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ドスパラが販売するタブレット、Diginnos Tablet DG-Q7C のレビューです。

Diginnos Tablet DG-Q7C は、Android4.2を搭載する7型サイズのタブレット。

当サイトでは、これまでにも何度かドスパラのDiginnos Tabletをご紹介しており、そのリーズナブルさに私自身も度々驚かされてきましたが、今回の DG-Q7Cはなんと1万円以下という価格を実現しています。

最近は比較的安価なタブレットも出回っていますが、大手メーカーが販売する製品で1万円を切るタブレットは多くはありません。

もちろん安かろう悪かろうではなく、4コアCPUの搭載で、これまでに掲載したDiginnos Tablet よりも若干ではありますが上回る性能を持ち合わせています。サクサクとした操作感で、安いから仕方がないというような使い勝手ではありません。

唯一、Google Playに非対応という憂慮すべき特徴はあるものの、Google Playの導入はこれまでの製品と同様、簡単に行う事ができます。(Google Playの導入は公式には勧められておらず、導入後の動作保証もしていないため、導入によるトラブルや故障等については自己責任でご対応いただく事となります。製品保証も適用されませんので、ご注意ください)

というわけで今回は、そんなDiginnos Tablet DG-Q7C の外観や操作性、性能面、Google Playの導入方法などについて詳しく触れてみたいと思います。

手頃なAndroidタブレットが欲しいという方は、是非記事をごらんください。


【Diginnos Tablet DG-Q7C レビュー記事目次】

・Diginnos Tablet DG-Q7C 外観・インターフェース・液晶等のチェック
外観・インターフェース重量付属品は最小限液晶の見やすさカメラ

・主な構成と特徴・実際の性能について
構成と特徴ベンチマーク結果消費電力・温度バッテリ駆動時間搭載ソフトの内容

・Diginnos Tablet DG-Q7C にGoogle Playを導入する
Google Playの導入に必要なものインストール手順Google Play 導入後の様子

・製品レビューのまとめ
Diginnos Tablet DG-Q7C まとめ


Diginnos Tablet DG-Q7C の外観・インターフェースをチェック

まず、Diginnos Tablet DG-Q7Cの外観やインターフェースの内容をチェックしていきます。

背面全体の様子。
背面全体をホワイトカラーの素材で覆ったシンプルなデザインです。カラーはこのホワイトのみ。

背面カメラがないとお気づきの方もおられるかもしれませんが、その通りで、DG-Q7Cには背面カメラが搭載されていません。タブレットで料理や風景など色々な写真を撮りたいという方にはこの製品は向かないと言えるでしょう。

ただ、タブレットのカメラは使わないという方も少なくはないと思います(スマートフォンなどで撮るので)。





光沢感のある素材ですが、色味が明るいため指紋がついても目立ち難い


背面下部にはスピーカーが1基

背面の材質はプラスチックっぽい質感で、見る角度によってはチープな印象を受けます。
が、外出先での使用に抵抗を感じるという程のものでもなく、デザインに細かなこだわりを持っているという方でなければ全然OK。

そもそも、デザインにこだわりのあるような方がこの価格帯の製品を買う事はあまりないと思うので、問題ないでしょう。





液晶パネルのサイズは7型、解像度は1280×800ドットで5点のマルチタッチに対応しています。

見ての通り、前面側には約30万画素のカメラが搭載されています。
簡単なものとなりますが、Android標準のものではないと思われるカメラアプリも搭載。カメラについては後の方で簡単に触れます。




タブレット側面の端子の内容を確認します。


タブレット右側面(縦置きの場合で)には、microSDカードスロットを搭載。
側面がやや丸みを帯びた形状であるためか、奥まった位置にスロットが配置されています。

ストレージの容量がシステム含めて8GBとやや少なめな製品ですので、microSDカードスロットは必須だと言えるでしょう。




タブレット下側には何もなし


タブレット左側には何もなし


タブレット上部

タブレット上部に殆どのボタンや端子が集中しています。
写真左側から電源ボタン、ホームボタン、リセット、microHDMI、microUSB、ヘッドフォン出力を搭載。

microUSB端子はOTG(On-The-Go)に対応しています。
また、microHDMI出力端子が搭載されており、変換ケーブルなどを使えば外部モニタへの出力なども可能。ただし、ケーブル等は別途用意する必要があります。

なお、操作中にホームボタンと電源ボタンを押し間違えてしまう事が何度かあり、これらのボタンを近い場所に置くのはやや使い勝手が悪いです。ホームボタンは液晶下部に表示されるので、なくても良いのではとも思います。

あと、ボリュームボタンが見当たりませんが、ボリュームボタンはマシンの電源オン時、液晶パネル上に表示されるホームボタンなどの左右に配置されており、タッチ操作で調整を行うようになっています。



