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T410のベンチマークテストの結果です。

前のページ(T410のスペックと性能の各スコア プロセッサのスコアは結構高め?)でも書きましたが、
今回使用しているT410は、少し前にベンチマークを行ったThinkpad X201とスペックが非常に似ています。

エクスペリエンス・インデックスの値が殆ど同じ・・?と不思議に思ってスペックを照らし合わせたら、
違うのはT410Core i5-520Mで、X201にはCore i5-540Mが搭載されていると言う部分だけ。

↓Thinkpad T410 と X201
T410とX201

ディスプレイのサイズなど、明らかに異なる部分はありますが、
各ベンチのスコアが殆ど変わらない事からも、性能差は純粋に動作周波数の違いだけと見ても良いでしょう

i5-520M(T410) → 2.40GHz/TB時最大2.93GHz
i5-540M(X201) → 2.53GHz/TB時最大3.06GHz
キャッシュ等は同じ

比較する面白みが・・とも思いましたが、
動作周波数の違いがどの程度性能に差を与えるのか?という見方も出来るかも?

そういうわけで、以下ベンチマーク結果です。
T410との比較に、Thinkpad X201、X200s、Edge 13”等のデータもあわせて掲載してみました。

【CrystalMark 2004R3】

T410 CrystalMark 2004R3

T410 のCrystalMark 2004R3でのベンチマークテスト結果です。

何で下3つだけ「0」?と見られた方は思うでしょうけど、
環境の問題なのか、どうしてもこれ以上進めることが出来なかったのです。

GDIやD2Dなど、単独でプログラムを起動させれば途中までは動くのですが、
不安定なので今回はこれだけと言う事で・・

ちなみに下3つは、全てグラフィックス関係のベンチマークです。
全ての項目の意味は以下の通り。

CrystalMark 2004R3 各項目の意味

そしてT410と他モデルとの比較です。

CrystalMark 2004R3 ThinkPad T410 ThinkPad X201 Thinkpad X200s ThinkPad Edge 13”
Mark 90896 107435 61402 53932
ALU 32825 34369 15797 11945
FPU 32558 34078 16866 11997
MEM 18729 19724 10961 8928
HDD 6784 6972 7879 8227
GDI 8519 4736 4655
D2D 1775 3364 1792
OGL 1998 1439 6388

X201と同じくらい・・って言ってましたが、僅かに落ちますね。
というか、クロックはT410のほうが下なので、その差でしょうか?
グラフィック関係の数値がわからないのが残念ですが・・・

ちなみにX201の隣のX200sX201sの前モデルです。


【3DMark06】

3DMark06は3D系の性能を測るベンチマークです。

T410 3DMark06

画像はちょっと小さくしすぎて見難いですが、T410のスコアは

3DMark score = 1576
SM 2.0 Score = 465
SM 3.0 Score = 644
CPU Score = 2767

こんな感じ。

快適かどうかと考えると、全く快適ではありませんが、
T410はそういう用途に使われるモデルではないので・・

スコアの比較です。

3DMark06 ThinkPad T410 ThinkPad X201 Thinkpad X200s ThinkPad Edge 13”
3DMark score 1576 1575 N/A 958
SM 2.0 Score 465 461 N/A 307
SM 3.0 Score 644 646 N/A 379
CPU Score 2767 2871 N/A 1156

どれも3Dゲームなどを出来るようなスコアではありませんが・・
※どのモデルもプロセッサやチップセット内蔵のグラフィックスを使用していたと思います。

X201T410のスコアは殆ど変わりません。


【大航海時代 Online】

T410 大航海時代 Online

大航海時代 Online ThinkPad T410 ThinkPad X201 Thinkpad X200s ThinkPad Edge 13”
平均 315 330 180 500

大航海時代 Onlineのスコアは、T410では平均で315位。
Edge 13”500とこの中では高め・・高いとはいえないかもしれませんが、Edgeって思ったよりは性能良いかも?

ちなみにここに掲載しているEdgeのデータは、1月時点に発売されたEdge 13”のもの。
現在はCore iシリーズを搭載したEdge 14”や15”がありますから、それらではもっと性能は高いのだろうと思います。


【モンスターハンターフロンティア】

T410 モンスターハンターフロンティア

モンスターハンターフロンティア ThinkPad T410 ThinkPad X201 Thinkpad X200s ThinkPad Edge 13”
平均 1093~1111 1010~1020 450~470 400

モンスターハンターフロンティアでは、T4101093~1111

なんか思ったんですが、大航海時代 OnlineではEdgeの方がスコアが高いのに、
モンスターハンターではX201T410の方がスコアが上と言う矛盾した結果になっています。

よくわかりませんが、大航海時代とモンスターハンターでは必要とされるマシンの能力が違うとか?
ちなみに計測ミスとか、表の記載ミスとかそういうのではないです

まあいいです


【BIOHAZARD】

T410 BIOHAZARD

BIOHAZARD ThinkPad T410 ThinkPad X201 Thinkpad X200s ThinkPad Edge 13”
平均fps 9.8 9.8 4.6 6.3
RANK C C C C

BIOHAZARDはどのモデルも全部Cランクですね。
ただfpsの値が少しずつ異なります。

X201T410は全く同じでした。


【デビル メイ クライ 4】

T410 デビル メイ クライ 4

デビル メイ クライ 4 ThinkPad T410 ThinkPad X201 Thinkpad X200s ThinkPad Edge 13”
平均fps 11.86~19.07 11.24~17.79 5~10 7.86~12.17
RANK D D D D

デビル メイ クライ 4も全てのモデルでDランクです。

このベンチマークはランダムに敵が出現したりするので、
その時々によって微妙に違う結果がでる事があるのですが、スコアは大体想像通りです。


【FINAL FANTASY XI】

最後にFF XI

FINAL FANTASY XI ThinkPad T410 ThinkPad X201 Thinkpad X200s ThinkPad Edge 13”
LOW 3760 3826 3456 4000
HIGH 2392 2432 2331 2114

T410LOWモードが3760HIGHモードが2392
多分、快適にゲームが出来るかどうかというところでは、ギリギリかそれより少し下の数値なのですが、
場面によってはコマ落ちする事もあったので、快適には無理でしょう。

何回もしつこいですが、ゲームするならケチらずもっとスペック上げると思います。


ここまでの各ベンチのスコアを振り返り、
やはり前に掲載したX201と同じ程度の性能だと言う事がわかりました。

まあ構成が殆ど同じなのですから、当然と言えば当然かも?

しかし低いのはあくまでグラフィックスの能力であり、プロセッサ等の性能はそこそこ良いかと思います。
メモリも今回のT4102GBなので、もう少し増やしたい所です。

T410ではオプションで外付けのグラフィックカードを選択できるので、
もう少しグラフィック能力を上げたいという方は、そちらを選択すると良いかと思います。


ここまで書いておいて何ですが、私的にはT410よりも、
同じT410シリーズで「s」の付いたT410sが魅力的です。

軽量(14型でありながら最小で約1.79Kg)だという理由もありますが、
メモリ4GB(1スロット)8GBのオプションなどもあり、
携帯される方、はじめからメモリを沢山積みたいという方にはこちらのほうが向いているかもしれません。

ただ、HDDのオプション等が少なめなのと、今の所Core i7を選ぶ事はできませんので、
どちらのほうが良いかは好みにもよると思います。
携帯する事を考えない方、価格重視の方はT410です。

まあこれは私の意見ですので、参考までに・・・