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日本HPが販売するデスクトップPC、HP ENVY Phoenix 810-480jp/CTのレビューです。

HP ENVY Phoenix 810-480jp/CTは、HPの個人向けデスクトップ製品の中で最上位に位置づけられるゲーミングデスクトップPC。

水冷CPUクーラーの採用や筺体の各所にレッドイルミネーションを設けるなど、他シリーズにはない特徴を持ち合わせた製品で、CPUには最大で Core i7-4790Kを、GPUにおいては最大でGeForce GTX 980を搭載可能となるなど、ゲーム向けの製品に相応しいハイスペックな内容となっています。

今回は、そんなHP ENVY Phoenix 810-480jp/CTの外観や性能、使用感等について詳しく触れてみたいと思います。


当ページに掲載の製品は販売終了しています。
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【HP ENVY Phoenix 810-480jp/CT レビュー記事目次】

・HP ENVY Phoenix 810-480jp/CT  筐体外観と内部構造をチェック
筺体外観・インターフェースレッドイルミネーションの採用筐体内部の構造地デジ専用のワイヤレスキーボードとマウス

・構成特徴とベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマーク結果消費電力・温度再起動にかかる時間

・プリインストール・ソフトウェア
プリインストール・ソフトウェアの内容について

・製品のまとめ
HP ENVY Phoenix 810-480jp/CT まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


HP ENVY Phoenix 810-480jp/CT 筺体外観・インターフェース

まず、HP ENVY Phoenix 810-480jp/CTで使用されている筺体外観やインターフェースの内容について解説します。

筺体は幅175mm、奥行き415mm、高さ412mmで重量は約10.3kgと、それ程大きくはないサイズ。
1つ下位のデスクトップPC「HP ENVY 700シリーズ」の筺体と比較してデザインは異なりはするものの、サイズは全く同じです。



筺体全体の様子



フロントパネル上部には光学ドライブベイ

フロントパネルの上部には光学ドライブベイが2基搭載されています。

標準では最上段のみにDVDスーパーマルチドライブが搭載されますが、カスタマイズでブルーレイディスクドライブへ変更したり、さらにもう一台、ブルーレイディスクドライブを追加する事が可能です。

今回掲載の製品には、上段にブルーレイディスクドライブが搭載されていました。




フロントパネルの中央付近には開閉可能なスライドドアが設置されており、内部にはUSB2.0が4基、メディアカードリーダーが搭載されています。




フロントパネル下部にはhpとENVY Phoenixのロゴ

パネルの最下部付近に、逆三角形の特徴的なデザインを採用。
この部分にはLEDが内蔵されており、電源を入れるとレッド・イルミネーションが点灯します。




筺体天面の様子

天面もフロントパネルと同じ、逆三角形のデザインを採用。
「HP ENVY 700シリーズ」の筐体に比べ、全体的に力強さを感じさせるデザインです。



天面の前方には電源ボタンやUSB3.0×2、マイク入力、ヘッドフォン出力が並びます。




天面後方にはHEWLETT-PACKARDの刻印



筺体背面の様子をチェックします。
拡張スロット付近の様子は、選択する構成によって内容が異なる可能性がありますので、一例としてご覧ください。

今回のモデルはグラフィックカードにGTX980を、またTVチューナーボードを搭載しています。

上から電源コネクター、TVチューナー端子やmini B-CASスロット、DVI、HDMI、DisplayPort×3、オーディオポート×6(ライン入力、ライン出力、マイク入力、センターサブウーファー、リアスピーカー出力、サイドスピーカー出力)、USB3.0×2、LAN、USB2.0×2、SPDIF(オプティカル)といった端子の内容。

