LUV MACHINES mini シリーズの特徴(製品解説/超小型デスクトップPC)
マウスコンピューターから、手のひらにも乗るサイズの超小型デスクトップPC「LUV MACHINES mini」シリーズの新製品が登場しました。
手のひらサイズ・・といってもNUC規格の製品とは異なり、サイズもやや大きいですが、VESAに対応した液晶の背面に取り付ける事ができる位の小ささです。(VESAマウンタが付属します)
構成は従来のモデルがプロセッサにCeleron 847を搭載していたのに対し、新モデルではIvyBridge世代のCeleron 1037Uを搭載。
HDD搭載のモデルとSSD搭載のモデルがラインアップされており、120GB SSDを搭載したモデルでも39,900円(2013年6月28日時点)と安価です。
Celeronとはいえ、搭載のCeleron 1037U(1.80GHz)はデュアルコアで性能は比較的高め。メールやネット、動画閲覧や簡単な写真編集等位なら十分こなせる内容です。
【主な特徴】
・OSはWindows 8のみ
・本体のみだと幅25.2mm、奥行き153.6mm、高さ172.6mm(スタンドが付属します)
・Celeron 1037U搭載で、320GB HDDと120GB SSD搭載のモデルをラインアップ(カスタマイズでより大容量なHDD、SSDの選択が可能)
・無線LAN標準搭載
・USB3.0搭載
OSはWindows 8のみですが、メモリやSSDなどのカスタマイズが可能となっています。
価格はHDDモデルが35,700円~、SSDモデルが39,900円~。
NUCはその小ささゆえ、ストレージにmSATA SSDしか搭載する事ができませんが、
LUV MACHINES miniは標準的なサイズのSSDを利用しているため、容量の大きいSSDを載せても若干安価な価格設定です。
完成品の小型PCとしてはコストパフォーマンスは高いと思います。
【構成の一例】
Lm-mini43S(SSD搭載モデル)
Windows 8 (64bit)
Celeron 1037U(1.80GHz)
4GB (4GB×1)
HD グラフィックス
120GB SSD(Samsung 840 シリーズ)
IEEE802.11b/g/n
駆動時間:約8時間
サイズ:幅25.2mm、奥行き153.6mm、高さ172.6mm
付属品:VESAマウンタ、フットスタンド
¥39,900 (税込)~
価格・構成内容は2013年6月28日時点
無線LANが標準で搭載されており、USB3.0も用意されているという点は○。
筺体内部に容易にアクセスできるような構造なのかは、今のところはわかりません。
ただ拡張性に乏しい製品であるため、一度カスタマイズをして購入したら改造・・はあまりないかもしれません。
小型PCの購入を検討されている場合、数センチの差に拘っているのならばともかく、そうでないのであれば、
NUC規格の製品でなくLUV MACHINES mini のような製品も良いのではないかと思います。
もし実際の製品を見る機会があれば、また詳しく掲載します。
LUV MACHINES miniシリーズの製品詳細