IPhoneの修理工程 3 (ガラスパネル&デジタイザーの取替え)
IPhoneの修理工程 その3です。
今回はフレームから破損したガラスパネル&デジタイザーを外し、新しいものに取り替えます。
修理工程その1(パーツを購入)の記事はこちら
修理工程その2(本体とフロント部分を分解)の記事はこちら
修理工程その3(ガラスパネル&デジタイザーの取替え)の記事はこちら
IPhone修理費用とパーツの購入先の記事はこちら
なんか、もっと簡単に載せるつもりだったんですが、結構細かく&長くなってしまっていますね。
ここまで書くともう引くに引けないというか・・・
でも今回の記事と、多分次の記事で終わると思います。
【iPhoneのガラスパネル&デジタイザーを新品に交換する】
今回、一番時間がかかったのがこの工程。
破損したフロントガラスをフレームから取り除くというだけの事なのですが、
これがなかなか地道な作業でして・・
なんていうか、もっとパカッて感じでガラスがきれいに外れるのかと思っていたのですが、
実際はバリバリッバキバキッて感じで、少しずつ割りながら外しました。
細かいガラス屑が沢山でますので、下に何か敷いてやったほうが良いかもしれません。
私がヘタクソなだけで、もっとスマートなやり方があるのかもしれませんが・・
フレームからフロントガラス&デジタイザーを外します。
フロントガラスの一部のみが破損したという場合、
ガラスからデジタイザーを外して新しいガラスに接着すれば費用は安く上がります。
フロントガラス 1800円 のみの交換で済むので。
フロントガラス&デジタイザーは 4,800円。
ですが、フロントガラスにはデジタイザーがかなりしっかりとくっついているため、
ガラスから外す際に破損してしまう可能性が高いです。
なので、よほど自信と根気がない限りは、フロントガラス&デジタイザーを購入した方が良いと思います。
ちなみに私、最初はフロントガラスが割れただけだと思っていたので、
デジタイザーを付け替えてフロントガラスだけを交換しようと考えていました。
で、デジタイザーなしのフロントガラスを購入したのですが、
iPhoneを開けて見てみると、デジタイザー部分も割れているではないですか・・
急遽、フロントガラス&デジタイザーを買い直しました。
1800円が無駄に・・・
でもどっちにしろ、フロントガラスからデジタイザーを外す作業は、
気の遠くなるようなものだとわかったので、その作業をせずに済んだだけでも良かったかも。
と思いこむようにしています
私の手元に残った未使用のフロントガラス。
いつか活用する日が来るのだろうか・・
ガラスを取り除く際に注意しなくてはならないのは、ホームボタン周りと上部のスピーカー周辺。
配線がありますので、傷つけないように慎重に行います。
とりあえず、中央のガラスだけを先に取り除こうという事で、
破片が飛び散らないようにテープで固定しました。
セロテープ、今回地味に活躍しています。
ホームボタン周辺以外のガラスは取り除きました。
ここが一番大変でした。
配線があるので丁寧に・・と思うのですが、ガラスはフレームに強力に圧着しているので力を入れないと剥がせません。
ドライヤーなどで温めると剥がしやすいそうです。
なんとか剥がし終わりました。
ガラス屑が散乱しています。
フレームからガラスや粘着物を丁寧に取り除いたら、
今度は新しいガラスパネル&デジタイザーを接着します。
これが新しいガラスパネル&デジタイザー。
裏表に保護フィルムが貼り付けてあります。
この部分がデジタイザーです。
ガラスの接着には、購入したガラス&デジタイザ用強力両面テープを使用します。
フロントフレームの上部と下部に両面テープを貼ります。
薄手の強力な両面テープでも代用できるようですが、
専用のものはフレームや配線の形状にあわせてカットされているので、
素直にこちらを使用したほうが良いのではないかと思います。
ガラスパネルには薄い透明の保護フィルムがついています。
ガラスパネル裏面の保護フィルムを3箇所はがし、フレームの両面テープのフィルムもはがしてください。
フロントフレームにガラスパネルを接着する際、
ガラスパネルについたデジタイザのコネクタを、フレームの下へ通して接着してください。
フレームとガラスを装着しました。
(写真は装着後のフロントパネルの裏表)
後はこのフレームと液晶パネル、本体をこれまでと逆の手順で装着するだけです。
まずは液晶パネルをフロントフレームに装着します。
フロントフレームの右上部分がほんの少し下に飛び出しているので、
その下に液晶の右上部を入れるような感じで装着します。
外した6箇所のネジをしめます。
ネジを締め終えたら、iPhone本体と装着します。
その際、フロントパネルについた3つのコネクタを本体に接続します。
はじめに「3」と書かれたNo.3のコネクタ。
ドライバーが指している部分(写真)に接続します。
ただ、薄いコネクタを下側に差し込まなくてはならないので、コツが要ります。
ドライバーに強力な両面テープ等を付け、引き寄せるようにすると比較的簡単に接続する事ができます。
次にNo.2のコネクタ。
左側写真、ドライバーで抑えているコネクタを、右側写真のドライバーで指し示している箇所に接続します。
そして最後はNo.1のコネクタ。
No.2と同様に本体に接続。
全て接続したら、コネクタが抜けないように注意しながら本体にフロントパネルを装着して下さい。
装着完了。
最初と同様、ドックコネクタの両横に配置された2本のネジを締めます。
ネジを締める前に、電源等が正常に作動しているかの確認を行っても良いと思います。
抜いておいたSIMカードを差し込み
フロントパネルの保護フィルムを外し
電源オン。
めでたく無事に起動しました。
見慣れた光景が地味に嬉しい・・
Ituneでも正常に表示されています。
その他、普段行う色々な操作においても正常に動作する事は確認済みです。
これで、修理の工程については全て掲載しました。
ですが記事はもう少し続きます。
次記事では、今回修理にかかった費用や、パーツの購入先の情報などをまとめてみたいと思います。
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1. IPhoneの修理工程 1 (パーツを購入)
2. IPhoneの修理工程 2 (本体とフロント部分を分解)
3. IPhoneの修理工程 3 (ガラスパネル&デジタイザーの取替え) (現在記事)
4. IPhoneの自己修理にかかった費用とパーツの購入先について
はじめまして
いやー本当に参考になりました。私はi phone3GS使っていてコンクリに落としてしまい・・・ガラス&デジタイザー交換でした。
このHP発見出来なかったら修理に出してました。
自分でやった達成感で満たされてます笑 ガラスを剥き取るのが書いてあった通りつらかった。
本当にありがとうございました。
たまにここも見させて頂きますね
yuki様
はじめまして。
iPhone破損は最悪でしたが、多少なりとも参考にしていただけたとの事、
記事を掲載してよかったです。
自分でやれば、なおった時のうれしさもひとしお・・
修理に出すと非常に高くつく or 正常に動いていても全損扱いになる事もあるようで、
どうも納得いきません。 今後も余程の事がない限り、壊れたら自分で修理すると思います。
コメント有難うございました。
また気が向いたらのぞいてみて下さい。