HP ENVY Phoenixシリーズはマザーボードが逆倒立の配置となっているため、一般的なPCに比べて端子の配置が上下逆となっています。




筺体右側面 サイドパネルには2か所にメッシュ状の通気口が設けられている


一部に内部が透けて見えるパネルを設置


筺体左側面 こちら側のサイドパネルにも2か所に小さな通気口が設けられている


底面の足は前後で高さが異なっており、前方から後方にかけて傾斜する構造となっている



幻想的なレッドイルミネーションの採用

HP ENVY Phoenix 810-480jp/CTの筺体にはレッドカラーのイルミネーションが採用されており、電源を入れると筺体の各所が赤く点灯します。




フロントパネル中央のスライドドア取っ手付近


フロントパネル下部のデザインに沿ったライン



内部のクーラーが赤く点灯している様子を側面のクリアパネルから見ることができる

ピアノブラックの引き締まったカラーに、鮮やかな赤が映えます。
カラーの変更などは行えませんが、ゲーミングPCらしいギミックだと思います。



筐体内部の構造をチェック

次に、筐体内部の構造について。
右側のサイドパネルを外し、内部へアクセスします。


サイドパネルのネジは素手でも簡単に緩められる ツールレスで簡単に内部へとアクセスが可能


筐体内部全体の様子

左上から時計回りに光学ドライブベイ、電源ユニット、TVチューナー、グラフィックカード、CPU、メモリ、HDDベイという配置です。



CPUの冷却に水冷クーラーを採用しています。
標準搭載の構成です。




グラフィックカードにはカードを支えるステーが取り付けられている

コードが一か所にまとめられており、余りスペースに余裕のない筐体ではあるものの、すっきりと整頓された印象です。




グラフィックカードの上にはTVチューナーボード


フロント側に配置されているHDDベイや光学ドライブベイ


HDDベイには最大3TBのHDDを3基搭載できる もちろんSSDの選択も可

ストレージへはツールレスでのアクセスが可能。
ややベイが傾斜する構造を採用しており、抜き差しがしやすいです。




メモリスロットの左側には空のmSATAスロット


電源は最大500W +12Vは4系統で最大470W



地デジ構成選択時に付属するワイヤレスキーボード・ワイヤレスマウス

HP ENVY Phoenix 810-480jp/CTに付属のキーボードやマウスをご紹介します。

今回掲載のモデルにはオプションで選択できるTVチューナーが内蔵されており、それに伴って地デジ専用のワイヤレスキーボードやマウスが付属(※)しています。※TVチューナー選択時は必ず選択する必要があります。




ワイヤレス日本語キーボード 全体の様子


キーボード左半分を拡大


キーボード右半分を拡大

ファンクションキーにWindows 8のショートカットキーが搭載された、アイソレーションタイプのワイヤレスキーボードです。

ワイヤレスマウスの箱に同梱されているUSBレシーバーを利用し、PCに接続します。

このワイヤレスキーボードはワイヤレスであるという以外には、基本構成での標準付属品であるUSBキーボードと全く同じ内容で、Windows 8のショートカットキー以外に特別変わったところはありません。

使用感は普通に良いです。
Windows 8のショートカットキーは使い慣れると結構便利だと感じます。




Windows 8のショートカットキー

キーの機能は写真左から「スナップ機能」「直前のアプリへ切り替え」「全てのアプリを呼び出し」「起動しているアプリ一覧を表示」「検索チャーム」「共有チャーム」「デバイスチャーム」「設定チャーム」という内容です。




キートップはフラットな形状


キーボード底面側の様子


底面4隅にあるゴム足


キーボード表面が背側から前方にかけて傾斜するスタイル チルト機能はなし




ワイヤレスマウス

特に変わった機能はない、普通のマウスです。
やや薄く小型であるため、手の小さい方でもつかみやすいと思います。




ワイヤレスマウスの箱に同梱されているUSBレシーバー

このUSBレシーバーはワイヤレスキーボードやマウス、TVのリモコンと共有で利用します。




TVチューナー選択時に付属する専用のリモコン

TVチューナー選択時は、上記のリモコンの他にB-CAS カードが付属します。





HP ENVY Phoenix 810-480jp/CTの筺体外観や内観、付属品等については以上となります。

引き続き、掲載モデルの構成特徴や実際の性能面について詳しく見ていきたいと思います。
製品に興味をお持ちの方は、ぜひ次記事にも目を通してみてください。

次: GTX 980を搭載する HP ENVY Phoenix 810-480jp/CTのベンチマーク結果は?