パソコン工房が販売するユニットコムのゲーミングノート、「Lev-15FR079-i7-RS」のレビューです。

「Lev-15FR079-i7-RS」は、第6世代のCore i7や GTX960M(2GB)を搭載する15.6型フルHDのゲーミングノート。

「LEVEL∞ (レベルインフィニティ)」でラインアップされているノートモデル「N-Class」の一製品で、ゲームをプレイできる高いパワーを持ちながらも、比較的リーズナブルな価格を実現しています。

コスパの高いゲームPCをお探しの方におすすめであることはもちろんですが、ボディの質感や、レベルインフィニティならではのクールなデザインなど外観もなかなか美しく、コスパだけではなくゲームブランドらしい見た目に拘る方にもおすすめです。

ソフトの内容も超シンプルであり、そういったPCを好まれる方には扱いやすいPCだと言えるでしょう。
今回は、そんな「Lev-15FR079-i7-RS」の外観や特徴、使用感、性能面について詳しくご紹介いたします。

Lev-15FR079-i7-RS 製品ページ

【LEVEL∞ (レベルインフィニティ)「Lev-15FR079-i7-RS」 レビュー記事目次】

・Lev-15FR079-i7-RS 筺体外観や操作性をチェック
外観・インターフェースキーボード周りの操作性液晶の見やすさ

・構成内容と特徴 ベンチマークテストの結果
構成と特徴ベンチマークテストの結果消費電力・温度再起動時間バッテリ駆動時間

・製品のまとめ
LEVEL∞ (レベルインフィニティ) GTX960M搭載ゲーミングノート まとめ

※掲載製品は メーカー様よりお貸出しいただいたものとなります。


Lev-15FR079-i7-RS 外観・インターフェース

まず、筺体外観やインターフェースの内容をチェックします。

筐体サイズは幅385mm、奥行き268mm、高さ28.5mmで、重量は約2.59kg。
重量は最近の15.6型ゲーミングノートとしては普通な感じですが、ゲーム向けの製品にしてはやや薄いです。

見た目にスリムな印象を受けます。





天板は一面ブラックカラー。
マットかつスムースな質感の素材を用いたデザインで、やや端寄りの位置にLEVEL∞のロゴを配置しています。

非常にシンプルではあるのですが、質素というよりはクールという言葉が似合うきれいな外観です。



背面側から見た筐体全体図。



角度を変えて見ると、ディスプレイがかなり薄い事がわかります。



正面側から見た図。

ディスプレイには、15.6型フルHDの非光沢パネルを搭載しています。
液晶は綺麗と言う程のものではありませんが、非光沢タイプで見やすく目が疲れにくいです。



液晶上のベゼルには200万画素のWebカメラを内蔵しています。



液晶左上にはiiyamaのロゴ。



液晶下部にはレベルインフィニティのロゴ。
人によって好みは様々だと思いますが、個人的にこのロゴのデザインや配色は好みです。



液晶の最大開閉角度は約135度。
ノートの液晶としては標準的な可動域であり、角度調整はしやすいです。





筐体側面のインターフェースの内容を確認します。

左側面。
こちら側にはセキュリティスロット、USB3.0×2基、S/PDIFやマイク入力、ヘッドフォン出力などのオーディオポート、DVDドライブが並びます。



右側面の様子。
SIMスロット、メディアカードスロット、USB3.0、VGA、LANが搭載されています。

なお、SIMスロットの搭載は製品の仕様には記載がなく、多分使えません。(未検証)



正面側。
左側の方にインジケーターランプが並んでいます。



背面。
排気口に挟まれた位置に、USB3.0、HDMI、miniDisplayPort、電源コネクターが並びます。


3系統の映像出力に、計4基ものUSB3.0端子の搭載、オーディオ端子も3基備えられるなど、15.6型ノートとしてはかなり充実した内容の端子群です。

ケーブルが差しっぱなしになる事が多い端子が背面に配置されているのも、使い勝手が良いです。




底面全体。
写真は上が筐体背面で、下が正面側となります。

手前左側に見える四角い部分はバッテリスロットです。
内部へアクセスするには、底面カバー全体を取り外す必要がありそうです。




搭載バッテリの仕様は11.1V、62Wh。



PC本体と、付属の電源アダプターやケーブルです。




電源アダプターの仕様は19.5V、6.15Aで120W、プラグの形状はミッキータイプとなります。

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キーボード周りの外観と操作性

Lev-15FR079-i7-RSに搭載されている、キーボードやその周辺の外観・操作性をチェックします。





アイソレーションタイプのキーボードです。
右側には4列のテンキーを搭載、WASDキーには赤色矢印がプリントされるなど、ゲーミングモデルならではの仕様です。

なお、お気づきの方もおられるかと思いますが、このキーボードは マウスのG-Tuneでラインアップされている一部の製品と同じキーボードです。

マウスとユニットコムは同グループのメーカーであるため、同じベアボーンをベースに使用したモデルがいくつか存在しており、キーボードが同じ・・とか、デザインが少し似ている・・などという製品を結構よく見かけます。

