New XPS 12 の特徴(製品解説/Haswell搭載モデル)
液晶が回転するノートPC「XPS 12」に、第4世代インテルCoreプロセッサーを搭載した新モデルが登場しました。と言っても変わったのは中身だけで、見る限りでは筐体に変化はないようです。
液晶が回転するといっても、よくあるタイプのコンバーチブルノートではなく、この製品は液晶ベゼル内で液晶が180度回転し、タブレットとして利用できるという珍しい構造を持つ製品です。
液晶面にはコーニング社のGorilla Glassが採用され、筐体にはアルミやカーボンファイバーといった素材が採用されています。
なお、製品名は「XPS 12」と変わりませんが、一応まだ旧モデルは販売されているため、新モデルは「New XPS 12」と旧モデルとは区別して呼ばれます。
【主な特徴】
・Haswell搭載
・バッテリ駆動時間が旧モデルよりも大幅に延長
・落下や水漏れ、盗難などに対応する偶発損害保証が1年分付属(通常保証とは異なる)
構成はCore i5-4200Uと、Core i7-4500Uを搭載する2つのモデルがラインアップされています。(2013年7月9日時点)
SSDは下位モデルが128GB、上位モデルが256GB、メモリもそれぞれ4GBと8GBが搭載。
液晶はタッチ操作に対応した、12.5型ワイドのフルHD液晶を搭載。
液晶は光沢ですが、明るく視野角も広く、とても見やすい液晶です。
安価な製品ではありませんが、キーボードや液晶等の操作性、性能・使い勝手などを考えると価格相応の価値は十分にあります。
重量が約1.52kg(仕様による)と、モバイルノートとしてはそれ程軽くはありませんが、
そこさえ気にならなければとても良いモデルだと言えます。
なお、2013年7月9日現在、IvyBridgeを搭載したXPS 12もまだ販売中です。
旧モデルという事で若干安価になっていますので、新旧に拘らないのであればお買い得な製品だと思います。
【構成の一例】
XPS 12 プレミアム
Windows 8 (64bit)
Core i5-4200U
4GB
12.5型ワイドフルHD、光沢、タッチパネル
HD グラフィックス 4400
128GB SSD(mSATA)
インテルCentrino ワイヤレス-AC 7260(802.11 ac/a/b/g/n)
Bluetooth 4.0
バッテリ駆動時間:8時間43分(公称)
重量:約1.52kg
¥124,980 (税込)~
価格・構成内容は2013年7月9日時点
以下、XPS 12の写真です。
液晶がベゼル内を回転し、裏返る面白い構造のコンバーチブルノートです。
本製品の筺体の構造について興味をお持ちの方は、XPS 12のレビューをご覧ください。
旧モデルの記事となりますが、参考になると思います。
製品のより詳しい仕様や価格などについては、公式サイトの製品ページをご覧ください。
New XPS12