイブリッドHDDが搭載されていました。

下位構成がHDDのみであるのに対し、本モデルにはHDDよりもやや高速なハイブリッドHDDが搭載されているため、速度を求める方には最上位の本モデルがお勧めです。

なお、個人的にはストレージに速度を求めるのであれば、SSD搭載の構成も選べるHP Pavilion Gaming 15-ak000の方が快適に使えてお勧めだと思います。



ベンチマークテストの結果

以下、掲載しているHP Pavilion 15-ab200で実施したベンチマークテストの結果です。


【CrystalDiskMark】


Ver.5を使用



【3DMark】


各テストの結果


Fire Strikeの詳細



【BIOHAZARD 6】


1280×720 / 1980×1080



【FINAL FANTASY XIV 新生エオルゼア】



標準品質(ノートPC)、DirectX 9  1280×720 / 1980×1080



【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】



【CINEBENCH】


軽めのゲームなら標準画質程度で快適に、重めのゲームだとかなり画質を下げる必要がありますが、とりあえずゲームプレイが可能な程度の性能は持ち合わせています。

外部GPUの搭載によってゲームだけでなく全般的な作業が快適になる事、また写真や動画編集なども本格的なものでなければ快適に行えますので、やや性能が必要な作業を行う事があるという方には本モデルは使いやすいと思います。



消費電力・温度

HP Pavilion 15-ab200の消費電力を測定。
以下はアイドル時、およびベンチマーク(BIOHAZARD 6)実行時の消費電力測定値です。

ディスプレイの輝度は50%程度に設定しています。



アイドル時 ・・・ 8W
ベンチマーク実行時 ・・・ 40W

※実際の値は若干上下する為、平均と思われる値を掲載しています

高負荷時はやや消費電力が上がりますが、全体的に低消費電力です。




次に、HP Pavilion 15-ab200の筐体内パーツの温度について。
以下は、アイドル時とベンチマーク実行時(BIOHAZARD 6を20分以上実行)の温度測定値です。

高負荷な状態が続いたとしても、CPUやグラフィックスの温度はやや高めになる程度であり、高温という程までには温度上昇しないようです。




さらに、高負荷時のキーボード表面の温度を測定。

キーボードの表面温度は全体的に低温です。
高負荷時でも、快適に操作が行えます。



再起動(起動&シャットダウン)にかかる時間

PassMark Rebooterを利用し、HP Pavilion 15-ab200の再起動にかかる時間を測定。
以下は10回の再起動時間と、その平均値です。

1回目 1:40
2回目 1:10
3回目 1:05
4回目 1:09
5回目 1:00
6回目 0:50
7回目 0:47
8回目 0:46
9回目 0:50
10回目 0:49

再起動(起動&シャットダウン)の平均時間 ・・・ 1分

HP Pavilion 15-ab200の再起動にかかる時間はおよそ1分。
再起動を繰り返す毎にスピードが上がるなど測定結果にムラがありますが、これはハイブリッドHDDの特性によるものだと思われます。



バッテリ駆動時間

HP Pavilion 15-ab200のバッテリ駆動時間を測定してみました。

ソフトはbbenchを使用、設定はストロークの実行が10秒毎、無線LANによるネットへのアクセス(ブラウザで新規ページを開く)は60秒毎に実行されるという内容です。

画面の輝度は50%に、グラフィックスの設定はNVIDIAコントロールパネルの3D設定より「自動選択」を選択した上でソフトウェアを実行しています。




バッテリの電力が100%から7%に減少するまでの時間は23886秒。
約6.6(6.635…)時間ものバッテリ駆動が可能という結果です。

やや高性能な15.6型ノートの割に、バッテリは持つようです。

本製品のようなPCは電源に接続して利用される方が多いのではと思いますが、バッテリの持ちが良いと電源の確保できない場所でも利用できるため、様々な場所でPCを利用される方には便利です。


HP Pavilion 15-ab200 まとめ

HP Pavilion 15-ab200のレビューは以上となります。
最後にまとめると・・

・15.6型フルHDの非光沢液晶を搭載
・掲載モデルには Core i7-6500U、GeForce 940M(2GB)を標準搭載
・メモリは標準8GB、最大16GBまでアップグレードできる
・ストレージには1TB ハイブリッドHDDを採用
・一体感あるユニボディの洗練された筐体を採用

美しいユニボディ筐体と、15.6型フルHDの非光沢液晶を採用するノートPCです。

下は第6世代のCore i3から、最上位モデルではCore i7-6500Uや GeForce 940Mを搭載する構成も提供されており、幅広い用途に利用する事ができます。

全体的にリーズナブルであり、コスパは高いです。

今回のモデルに関しては Core i7や外部GPUを搭載し、ストレージにはハイブリッドHDDを搭載するなど、ゲーミングPCほどではないもののまずまずハイパフォーマンスなマシンだという印象でしたが、そこまでの性能が必要ではないという場合は下位モデルでも十分でしょう。

逆にもう少しグラフィックパワーが欲しいという方や、ストレージにSSDを搭載できるような製品が良いという場合には、ゲーミングPCとして販売されている HP Pavilion Gaming 15-ak000がお勧めです。

当ページに掲載の製品は販売終了いたしました。
現在HPでは、Kabylakeを採用する以下の15.6型ノートを販売中です。

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