キーボードの使い勝手に関しては、テンキーとEnterキーの間にスペースがなく詰まった配置である所を除けば、打鍵時の撓みなどもなく普通に使いやすいという印象です。



WASDキーに赤色の矢印をプリント。
ゲームプレイ時、キャラクターの操作等が行いやすいです。



キートップの形状は、僅かではありますがやや中央が窪んでいるように見えます。



白色のバックライトを内蔵しています。
ライトは強弱の切り替えが可能です。



キーボードの上部中央付近に電源ボタン、上部左右にはキーボードが1基ずつ内蔵されています。



タッチパッドはボタン独立型。

とても使いやすいタッチパッドです。
ボタンも柔らかく、また押しやすいタッチ感でストレスなく操作が行えます。

このサイズのノートでは、マウスを利用される方も多いのではと思われますが、タッチパッドで操作をするような場合でも、比較的快適に操作が行えそうです。

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液晶の見やすさ

Lev-15FR079-i7-RSに搭載されている液晶をチェックします。
以下は掲載モデルに搭載されているパネルの内容であり、必ずしも販売製品に同じパネルが搭載されるとは限らないためご注意ください。




15.6型フルHD(1920×1080)の非光沢パネルを搭載しています。
初期時の画面のスケーリングは125%に設定されていました。

アイコンや文字はやや大きめの表示であり、小さい文字が苦手な方には使いやすい設定だと思います。個人的には15.6型でフルHDの解像度なら、100%設定の方が使いやすいです。





画面の視野角は狭いです。
斜めから見ると、画面の色味が真っ白に変化してしまいます。

とはいえ、PCを一人で利用する場合には画面を真正面から閲覧される方が殆どだと思います。画面を真正面から見た場合の表示には問題ありませんので、使い辛さを感じるような事はないでしょう。

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LEVEL∞ (レベルインフィニティ)「Lev-15FR079-i7-RS」  構成と特徴

以下、掲載している「Lev-15FR079-i7-RS」の主な構成内容とその特徴です。

【CPU-Z】






【Lev-15FR079-i7-RS の主な構成】

OS   Windows 10 Home 64bit
プロセッサ   Core i7-6700HQ (2.6GHz/TB時最大3.5GHz)
チップセット   HM170 Express チップセット
グラフィックス   GeForce GTX 960M(2GB)/ インテル HD グラフィックス 530
ディスプレイ   15.6型 フルHD(1920×1080)、非光沢
メモリ   8GB(4GB×2/DDR3L-1600)
ストレージ   1TB HDD
光学ドライブ   DVDスーパーマルチドライブ
無線機能   IEEE802.11 ac/a/b/g/n 2×2 + Bluetooth 4.0 LE
電源アダプター   120W
サイズ   385×268×28.5(幅×奥行き×高さ/mm)
重量   約2.59kg
保証   1年間保証

※記事に記載の仕様や解説等は、記事を作成した2016年02月15日時点の情報に基づくものです。

Windows 10、15.6型フルHDの非光沢液晶、Core i7-6700HQ、GeForce GTX 960M(2GB)、メモリ8GB、1TB HDD、DVDスーパーマルチドライブを搭載するという構成内容のモデルです。

CPU・GPU共に性能高くストレージの容量も十分と、ゲームプレイには向いていると思われる内容となっています。ストレージをSSDに変更すれば、かなり快適な使用感のノートとなるでしょう。液晶やCPU、GPU以外のパーツは比較的柔軟なカスタマイズが可能です。

なお、この「Lev-15FR079-i7-RS」の構成は既に完売となっており購入できません。

しかし、本シリーズには似たような構成のモデルが多数ラインアップされており、ざっと見たところでは「Lev-15FR079-i7-RE」というモデルが同じ筐体、同構成を選択できる内容となっているようですので、当記事ではそちらの製品ページへのリンクをご紹介しております。

GTX960M搭載モデルの中には、画面サイズ違いやCPU違いのモデルも存在しますので、15.6型のサイズやCPUの種類に拘らないのなら、他の製品もチェックしてみると良いでしょう。



