日本HPが販売するビジネス向けのデスクトップPC、HP EliteDesk 800 G1 DMのレビューです。

HP EliteDesk 800 G1 DM は容量約1.05L、重さ約1.3kgの超小型デスクトップPC。
超小型と聞いて思い浮かべるのはNUCですが、本製品は小さいながらもデスクトップ向けの低電圧版CPUを搭載出来るようになっており、より高い性能を実現しています。

とても小型であるため、付属のスタンドに立てたり横置きにしたり、HPから提供されているオプションを利用し、モニターと一体化したり机の下に取り付けたりと、環境に合わせて様々なスタイルでの設置が可能。

ビジネス向けの製品ですが、価格はそれ程高くはないため、SOHOやフリーランスはもちろん、PCの設置場所に余裕のない方にも向く製品だと言えるでしょう。

今回は、そんなHP EliteDesk 800 G1 DMの外観や使い勝手、性能面について詳しく触れてみたいと思います。

当ページに掲載の製品は販売終了しています。
現在販売中の製品については、以下の記事をご覧ください。

HP EliteDesk 800 G2 SF 製品ページ

【HP EliteDesk 800 G1 DM レビュー記事目次】

・HP EliteDesk 800 G1 DM 外観やインターフェース・内部構造
筐体外観・インターフェース筐体内部の構造コンパクト・軽量付属のキーボードやマウス

・構成内容とベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマークテストの結果消費電力・温度再起動にかかる時間

・初期状態へのリカバリについて
リカバリについての補足

・製品のまとめ
HP EliteDesk 800 G1 DM まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


HP EliteDesk 800 G1 DM の筐体外観・インターフェースをチェック

まず、HP EliteDesk 800 G1 DMの筐体デザインやインターフェースの内容をチェックします。


横置きの状態

筺体は横置きの状態で幅175mm、奥行き177mm、高さ34mmと超小型サイズ。
容量約1.05Lと、一般的な省スペースデスクトップPCの筐体と比べても12分の1という小ささです。

そのまま横置きの状態で利用したり、付属のスタンドを利用して縦置きの状態で設置したり、VESA規格に対応しているためモニターに取り付ける事も可能。VESA規格に対応のモニターでなくとも、液晶パネルの下にスペースがあるモニターであれば、その下に設置する事もできます。

また、HPが提供しているオプションを利用すれば、テーブルの板下に取り付けるなど、デッドスペースを生かした設置も可能です。




付属のスタンド 縦置き時に利用します

筺体上面(横置き時)。
筺体はスチール製(デスクトップPCの筐体に使われる事の多い硬い素材)であるため、非常に頑丈で質感も高いです。

MADE IN TOKYOのシールが貼られているのをみれば分かるとおり、東京で生産されています。




HEWLETT-PACKARDの文字

筺体底面の様子。
VESA規格に対応しており、底面部にはVESAマウントホール(100mm)が設けられています。

VESAマウントホールがある箇所は、筺体横置き時のゴム足としても機能しているようです。





インターフェースの内容をチェックします。

筐体前面にはヘッドフォン出力、ヘッドフォン出力とマイク入力のコンボポート、USB3.0を2基を搭載。右側にボタンのようなものが見えますが、これは電源ボタンです。

写真ではわかりにくいですが、電源ボタンの横には動作確認用のインジケーターランプが設置されており、動作の有無を確認する事ができるようになっています。

あと、端子類の左側から上にかけてスリットが設けられているのが見えますが、こちらは吸気口です。



背面部の様子。
左からDisplayPort×2、VGA、ライン出力、USB3.0×4基、LAN、セキュリティロックケーブル用のスロット、電源コネクターが並びます。DisplayPort上部に設けられているのは排気口。

映像出力が3基、USB3.0は前後合わせて6基搭載されるなど、筐体サイズの割に端子の内容は充実していると思います。




電源アダプター類

電源アダプターとケーブル、そして3Pプラグを2Pに変換するためのアダプターです。




電源アダプターにあるケーブル差込口の形状はミッキー型


電源アダプターの出力は19.5V、3.33Aで65W



筐体内部の構造をチェック

次に、筐体内部の構造をチェックします。
筺体はツールレスで開く事が可能です。


背面側にある黒いネジを外すだけでサイドパネルは開く


ネジを緩め、サイドパネルを前面のパネルごとスライドさせる

筺体内部の様子。
写真手前側にHDDベイが見えます。

最初、ネジを緩めてHDDを取り外すような構造になっているのかと思ったのですが、このHDDもツールレスで取り外す事ができるよう。



HDDを取り外したところ


HDDの下にはメモリスロットが2基設置されている

HDDが設置されていたフレームを取り外すと、その枠の下にある無線LANやM.2スロット等のパーツにアクセスが可能。M.2スロットに専用のSSDを挿せば、ストレージとして利用する事もできそうです。(未検証)

HDDやメモリが設置された反対側にはヒートシンクやCPU、冷却ファンが設置されています。こちらはドライバーが必要ですが、やはり簡単に取り外せます。

これだけ小さい筐体でありながら様々なパーツを詰め込めるようになっており、拡張性は高いです。

本製品にはデスクトップPCながらスピーカーも内蔵されており、外部スピーカーを繋がずとも音を聴く事ができます。それ程温室は良くはありませんが、一般的な作業を行うには十分なレベルの音質です。



コンパクト・軽量な筐体

持ち運ぶことはあまりないと思いますが、HP EliteDesk 800 G1 DMの重量を測定してみました。

本体の重量は1337g。
搭載するパーツの内容によって重さは若干変化しますが、仕様の約1.3kgとほぼ同じ数値です。

ノートPC程度の重さだと考えればよいでしょう。
上にも書いた通り、持ち運ぶような場面はあまりないと思いますが、やろうと思えばできなくはない重さです。



付属のキーボードやマウス

本製品に標準で付属している、キーボードやマウスなどの付属品をチェックします。




キーボード全体


キーボード左半分を拡大


キーボード右半分を拡大

右側にテンキーを搭載するUSBタイプのキーボードです。
特に変わったところのない、標準的なデスクトップPC向けのキーボードで、デスクトップ向けなので左下のFnキーはありません。

キーボード全体にやや重さがあるためか、普通に打ちやすいです。
ただ、ストロークの浅いノートのキーボードに慣れている方だと、最初は打ち難く感じるかもしれません。




キートップの形状は緩やかに湾曲している 指なじみが良い


デスクトップPC向けのキーボードなので Fnキーはない


キーボード底面側


キーボード底面背面側にはスタンドが設置されている



キーボード底面のスタンドを立てると、キーボード表面がやや傾斜するスタイルに


付属のUSBマウス 特に変わった機能はなし


リカバリメディアキット

製品購入時、カスタマイズオプションでリカバリメディアキットを追加する事ができます。再セットアップ用のOSと、ドライバーメディアがセットになったキットです。

2000円程度(2014年10月8日時点)で追加できますので、必要に応じて追加すると良いでしょう。





HP EliteDesk 800 G1 DMの筐体外観や内部の構造については以上となります。

次記事では、製品の構成や特徴、実際の性能面について触れる予定です。
製品に興味をお持ちの方は、ぜひ次記事もご覧ください。

次: HP EliteDesk 800 G1 DM のベンチ結果 Core i5-4570Tを搭載する超小型デスクPCの性能は?

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