日本HPの個人向けノートPC、HP Pavilion dm1-4200 のレビューです。

dm1-4200は、AMD E1-1200を搭載する11.6型のモバイルノートPC。

バッテリーの駆動時間が長く、安価である事が特徴のモデルで、
公称値によるとバッテリー駆動時間は約8時間30分、価格は3万円台からととてもリーズナブルな製品です。

ただ最近のPCは非常に安くなっており、安さだけでは勝負できなくなってきています。
それゆえに、このdm1-4200がただ安いだけの製品なのか、それとも価格以外に魅力のある製品なのかが非常に気になる所。

ちなみにE1-1200というとE-300の後継となるAPUですが、
グラフィックスの性能は若干アップしているもののCPU性能は殆ど変わらず。
性能面においてはE-450を搭載した前モデル dm1-4100とそれ程大きく変わらないのではないかと思われます。

というような前置きはおいておき、今回の記事では dm1-4200 の外観や操作性、
性能面などの詳細について順に触れていきたいと思います。

掲載製品の公式ページはこちら: HP Pavilion dm1-4200


【dm1-4200 外観と操作性をチェック】

まずは外観やインターフェースの内容、またその操作性をチェックしていきます。

天板のカラーはアッシュブラック。

HPの個人向けノートはどちらかというと光沢デザインの天板が多いように思うのですが、
今回のモデルの天板はマットな素材が使われています。

以前のENVYのモデルにあったような、ラバー調の不思議な手触りの天板です。
高級感があって個人的には光沢よりも好み。




全体に細かな幾何学模様が入っています。隅にはHPのロゴ。





dm1-4200の筐体側面のインターフェースを見ていきます。

左側面の様子。
電源コネクター、セキュリティロックケーブル用のスロット、HDDのインジケーターランプ、HDMI、USB3.0。




筐体前面の下の方には、Beats Audio対応のステレオスピーカーが搭載されています。




筐体右側面の様子。
2in1メディアスロット、ヘッドフォン出力、マイク入力、USB2.0×2、VGA、LANを搭載。




背面には何もありません。中央に社名が印字されています。




筐体サイズは幅292mm、奥行216mm、高さ20.5~34.5mm。
重量は標準バッテリー搭載時、約1.53kg(公称値)となります。

実際のマシンの重量においては次項に掲載します。




dm1-4200のディスプレイには、11.6型ワイドHD(1366×768)の光沢液晶が搭載されています。
11.6型で1366×768ドットと解像度がやや高め。

安価なモデルの液晶ですので、映りがきれいというものではないですが見辛い事もありません。
ただ、全体的に青っぽい色合いです。




液晶上部のベセルには、約102万画素のウェブカメラ(HP TrueVision HD Webcam)を搭載。




液晶左下のベゼル上にはbeats audio、右下には製品名が印字されています。




dm1-4200のキーボード。
アイソレーションタイプのキーボードを搭載しています。

キーの素材にはあまり高級感が無く、キーボードの使い心地は値段以上のものではないと思うのですが使い難くはありません。

キーは柔らかめに出来ている為に押しやすいですし、キーピッチは約18.6mm、
キーストロークも約1.8mmと余裕があります。

HPのキーボードによく見られる、サイズの小さい上下カーソルキーは、
打ちなれるまでは若干使い難いさを感じる事がありますが、慣れればたいした事はないです。




キートップは完全に平らに作られています。
HPの個人向けノートのキーボードは、大半がこのようなキーボードです。




タッチパッドの操作性は、安く小さいサイズのノートPCの割にはかなり優秀。
パッド面の使い心地は普通ですが、クリックボタンがとても押しやすいです。

外出先でマシンを利用する場合、マウスを使わず操作する場面も多いと思います。
タッチパッドとキーボードの操作性の良さは、モバイルノートとしては大きな長所です。




キーボードの上には電源ボタンとインターネット・アクセスボタン。

インターネット・アクセスボタンはマシン起動時はブラウザの起動ボタンとして、
マシンの電源が入っていないときにはマシンの電源(起動)ボタンとして動作します。




液晶は完全に後ろまで寝かせる事ができます。

液晶の可動性が高いとマシンを膝の上に置いて操作したり、立ったままデスク上のマシンを操作する場合などに
画面を見やすい位置に調整する事が出来るため、とても便利です。




dm1-4200の底面の様子。




見たところ、底面からは内部にアクセスできないのかと思ったのですが、
底面のカバー全体が外れる仕組みになっているようです。

カバーの外し方は、バッテリーのリリースラッチをスライドさせたまま、
底面のカバーをバッテリーとは反対の方向にスライドさせるだけ。

外れるとカチッと音がして、バッテリーと底面カバーとの間に隙間が出来るので、
そのままカバーを外して内部にアクセスします。

内部はHDDやメモリ等、多くのパーツにアクセスする事が出来るようになっており、メンテナンス性は良いです。




電源アダプターのサイズは普通。
65Wのアダプターです。重量については次項に掲載しています。


安価なモデルですのでそれなりだと思うところはありますが、デザイン・筐体の質感共によく、
操作性もキーボードやタッチパッドなどは比較的使いやすく出来ており、外観は価格以上といっても良いのではないかと思います。

性能に関する部分のカスタマイズオプションが殆ど提供されていないモデルですが、
底面からの内部へのアクセスもよく、メンテナンス性に優れる部分も○。

モバイルノートとしてはやや重量重めではあるものの携帯できない重さではなく、
見る限りではかなり感触の良いモデルだと感じます。




【dm1-4200の本体・アダプターの重量】

本体と付属の電源アダプターの重量を測定してみました。

標準バッテリー搭載時、本体は1502g。
公称値が約1.53kgなので、それよりはやや軽めです。




電源アダプターとケーブルの重量は342g。




本体と電源アダプターを足した重量は約1845gとなります。
電源アダプターを持ち歩く場合であっても、携帯できない重さではありません。

ですが、dm1-4200はバッテリーの駆動時間が約8時間30分(公称値)と長め。
数字の通りであるとすると、普段電源アダプターを持ち歩くような事はないと思います。

そのバッテリー駆動時間等の測定結果においては、次ページに掲載しますので、
興味をお持ちの方は次記事もご覧下さい。