IPhone自己修理再び　IPhoneのタッチスクリーンが動作しなくなった

タイトル通りなのですが、関西から東京まで戻る新幹線の中で、
IPhoneのタッチスクリーンが急に動作しなくなりました。

どうも自分のIPhoneは旅行と相性が悪いようです。

以前にも旅行中にIPhoneを落としてフロントガラスを割ってしまい、
旅行から帰宅してすぐに部品を取り寄せて自分で修理したのでした。
（以前のIPhone記事→　IPhone 自分で修理しました）

その悪夢再びです。
何しろ電源は入っていて音楽も聴けるのに（ヘッドフォンのスイッチで音楽のオンオフが出来る）、
ホーム画面を開く事が出来ないので、メールが来ても電話が鳴ってもどうしようもありません。

というわけで修理・・しなくてはならないのですが、
ガラスを割ったり液晶に傷が付くなど、故障した箇所が明確に分かっていれば直しようもありますが、
今回はホーム画面を開こうと、パスワードをポンポンと入れたその途中で動作しなくなったので意味不明。

ただ、思い当たる部分はあるので、試してみてダメなら買い替えだなあと・・
いや、むしろ買い換えるのも良いなあなんて事を思いながら、帰宅後早速修理してみました。

帰宅途中のIPhone。

動かないので電源を落としてみようと電源ボタンの長押しをしたのですが、
タッチ機能が一切動作しない為、電源を落とすか落とさないかの選択自体がおこなえず・・

上記の写真の画面のまま、どうする事も出来なくなってしまいました。

帰宅直後のIPhone。
やはりこの画面（電源を落とすか落とさないかの選択）のまま、どうにも出来ません。

IPhone専用の工具を持っていたのですが、出すのが面倒くさかったので100均の工具を使用。

と言っても、100均の工具も専用の工具もさほど変わりません。
違うのは、専用の工具は金属部分が磁石になっており、小さな金属のネジなども失くし難いというところ。

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IPhone本体下部にある、2つのネジを外します。

ちなみに本来であれば、電源を落としてSIMカードを抜かなくてはならないのですが、
電源を落とす事ができないので、電源は落とさずSIMカードもそのままで作業しました。

IPhoneのネジです。

ネジは2本、かなり小さいネジですので、どこかに飛んでいってしまわないよう注意します。

ネジを外したら、IPhone本体とフロントパネルを分離します。

IPhone専用のオープナーなどもありますが、自分はドライバーでやった方が外しやすいです。
ただ力の入れ具合では、ガラスの一部が割れる可能性もあります。

フロントパネルが持ち上がりましたが、当然IPhoneは動作中。
故障をキャンセルしたい気分です。

IPhone内部。

IPhone本体内部の右上部分に、フロントパネルと本体の接続端子が配置されています。

今回、この部分が外れたか何かで接触不良を起こしていたのだろうと考えたのですが、やはりそうでした。

IPhoneのフロントパネルと本体は3つの端子で接続されているのですが、
1、2の数字が入った端子ははめ込み式で取れ難いのに対し、3は差し込むだけなので取れやすいのです。

今回外れてしまったのはこの部分。
接続するには他の端子も全て外します。

こちら、IPhone液晶側の端子。

上記の写真のように、IPhoneの液晶と本体を接続します。
これ、結構やり難いです。

全ての端子を接続し終えたら、IPhoneの電源を入れます。

電源を入れたままIPhoneを開きましたが、コネクタを外したので電源が落ちてしまったのです。
※本来は電源を落として作業してください

無事、電源が入りました。

フロントパネルのタッチスクリーンも、正常に動作するようになりました。

動作を確認後、忘れずに2本のネジをIPhoneの本体下部に取り付けます。

今回のタッチスクリーンの動作不良の一番の原因は、多分、結構雑に扱っていた事と、
以前修理した際の、私のコネクタの接続の仕方が甘かったのもあるのかなと思います。

ただ、上記に記載したコネクタは結構簡単に外れるので、
衝撃などを受けた際に、同じような症状が出る方もいるかもしれません。

自分のIPhoneも、今後また同じような症状が出ないとも限らないので、
旅行などで暫く帰宅しない場合には、小さな工具などを持って出かけた方が良いかなあと思いました。

何にせよ、簡単に直ってよかったです。