搭載されているストレージの内容を確認します。


搭載されているHDD


ディスクの内訳

起動ドライブにはHGST製の「HTS541010A9E680という1TB HDD(5400rpm)が搭載されていました。

可も不可もなくという性能のHDDです。
容量が多い点は、ゲームのインストールや写真・動画ファイルなどを保存したい場合に便利だと思います。

正直、HDDなりの速度で高速ではありませんので、速度重視の方はSSDへのカスタマイズがおすすめです。

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ベンチマークテストの結果

以下、掲載している Lev-15FR079-i7-RSで行ったベンチマークテストの結果です。

グラフィックスの設定を外部GPUに固定(NVIDIAコントロールパネルにある「3D設定の管理」より)した上で、各ベンチマークテスを実行しています。


【CrystalDiskMark】


Ver.5を使用



【3DMark】


各テストの結果


Fire Strikeの詳細



【ファンタシースターオンライン2 ver. 2.0】


左:1280×720 / 右:1920×1080



【BIOHAZARD 6】


1280×720 / 1980×1080



【FINAL FANTASY XIV 蒼天のイシュガルド】



上から1280×720、1980×1080 / DirectX 11、高品質(ノートPC)で実行



【ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族】


1280×720、1980×1080 / 最高品質、Windowsモードで実行



【CINEBENCH】


GTX960を搭載しており、フルHDの解像度なら数多くのゲームを高い画質設定でプレイする事ができる性能です。

非常に負荷の高いゲームに関しては、画質設定を若干調整する必要が出てきそうですが、常に最高画質で快適にプレイしたいなどという拘りがないのなら、本製品の構成はゲームPCとしては十分な内容だと言えます。

ストレージがHDDであるため、マシンの使用感に拘る方はSSDへのカスタマイズをお勧めします。

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消費電力・温度

Lev-15FR079-i7-RS の消費電力を測定。
以下はアイドル時、およびベンチマーク(BIOHAZARD 6)実行時の消費電力測定値です。

液晶の輝度は50%程度に、グラフィックスの設定は「自動選択(NVIDIAコントロールパネル>3D設定の管理より)」に設定しています。



アイドル時 ・・・ 12W
ベンチマーク実行時 ・・・ 95W

※実際の値は若干上下する為、平均と思われる値を掲載しています

アイドル時の消費電力は低いです。
ベンチマーク実行時はやや消費電力値が高くなりますが、ゲームノートとしてはそれ程でもないでしょう。




次に、Lev-15FR079-i7-RS の筐体内パーツの温度について。
以下は、アイドル時とベンチマーク実行時(BIOHAZARD 6を20分以上実行)の温度測定値です。

CPUはそれ程でもありませんが、グラフィックスの温度がやや高くなるようです。
と言っても、標準的な範囲内の温度だと思います。




さらに、高負荷時のキーボード表面の温度を測定してみました。

キーボード中央付近がやや熱くなります。
キーボード左側ならばともかく(ゲームプレイ時は触れている事が多い)、中央付近は手を置きっぱなしにするような場所ではありませんので、温かいとは感じるもののそれ程気にはなりませんでした。

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再起動(起動&シャットダウン)にかかる時間

PassMark Rebooterを利用し、Lev-15FR079-i7-RS の再起動にかかる時間を測定。
以下は9回の再起動時間と、その平均値です。

1回目 1:59
2回目 1:40
3回目 1:43
4回目 1:58
5回目 1:35
6回目 1:48
7回目 1:43
8回目 1:37
9回目 1:42

再起動(起動&シャットダウン)の平均時間 ・・・ 1分45秒

Lev-15FR079-i7-RS の再起動にかかる時間は約1分45秒。
遅いという程ではありませんが、やや時間がかかるようです。

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バッテリ駆動時間

Lev-15FR079-i7-RS のバッテリ駆動時間を測定。

ソフトウェアにはbbenchを使用、ソフトの設定はストロークの実行が10秒毎、無線LANによるネットへのアクセス(ブラウザで新規ページを開く)が60秒毎に実行されるという内容です。

画面の輝度は50%に、グラフィックスの設定は「自動選択」に設定しています。




バッテリの電力が100%から5%に減少するまでの時間は20074秒。
約5.6(5.57611111…)時間ものバッテリ駆動が可能という結果です。

バッテリ駆動時間は長くはありませんが、電源のない場所でも軽く作業ができるくらいは持つようです。

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LEVEL∞ (レベルインフィニティ) GTX960M搭載ゲーミングノート  まとめ

GTX960Mを搭載するレベルインフィニティのノート「Lev-15FR079-i7-RS」のレビューは以上となります。
最後にまとめると・・

・15.6型フルHDの非光沢液晶を搭載
・第6世代Coreプロセッサや GTX960M(2GB)を搭載しており、ゲームが快適にプレイできる
・端子の種類や数が充実している
・筐体はややコンパクト、かつスタイリッシュなデザインを採用
・比較的低価格

グラフィックスにGTX960M(2GB)を搭載する、15.6型フルHDのゲーミングノートです。

GTX960Mに加え、CPUには第6世代のCore i7を搭載しており、ゲームのプレイはもちろん、写真や動画編集などのやや負荷がかかる作業も快適に行う事ができます。

多くのゲームを高画質で快適にプレイできるパワーを持ちながらも、ゲーミングノートとしては価格面で有利なコスパの高い構成であり、程々の価格帯でパワーのあるゲーミングノートをお探しの方には魅力のモデルです。

同じような構成、価格の製品は他にもありますが、本製品は各ケーブルの整理がしやすいインターフェースの配置であり、かつ充実しているという点で様々な環境で使いやすく、操作性を重視するような方に特におすすめ。

レベルインフィニティならではのクールかつ洗練されたデザインは、見た目に拘るユーザーにも受け入れられやすいでしょう。