Venue 8 3000(3840)シリーズレビュー 8型WUXGA液晶を搭載するAndroidタブレット
デルが販売するタブレット、Venue 8 3000(3840)シリーズのレビューです。
Venue 8 3000(3840)シリーズは、Atomプロセッサを搭載するAndroidタブレット。
WUXGA(1920×1200)という解像度の高い8型液晶を搭載しながらも、21,980円(税抜・配送料込/2015年2月6日時点)という非常にリーズナブルな価格を実現する製品です。
比較的性能は高く、また携帯しやすく持ちやすいサイズで、安くても性能や使用感などに妥協したくないという方に向く製品だと言えるでしょう。
今回は、そんなVenue 8 3000(3840)シリーズの外観や使い勝手、性能面の詳細について詳しく触れてみました。
【Venue 8 3000(3840/Android)シリーズ レビュー記事目次】
・Venue 8 3000シリーズの外観やインターフェース 使用感など
(タブレットの外観・インターフェース / 重量 / 液晶の見やすさ)
・構成特徴とベンチマークテストの結果
(構成と特徴 / ベンチマークテストの結果 / 消費電力・温度 / バッテリ駆動時間)
・アプリケーションの内容をチェック
(搭載アプリケーションの内容)
・製品のまとめ
(Venue 8 3000(3840) まとめ)
※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。
Venue 8 3000(3840)シリーズの外観・インターフェース
まず、Venue 8 3000の外観とインターフェースの内容をチェックします。
タブレットのサイズは縦持ちの状態で幅130m、奥行き216mm、厚み8.95mm、重量は338g。
手の小さい人だと片手でつかんで持つにはギリギリといった感じのサイズですが、軽く携帯にはまったく困らないと思います。
背面全体の様子 カラーはブラック
上の方に500万画素の背面カメラが搭載されている
中央にはおなじみデルのロゴ
背面全体に、同心円状の細かい溝を施した樹脂製の素材を使用しています。安っぽさは全く感じられない、高級感のあるデザインです。
持った際のフィット感が良く、滑り難い素材であるため片手で持っていても安定感があります。指紋が目立ち難い所も○。
液晶側
液晶側には200万画素の前面カメラが搭載されている
画面を表示させたところ
液晶には 8型WUXGA(1920×1200ドット)のIPSパネルを採用しています。
安価なタブレットだと低解像度な液晶が搭載される事が多いですが、本製品は8型サイズにしては高解像度。長所の一つだと言えるでしょう。
IPS方式のパネルで左右上下からも見やすいです。
タブレット側面に搭載されている端子の内容を確認します。
左側面(縦向き利用の場合)には何もなし。
右側面全体
右側面の端子を拡大
右側面にはMicro USB2.0が1基とボリュームコントロールボタン、そして開閉可能なカバーの中にはmicroSDカードスロットが搭載されています。
タブレット上部にはヘッドフォン出力やマイク入力のコンボポート、電源ボタンを搭載。
タブレット下部にはスピーカーが配置されています。
端子の内容は、このサイズのタブレットとしては必要最小限という感じです。
Micro HDMI端子などは搭載されていませんが、普通に使う分には特に困る事はあまりないと思います。
付属の電源アダプターやMicro USBケーブル
電源アダプターの出力は5V、2Aで10W
重量
Venue 8 3000の重量を測定してみました。
タブレット本体は334gと、ほぼ製品の最小構成重量と同じ数値です。
電源アダプターとケーブルの重量は68g。
タブレットと一緒に持ったとしても400g前後ととても軽く、カバンに入れっぱなしにしていてもあまり気にならないです。
重量や操作性などを総合的に考慮した場合、本製品のような7~8型サイズくらいのタブレットがバランスが良く使いやすいかなと思います。
液晶の見やすさ
Venue 8 3000の液晶の見やすさをチェックします。
前に記載した事の繰り返しとなりますが、本製品には8型で1920×1200ドットの解像度を持つ液晶が搭載されており、細かい文字や写真等もくっきりと綺麗に表示できます。
安くても液晶はそこそこ綺麗なものが良い・・という方に向いていると思います。
以下、タブレットを斜めから見た場合の画面の見え方です。
画面を正面からみたところ
画面を上(横向き利用の場合に)から見たところ
画面を右側面から見たところ
IPS方式のパネルを搭載しているため、視野角は広いです。
斜めから見ても色が変化したりせず、内容がはっきりと読み取れるなど見やすい液晶です。
Venue 8 3000(3840)シリーズの外観や液晶については以上となります。
次記事では、本製品の構成内容や性能、ソフトウェアについて詳しく触れたいと思います。
興味をお持ちの方は、次記事もご覧ください。
次: Venue 8 3000(3840)のベンチマーク結果 Atom Z3480を搭載