重量やサイズ

重量やサイズを確認します。
仕様によると、本体のサイズは横置きの場合で幅約191mm、奥行き116mm、高さ(厚み)8.3mm、重量は約250gとの記載があります。

重量の実測値は260g。公称値とほぼ同じです。
非常に軽いです。




7型とコンパクトで薄い為、片手でも余裕で持てます。
家など屋内中心で使うのであれば10型位のタブレットが良いですが、モバイル利用もするのであればこの位のサイズのタブレットが最も扱いやすいと感じます。



付属品は最小限

製品の付属品の内容をチェックします。

箱の中に入っていたのはタブレット本体、USB-microUSBケーブル、取扱説明書。




電源アダプターはなく、USBケーブルのみです。
最初、実際に販売されている製品には電源アダプターも付属しているのかもしれないと思いましたが、説明書を確認してみると・・



どうやら、本体の他に付属するのはUSBケーブルと取扱い説明書(保証書を兼ねる)のみのようです。

タブレットの充電は、PCへUSBケーブルを用いて接続する事で行えますが、電源アダプターが必要な方は、別途購入する必要があります。

私自身は、この手の電源アダプターは家のそこかしこに転がっているため、ない方が無駄に物が増えなくて有難いです。同じようにお考えの方は結構おられるのではないでしょうか。



ちなみに、タブレットを充電する時間は接続する機器によって結構変わります。
以下はDG-Q7CをPCや電源アダプターなどに接続して充電する際、CHARGER Doctorを利用して測定した電流の値です。(電圧は大抵の機器で5V弱の値)

左は5V/1.5Aの電源アダプターにDG-Q7Cを接続した際の電流の値で、中央はPCのUSB2.0に接続した場合の電流の値、そして右はPCのUSB3.0に接続した場合の電流の値。

上記の場合、もっともタブレットの充電が速いのはPCのUSB3.0に接続した場合となります。私が利用しているPCでは、USB2.0への接続だと充電完了までにUSB3.0接続時の倍以上の時間がかかりそうです。

PCで充電を行う場合、大抵はUSB3.0に繋いだ方が早く充電できるはずですので(供給電力がUSB2.0よりも大きい為)、DG-Q7Cをはじめとする機器類をPCで充電する際の参考情報として、頭に留めておいていただければと思います。

もちろん、機器の相性や個々の環境によっては上記の通りでない場合もあります。



液晶の見やすさをチェック

Diginnos Tablet DG-Q7Cの液晶の見やすさについて。
以下、視野角のチェックです。


液晶を正面から見た図



側面から見た図

仕様では特にIPSなどは謳われていませんが、それに近い視野角の広さです。

ディスプレイ方式については、正確なところはわかりませんが、斜めからみても、大きく色が変化したり内容が見辛くなったりしません。

さすがに1万円以下のタブレットの液晶ですので、グラデーションの色表示が滑らかではないなど階調表現力は低いように思いますが、見やすさという点では全く問題ありません。

むしろ、この価格でこの液晶ならば十分すぎると言えます。



なお、太陽光やライトなどで液晶表面を照らすと、稀に筋のようなものがうっすら見えることがありますが、使用時に気になるほどのものではありません。


うっすらと筋が見える



内蔵の前面カメラやカメラアプリについて

内蔵の前面カメラと、プリインストールされているカメラアプリについて簡単に触れます。
といっても、内蔵カメラは約30万画素という簡単なもので画質も良くないため、おまけのような機能だと考えた方が良いでしょう。


なお、搭載されているカメラアプリは、多分Andoroid標準のものではないと思います。(申し訳ありませんが、アプリ名は失念してしまいました)

以下、カメラの機能を一通り掲載しています。(クリックで大きな画像が表示されます)


左:暴露とは露出調整の事 / 右:ホワイトバランス


左:タイマー / 右:画質調整


左:写真の保存場所の設定 / 右:エフェクトも多数

上記の他、顔検出や撮影場所の保存、グリッド等比較的機能は豊富。
といっても、本製品のカメラであまり使う事はないと思いますが・・・・ 一応、動画の撮影も可能です。





屋内で小物を撮影

前面側のカメラだと、例えば電車やバスの時刻表などを記録するために撮影しておくような使い方も難しいので、カメラはないものと思った方が良いかもしれません。



Diginnos Tablet DG-Q7Cの外観やインターフェース等については以上となります。
次記事では構成や性能面について触れたいと思います。

製品に興味をお持ちの方は次記事もご覧ください。
次: Diginnos Tablet DG-Q7C のベンチマーク結果 4コアCPU搭載タブレットの性能は?