更新日: 2018/05/07
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ThinkPad Edge E430は、レノボが販売するEdgeシリーズの14型ノートPC。

昨年に発売されたものなので今さらという感じもしますが、とりあえず次モデルが登場する前に、製品の特徴を簡単にまとめておきたいと思います。

掲載モデルのカラーは、ThinkPadらしいミッドナイトブラックですが、Edgeには他にもヒートウェーブ・レッドや、アークティック・ブルー、アルミ・ブラックといったカラーバリエーションが提供されるなど、Edgeは他のThinkPadとは少し毛色の異なる製品です。

2013年4月2日追記:E430シリーズに、E430cという新モデルが追加されました。E430はハイパフォーマンス、E430cはエントリーという位置づけです。新モデルの追加に伴い、Core i7搭載のモデルはE430、CeleronやCore i3~i5のモデルはE430cとして細分化されています。Core i7以外のE430をお求めの方は、当ページと併せてE430cの製品記事をご覧ください。



コンシューマー向けに近いThinkPadという事で、定番のThinkPadとはデザインも若干異なりますし、
その他にもHDDのインジケーターランプが省かれていたり、構成においても他シリーズにあるようなセキュリティチップの搭載や、
vProモデル等が用意されない等、他のThinkPadと比べると細かな違いが沢山あります。

その代わり価格はかなり安く抑えられており、人気は高いです。
(2013年3月28日現在、最小構成のモデルは¥39,900~)

ビジネスでメイン機としてバリバリ使うというのならばともかく、
普通に使う分にはセキュリティチップやvPro対応のマシンなんて必要ないという方も多いでしょうし、
もちろんビジネス用途にも使えるくらい操作性も性能も良いです。

Edgeシリーズは、個人的にかなりお得感のある製品ではないかと思っています。


特徴と、気になる点を簡単にあげておきます。

・安価
・4種のカラーをラインアップ
・液晶はHDのみ、光沢はありなしを選択可。
・外部グラフィックス搭載モデルもあり
・メンテナンス性が良い
・インジケーターランプがない
・私が見た限りでは、液晶はあまり綺麗ではない(価格的には普通です)

画質はともかく、ディスプレイがHD(1366×768)の解像度のみである部分が残念なところ。
そこを気にされない方にはおすすめできるモデルです。

【構成の一例】

ThinkPad Edge E430:スペシャルパッケージ

Windows 7 Home Premium (64bit)
Core i7-3632QM
8GB (4GB×2)
14.0型ワイドHD、光沢なし
GeForce 610M(1GB)
750GB HDD(5400rpm)
DVDスーパーマルチ
IEEE802.11b/g/n+Bluetooth4.0
駆動時間:公称値は不明(実測は約3.8時間、ただし測定に使用した実機の構成は記載のものと異なります)

¥78,750 (税込)~
価格・構成内容は2013年3月28日時点


上記の構成は上位モデルの内容です。
もちろんカスタマイズが可能。mSATA SSDなどを載せる事もできます。

最小構成のエントリーパッケージにおいてはCeleron 1000M、2GBメモリ、内蔵GPU、320GB HDDという内容で¥39,900~
(非常に安価ですが、メモリが2GBであるなど心許ない部分もあるので、若干カスタマイズしたい所)

記載の価格はクーポンを利用しない場合の価格ですので、クーポンを利用すればさらに安くなります。



E430ロゴ

筐体左側面

筐体右側面

筐体の前面右側にはメディアカードスロット

E430は他のThinkPadのように液晶を180度まで開く事ができません

キーボード。配列など他のThinkPadと同じ。使いやすいです。

Edgeのファンクションキーは、デフォルトでメディア機能が動作するよう設定されています。
本来のファンクションキーの機能をデフォルトで動作させるには、BIOSから設定変更を行います。



底面のパネルを開くとパーツが見えます。

底面から大抵のパーツに触れる事ができるので、換装等を簡単に行えます。



エクスペリエンス・インデックスのスコア

上記スコアを測定したモデルの構成はCore i7-3612QM、8GBメモリ、HDグラフィックス4000、500GB HDD(7200rpm)、16GB mSATA SSD。
スコアには出ませんが、キャッシュ用のSSDを載せているのでHDD単体での運用時よりも高速です。



この製品はmSATA SSDをキャッシュとして利用するために、ExpressCacheというソフトウェアを使用しています。
以下、ExpressCache未インストール時(キャッシュなし)と使用時(キャッシュ有)のCrystalDiskMarkのスコアです。


キャッシュなし

キャッシュ有

ここまで数値が変化すると面白いです。
もちろん、この数値のような速度が出るわけではありませんが、キャッシュされてるという証拠です。

ExpressCacheによってキャッシュされているかどうかは、コマンドプロンプトからも確認できますので、
興味をお持ちの方はこちら(mSATA SSDをキャッシュとして有効にする ExpressCacheについて)の記事に目を通してみてください。



以上です。

より細かくThinkPad Edge E430の特徴や性能などを知りたい方は、公式サイトの製品ページか、
または当サイトに掲載のE430のレビュー記事をご覧ください。

【掲載製品の情報】
ThinkPad Edge E430 の製品詳細