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XPS 12 Ultrabook を使用し、感じた製品の長所や短所などの気になる部分をまとめてみました。

外観やパフォーマンスなど、XPS 12 Ultrabookの細かい部分については過去のレビュー記事をご覧下さい。

以下、長所と短所に分けて特徴を書き出していますが、
私自身の主観も多く含まれる為、参考程度にお読みいただくようお願いいたします。




【XPS 12 Ultrabook  長所】

【長所】

・タブレットスタイルへの変形がスムーズ
・フルHDのIPS液晶を搭載しており表示が綺麗
・キーボードやタッチパッドの操作性が優れている
・バッテリー駆動時間が長め


XPS 12 Ultrabookの大きな特徴は、何といっても回転式の液晶パネルを取り入れたディスプレイ。

回転式の液晶パネル・・と一口に言っても、一般的に思い浮かべるような左右に液晶を回転させるタイプの
ディスプレイではなく、この製品は上下に液晶を回転させてタブレットスタイルへと変形させます。




液晶の枠はそのままに、中の液晶パネルだけを回転させる

これまでにないタイプであるため、見ていると大丈夫だろうかと心配になるのですが、
実際に触ってみると意外にしっかりしている事がわかります。

左右に液晶を回転させるタイプのコンバーチブル型ノートは、回転に多少力が要る製品が多いのですが、
XPS 12 Ultrabookは回転にそれ程力が必要でないため、タブレットへの変形がスムーズです。

力が必要でないといっても、タッチ操作で液晶が回転してしまう事がないよう
構造に工夫がなされているため、思わぬときに液晶が回転してしまう事もなく快適に操作が行えます。





次に液晶ですが、この製品は12.5型のUltraBookには珍しくフルHDのIPS液晶が採用されています。

12.5型でフルHDだと文字などが見難いのでは・・と懸念される方もいると思いますが、
Windows 8のUIを使っている分には全くそのような事は気になりません。

一方でWindows 7では、確かに文字などが小さく表示されるものもあるため、
人によってはもう少し解像度が低い方が良いと感じられる方はおられるかもしれません。

個人的には小さくて見難い場合は拡大させればよいと思っているので、解像度の高い液晶は歓迎ですが、
選択肢として、カスタマイズで解像度の低い液晶を選べるようになっているとなお良いと思います。

映りに関しては、光沢タイプの液晶であっても明るくとても見やすいです。





そしてキーボードやタッチパッド。
XPS 12 Ultrabookはキーボードやタッチパッドの操作性がとても良いです。

Ultrabookには、キーボードやタッチパッドの操作性がイマイチなものが多いです。

薄型という性質上仕方がない部分もあるのですが、このXPS 12 Ultrabookは薄型であるのにもかかわらず、
とても使い易いキーボードとタッチパッドを搭載しています。

キーボードはEnterキーやBackSpace等の幅がやや小さめなので、
慣れるまではやや打ち難いと感じる事があるかもしれません。

ですが、全体的な使いやすさを考えると取るに足りないことだと思います。

タッチパッドもボタン一体型ではありますが、クリックボタンの押し心地やパッド表面の感触等が良く、
長く使っても指や手が疲れにくいタッチパッドだと思います。



最後にバッテリー駆動時間ですが、ベンチマークの所でも触れたように、
XPS 12 Ultrabookはバッテリー駆動時間が比較的長め。

実測だと、大体7時間程度のバッテリー駆動が可能という結果が出ています。
モバイル用途の製品ですから、バッテリーの持ちの良さは大きな長所だと思います。




【XPS 12 Ultrabook  短所や気になる所】

次に短所です。
あまり短所と感じられる部分は無かったのですが、あえて気になった部分をあげると・・

【短所・気になる所】

・液晶回転時、注意しないと液晶を机などにぶつけそうになる事がある

長所で述べた事と少し矛盾する所があるのですが、XPS 12 Ultrabookをタブレットスタイルに変形させる際、
液晶の角度によっては回転する液晶を机(ノートPCを設置している)にぶつけてしまいそうになる事があります。


ディスプレイを後ろに倒したまま液晶を回転させると、液晶が机にぶつかる

最初のうちは慣れないため、慎重に液晶を回転させる方が多いのではないかと思うのですが、
慣れてくると使い方も多少荒くなります。

液晶を回転させる際は液晶をキーボードに対し、直角に近い角度で開いた状態で回転させるとぶつからずに回転するのですが、作業に集中しているとそのような事はすっかり忘れてしまいます。

勢い良くクルっとやったら机に強くぶつけてしまった・・などという事もありえると思うので、注意が必要です。
(よほど強くぶつけなければ破損などはないと思いますが念のため)




【XPS 12 Ultrabook  まとめ】

総合すると、特にノートPCとしての使い勝手がとても良い製品です。

UltraBookではネックとなりがちな、キーボードやタッチパッドの操作性は優秀ですし、
液晶も光沢タイプではあっても明るく綺麗でタッチ機能もとてもスムーズ。

最近登場している、ハイブリッドタイプの製品の中では価格が低めと、
様々な要素でバランスが取れているモデルだと思います。

ただ、フルHDの解像度に関しては賛否両論あるかもしれません。
私自身は長所だと思うのですがそうでない方もおられるでしょうから、低解像度の液晶の選択肢も用意されていると良かったです。

あと、タブレットとしては重めであるため、タブレットスタイルでの長時間の操作は行い難いのではないかと思います。

個人的には、ノートPCスタイルや、液晶を裏返した状態(いわゆるスタンドモード∠)
での操作をメインに行いたいマシンです。

ノートPCとしての操作性を重視される方で、
フルHDの液晶がダメだというのでなければとてもお勧めできる製品だと思います。





当記事に記載の製品情報(仕様など)と、実際に販売されている製品とでは内容が若干異なる場合があります。
正確な情報については、デルの公式サイトに記載の製品情報をご確認ください。